鉄道コレクション第24弾。
前回のJR西日本編に続いて、今回は残りの交流電車(717系・713系)とミニエコーを一気に紹介。
ただ、この3形式は実車に対する知識に乏しいため、突っ込みは控えめで、写真でザッと流しつつ鉄コレで見た印象を添える感じになります。
123系 ミニエコー
近郊型フェイスが並ぶ第24弾の中、異彩を放つ荷物車出身の単行車。
「ミニエコー」号ことクモハ123-1。
長野県の中央部を走る中央本線の支線(辰野支線)で活躍していた1両編成の電車。
大胆な赤&白のカラーリングと、ズラっと並ぶ小さい窓が印象に残ります。
ミニエコーのヘッドマークは印刷済み。行き先表示は「辰野-塩尻」。
辰野支線は未踏の地域なので、機会があればいつか訪れてみたいです。
寄ってみてもやはり目に刺さる塗装はJR黎明期の。アバンギャルドってこういうことなのかもしれません。
パンタ2基にクーラー機器類が3台並ぶ屋根上は、とても賑やか。
あまり馴染みの無い電車だったんですが、まじまじ眺めていると面白い要素が詰まってて気になり始めました。
内装はシャーシ上の座席パーツに加えて、運転台仕切りの別パーツがボディに付いています。第20弾の時もそうでしたが、ちょっぴりゼイタク!
後付けパーツも他の車種よりたくさん付いて来ますが、使うのは信号炎管と列車無線アンテナだけのようです。
東北本線 717系
仙台地区などで活躍した717系電車。
2両編成が主流な第24弾で、唯一の3両編成。
このおかげで先のミニエコーが帳尻合わせとして駆り出されたんでしょう。
ホワイトに近いベージュに緑のラインが国鉄感満載、実車に出会ったことは無いのに懐かしい雰囲気がたまりません。
側面から顔にかかる緑ラインのつながりに少し不安を感じるけど、見なかったことにしよう。
顔ならび+中間車。
表示幕は「普通」。ライト類は透明パーツ。
そのままひっくり返して妻面ビュー。
窓はすべて透明パーツが入ってます。中間車のパンタ側は平屋根。
屋根上から。
実車は廃車になった急行型電車から機器を流用したそうで、屋根上にも急行の香りが強く残ります。そして交流電車はパンタグラフ周りの機器がにぎやかで楽しい。
長崎本線 713系900番代
先の717系と同じくベージュ&グリーンラインですが、ベージュはやや濃く、グリーンラインの顔周りの処理が異なります。
側面方向幕が先頭近い位置にあるのが新鮮。
ところで方向幕の「早岐」のローマ字表記が「haiki」とすべて小文字になっているのが少し気になりました。当時の九州地区はオール小文字だったのかしら。
113系に見慣れていると、ライトすぐ横に警笛がない顔にちょっぴり違和感を覚えますが、これはこれでスッキリしてて良いかも。
そのままひっくり返して妻面ビュー。
妻面ギリギリまで主張するパンタ周りのパーツに萌えます。貫通扉の窓はガラス入り。
717系と713系
717系と713系の屋根を眺めて「おっ」と感心させられたのが、
初期パンタグラフがシングルホーン!
鉄コレのダミーパンタグラフで、ホーン(てっぺんから両端に向かって伸びてるツノ)が一本だけなのは初めてお目にかかりました。たいてい2本ツノですもんね。
これが鉄コレ初? それとも今まで気付かなかっただけで、他にも採用された車両はあったのかしら。
ついでにカラーリングの似ている717系と713系の色味の違い。
緑ラインはほぼ同じ色ですが、ベージュは713系のほうが濃いです。
九州だけに日焼けしてる、と覚えれば鉄コレ713系と717系がゴッチャになっててもすぐ見分けられるかも。いや、クーラーの形で覚えたほうが速いか。
https://blog.hirara.net/tc24-sanpachi-get/
https://blog.hirara.net/tc-setsuyaku/
コメント
ミニエコーのラインナップは、想定外でしたが、いつかは引退時仕様が出ると感じていたので20弾から数年で出たのは早かった印象です。まあ、今回のラインナップは、ネタ切れの印象を受けましたが。
通常弾のパンタで、折りたたみ可能仕様が出てきたのは、驚きでした。
ミニエコーいいですね!
金型流用でJR東海色の123も出てほしいです!
鉄これは年々高くなっています。その一方、仕上がり特に塗装が気になります。
いくらモデル対象は珍しい車両であっても、いざ鉄これ化されると塗装の塗りわけが少し雑なヵ所が目立ちます。
雰囲気だけ味わえたらそれでいいのでしょうが、値上がりしているのだから
少しぐらい綺麗に仕上げて頂きたいです。
こんばんは。25弾が発表されましたね。クハ阪和線、広電鉄道線、近鉄となっていますが、キャッチコピーの東西古い電車?を考えると残り2編成が何になるか気になります。南武線の私鉄型あたりと予想します。因みに電撃ホビーサイトさんに記事出ております。
▼まとめレス失礼をば
ミニエコーは馴染みが薄かったのですが、
手にしてみると可愛らしくて良い感じですね。
鉄コレの価格高騰と品質が比例しない問題は悩ましいですね(^_^;
以前の値段なら手を出していた車種でも、
最近は諦めることが増えてきています。
第25弾情報ありがとうございます。
早速、別記事をアップしました。