予算0円!鉄コレの連結間隔を短縮する一番お手軽な方法

初期状態
鉄道コレクションを買ってきたは良いけど、つなげてみるとやけに連結間隔が広い!

ってことは良くありますよね。

ネットを見てみると多くの方がTNカプラーやKATOカプラー等に交換されている事例をよく目にするので、鉄コレ買った人はみんなTN買ってるのか!ってな錯覚に陥りそうになりますが、デフォルトのまま派(アーノルドカプラーのまま派)の方ってどれくらいいらっしゃるんでしょう?

車両自体が高騰、さらに走行化パーツ(TT-04R等)も高騰なこのご時世。

なので、できる限り予算を抑えたい私は何を隠そう素のアーノルドカプラー派です。

多少の見栄えは妥協!でも、連結間隔が広いのはカッコ悪いなぁ…。

ってことで、アーノルドカプラーの連結面を抑えるべく私が普段実践している方法をご紹介。けっこう有名な方法なのでご存じの方も多いと思いますが、最近鉄コレデビューされた方の参考になれば幸いです。

あ、予算ゼロ円と書きましたが、ニッパーだけは準備してください。

まずカプラーを引っこ抜く

まず車両から台車を引っこ抜きます。
カプラーを引っこ抜く
次に台車からカプラー(連結器)を引っこ抜きます。

写真のように指で力を入れてギュッとつまむと、”引っ掛かり”の部分がすぼまるのでスッと抜けます。

戻すときも同じ要領でやるとやりやすいです。

カプラーをちょん切る

赤い線のところで切る
カプラーは引っ掛かりの部分が二段階になっているので、一段目のところ(赤線)で切り落とします。

※実際に切ると後戻りできないので、まずは不要な車両や廃棄パーツ等でお試ししてみることをオススメします。

ニッパーでパチン!
ニッパーでちょん切ります。

※切り取った箇所はけっこう飛ぶことがあるので、絶対に人に向けてやらないように。また、ご自身の目に入らないようにくれぐれもご注意ください。ゴミ箱に向けつつ目をつぶりながらやると良いです。施工は自己責任で。

切り取った後
切り取った後のカプラーです。

台車に戻します。

引っこ抜いた時と同じ要領で、ギュッとつまんで先っぽをすぼませながら入れます。ただ、最初より短くなったので若干苦労させられますが、そこは気合いで。

短縮効果は最大5ミリ

では、どれくらい縮まったか見てみましょう。
初期状態
こちらが初期状態。連結面、広いです。

片側のみ短縮
片側のみ短縮しました。

約2.5ミリの短縮効果。これだけでも随分印象が良くなりました。
この車両(18m級の鉄コレ南海21000系)の場合、R140のミニカーブもこの状態で曲がれます。

両側とも短縮
両側とも短縮しました。

約5.0ミリの短縮効果。もう文句ナシの短縮っぷり。
ただ、この車両の場合、ここまで短くするとR140のミニカーブの走行ではやや難ありでした(後述)。

メリット・デメリット

この方法のメリットは言わずもがな、ニッパーさえあれば予算ゼロ円でできてしまうこと。しかも切る作業がすごく単純なので、とくに高等な技術ナシで短縮できること。

デメリットもご紹介。
車両ごとの出っ張り等の干渉に注意
今回の例で扱った鉄コレ南海21000系の場合、両側とも短縮してしまうと、連結面に取り付けられたボックスが干渉してしまい、脱線するケースが見られました。

これは特殊な事例ではありますが、片側のみ短縮か両側とも短縮するかは、車両ごとの構造と、どれくらい小さい半径まで曲がらせたいかとも良く相談して(試行錯誤しつつ)決めてみてください。

短縮前と短縮後のカプラーを触って比べると分かりますが、短縮後はクッション効果がほぼ無くなるので、個人的には少しでもゆとりをもたせるため片側のみ施工することが多いです。なんだかんだで両側短縮した車両でもちゃんと走ったりもしますけどね。

あとは実際動力化して走らせた場合、直線とカーブの狭間でときおりガクッとする? ような気配を見せることがあります。

が、短縮前のまま走らせてもガクッとする気配を見せることがあるので、鉄コレデフォルトカプラー自体の甘い特性でもあるんだと思います。

走行化させるとなると少しだけ考えることはありますが、非走行のディスプレイ派なら両側短縮ウェルカム!じゃないでしょうか。

では、良い連結面短縮ライフを!

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コメント

  1. くり金時 より:

    いやぁ「目からウロコ」だわ。私も早速、試してみました。(試した車両は、阪急5100と、阪神5001、大阪市交50系。)結果から言えば、手間の割に効果抜群。運転第一に考えると、取扱いがラク。もちろん、ディテール重視の方には不満もあるでしょうが、安上がりで良い方法だと思います。(特に大阪市交50系は、TMカプラーを取り付けるのに一苦労するような構造なので。)私としては、編成モノの中間、もしくはユニット同士の連結に使用すればよろしいかと。まぁ、鉄コレ用カプラーだけは、安くて良い代替品がないのが悩みの種だけに、うれしい限りです。後、邪道と言えば邪道、「爪切り」をニッパー代わりに使うのも手ではあります…。(これ、昔からあったようです。おススメはできませんが。)ついでに言えば、アーノルドカプラーの「トゲ」の部分も切ってしまいました…。あれ、何か意味があるのだろうか。下手に触ると痛いし…。

    • ひらら より:

      ▼くり金時さん
      おお、お役に立てて何よりです。
      走らせてしまうとカプラーの細部はほぼ意識から外れるので(少なくとも私の場合)
      連結間隔さえ縮まれば、パッと見たときの格好は付きますもんね。

      爪切り!
      ニッパーを持ってなかった子供の頃は良く使っていましたが、
      今はすっかり忘れていたので、ちょっと懐かしくなりました(笑)

      アーノルドカプラーのトゲ、わかります。あれ痛いですよね。

      部材の補強か、それともカプラーがちょっと上下にズレた時に
      すぐに外れないように付いてるのかな-、なんてやんわり思っていますが、
      実際触ってみるとそこまで重要じゃないような感じなので謎ですね。

  2. サマンサ より:

    こんにちは
    たまたま購入した鉄コレ205系鶴見線の連結面短縮をしたくて、ネットでいい方法がないかを検索していたらこちらのブログがヒットしたので早速試して見ました
    結果見事に満足できる連結面になり、しかもR150のS字をクリアできたのでたいへん満足です
    ありがとうございました

    >カプラーのとげ
    昔の9mmゲージ鉄道模型では、自動切り離しを行なう際にレール面からあのトゲに向かって板ばねを当てて、カプラを持ち上げていました。それは規格として今も残っているため、現状ほぼトマソン状態ではありますが必ずくっついております

    • ひらら より:

      ▼サマンサさん
      連結面短縮、お役に立てて何よりです。

      アーノルドカプラーのトゲはやはり自動切り離しで使われていたんですね。
      今やそういうレールもほぼ見ないし、カプラー自体が多様化の時代なので、
      痛ければ切ってしまっても問題なさそうですね。

  3. KK より:

    鉄コレの動力化をする際に車間を狭くしようと思い、このブログを拝見させて頂きました。この方法を採用させていただいた場合、8両編成などの長編成でもウエイトを載せれば問題なく走るのでしょうか?また、逆にウエイトを載せなくせても走りますでしょうか?今更感はありますが、宜しくお願い致します。

    • ひらら より:

      ▼KKさん
      たとえば鉄コレ阪急5100系(8両編成、カプラー片側短縮、M車以外全車ウェイト搭載)を
      レンタルレイアウトである程度走らせても、脱線等なく走ってくれました。

      ウェイトを載せず…は、長編成では走らせたことがないので分かりませんが、
      ムチャな速度を出さなければ、行けそうな気はします。

      いずれにしても自己改造の範囲になってしまうので、
      車種や改造方法によっては、うまく行かない可能性があることもご了承ください。

      もし、まだお読みでなければ、
      ↓のウエイト化を安価に施す方法もご参考にいただければ幸いです。
      http://blog.hirara.net/tc-weight/

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