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まさにシンプル イズ ベストな板タブOne by Wacomをゲット!Cintiq16とも同時使用OK

One by Wacomパッケージ
先日、液タブCintiq 16 FHDを導入したばかりですが、ほどなく板タブOne by Wacomを購入しました。

液タブがあるのに板タブも?

と突っ込まれそうですが、主な理由は

  • デザインが気に入った
  • 液タブ不調時のピンチヒッターとして
  • 古い板タブintuos3のリプレースに
  • なにより安かった

購入時の相場が5,500円くらい。
それでも安いのに、セールとポイントの合わせ技で3,000円ほどで買えるなら…ってことでポチりました。

液タブ用のペン1本買うより遙かに安いですからね!

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コンパクトにして広い描画面

デザインが気に入ったというのは、まずはムダのないシンプル設計にヒトメボレ。
One by Wacomオモテ
見るからに「板!」なスッキリ面。

ボタンの類いが一切無いのが気に入りました。

従来のintuosシリーズにはボタンがたくさん付いてますが、手で触れて誤爆することが多くて、全部切ってたんですよ。

使わないのに、もしもボタンの隙間に飲み物をこぼしたら壊れるんじゃないか…という不安だけがあるので、無くても良いとずっと思ってました。

そして、描画面が広い!
One by Wacom描画面をintuos3(PTZ630)と比較
左が intuos3(PTZ-630)
右が One by Wacom(CTL-672/K0-C)

同じミディアムサイズ(A5)の板タブですが、One by Wacomのムダのなさ!

生まれた年が約15年違うので、技術の進歩の結果なんでしょうけど、「板の大きさ≒描ける範囲」は素晴らしいです。

写真のintuos3に黄色いテープをいくつか貼っているのは、ガワの透明パーツと本体の合いが悪くて、手を置くとギシギシ鳴るのを防ぐためでした。

さらに、One by Wacomは裏返すと…One by Wacomウラ
赤!

このイモリっぽいデザインもわりと好み。

実際使ってるときは黒い面しか見えないけど隠れたオシャレ。

赤い面の真ん中には名前を書く欄もありますが、子供向けも意識してのことかな?

ワコムの液タブと一緒に使える

いざという時のために古い板タブintuos3は所持していました。

が、中華液タブHuion Kamvas Pro13を使っていた頃は、ドライバが干渉するのでワコムの板タブ(当時intuos3)を同時に使うことが出来ませんでした。

一方、One by Wacomは、現在使用の液タブCintiq16と同じドライバで動く上、同時に使うことができる!
One by WacomはCintiqと同居できる!
ワコムタブレットのプロパティにも仲良く並んでます。

同時に使うなんて、そう多くないと思いますが、板タブが使いたくなるケースとしては、

  • 液タブが突然の不調に見舞われたとき
  • 液タブの使いすぎで目が疲れたとき
  • 色はメインの液晶モニタのほうが信頼できるので、色塗りメインの時に
  • 机のスペースを広く使いたくて液タブを外しているとき、急遽サっと描く必要に迫られた

主にピンチヒッターとしての役割ですね。

液タブと板タブを交互に使う時、いちいちドライバを削除~再インストールなんてやってられませんから、同じドライバで動くのは本当にありがたいです。

イマイチなところ

製品自体は理想的なカタチだと思っているので、使い勝手そのものに大きな不満点は無いです。

One by Wacomは プロ向きのintuos系列と違ってエントリーモデルなので、ペンの傾き検知が非対応筆圧2048段階と差別化されています。

ですが、自分の用途で傾き検知に恩恵を感じたことがあまり無いのでそこは許容範囲。

筆圧もintuos3が1024段階だったので倍!(Cintiq16のプロペン2は8192段階ですが、鈍感な私にはあまり差が…)

以下、細かい不満点を3つほど。

シンプルすぎる説明書

イマイチな点その1、説明書。One by Wacom説明書
カンタンな図示のみの紙切れが入ってるだけという簡素っぷり。ある程度慣れ親しんだ人なら分かりますが、初めて触れる人には不親切じゃないかなぁ、と感じました。

Cintiq 16 FHDも似たようなシンプル説明書でしたが、より接続ハードルの高い液タブであの説明書は大丈夫だろうか…と心配になりました。

ペンは専用品のみ

ペンが専用品しか使えないのも欠点ですね。

intuos1,3の付属ペンやCintiqのプロペン1,2からfeel系のペンまで試しましたがどれもアウト。ある程度認識してくれたら、壊れた時も安心なんですけども。

動くのは 品番 LP-190-0K のペンのみです。(過去intuos drawシリーズ等でも採用されたペン)

表面は摩擦あり

最近のワコム製品の傾向ですが、描画面はザラザラでペンとの摩擦がわりと大きいです。

長時間描いていないのでハッキリ断定できませんが、この調子だと芯の消耗ペースも速いような気がします。

サラサラ面の液晶保護フィルムを貼ることで回避しました。

総評

とても気に入っています。

必要十分な機能を保ちつつもシンプル・イズ・ベストな板タブ。

ワコム製液タブとの共存も出来るし、サブ機として使うので場所を取り過ぎないのも助かります。

おまけ

One by Wacomの箱はCintiq 16の箱に収納できます。
One by Wacomをcintiq16の空き箱にしまう
Cintiq 16の箱の内ブタ? 内のウレタンが邪魔ですが、ウレタンを抜いて内ブタをペチャンコに。ウレタンをOne by Wacomの両脇に配置すればOK。

…かなりニッチな需要だと思いますが、箱を捨てられない御仁は是非。

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