ホビーセンターKATOの0系新幹線アップデートパーツセット(品番28-245)
2021年4月発売で、ほぼその頃に入手していたのに新品未開封のままズルズル死蔵。
ようやっと重い腰を上げて装着してみましたが……良いですね、コレ!
KATOの20年くらい前の0系新幹線(品番10-136)の表情がグッと良くなりました。
パッケージ
まずは製品内容をザッと。
購入時、透明ビニールで中身がよく見えるAssyパーツのような状態です。
内容物はシャーシ(座席&ライトパーツ込み)がまるっと2両分。
台車&カプラーはないので旧製品から使いまわします。
左上の小袋には、
ボンネットパーツとライトレンズが2両分入っています。
対応する旧製品一覧
このキットは次の品番の0系新幹線に使えます。
対応する旧製品の品番は 4090・4091・10-136・10-453・10-016・10-1132。
手持ちの0系は中古で購入した 10-136(6両セット)なのでバッチリ対象内。たしか3000円くらいで買った中古なので、2500円かけてLED化するのは結構ゼイタクな行為ですね。
旧仕様は切り捨てられてもおかしくない昨今、こうして古い製品まで面倒を見てくれるKATOに惚れ直しました。
交換後のライト比較
ライト点灯のビフォー・アフターを。
新旧ヘッドライト比較。
古いまま(左)でも悪くはなかったですが、より現実のイメージに近づいた電球色LED(右)はやはり良いものです。
写真だと色の正確さを伝えづらいですが、真っ白なLEDではなく若干の暖色を帯びた良い感じの電球色です。
今度は尾灯比較。
こちらは圧倒的に “赤さ” を増した新しいLEDライト(右)の圧勝。でも古い方も健闘していました。
ライト内部の上下2灯感も再現されました。
古いほう(左)では光漏れが気になっていました。(ボディとスカートとのすき間から。ヘッドライトでも少し漏れる)
影になる部分なのでそれほど気にならなかったとはいえ、完全に光漏れがガードされた新ライト(右)はやはり良いですね。
ボディを外した状態。ライトケース(兼コックピット)はこんな感じ。
新しい運転台(右)は淡いグリーンに塗られてより実感的になったのも嬉しいポイント。
この状態でどう光っているのか次の項目で。
ライト点灯(内部)
ライト点灯状態(ヘッド←→テール)をカンタンな動画で。
古いほうはプリズムパーツあり・なしの2パターン。
新しいほうは上下2灯ずつの点灯でリアルさが増しました(ライトケースはバラすと不安なのでこのままでご勘弁を)。
新しいほうのプリズムパーツは、ライト部分のみの小さいパーツをボディに埋め込みます。
取り付け時の苦労ポイント
装着自体はさほど大きな苦労は無かったのですが、旧製品のシャーシからボディを外すのにえらく苦労させられました。
この状態からサクッと外せそうに見えますが……(0系に限らず)ライトパーツに引っ掛かる先頭車ボディは多かれ少なかれコツが必要ですね。
説明書の(5)の項目が外し方。
「つまようじなどの先が細いもので、ボディと床板のすき間からガラス部品を外側に広げてライトケースとの組付けを左右どちらもはずします。」
とカンタンに言ってくれちゃってますが、まったく初めての作業だとライトケースの組み具合がわからないので手探り!
自分でもどう外したか自信ないですが、写真くらいの位置(台車の中間位置)つまようじを大胆に奥までグイグイ突っ込んだらいつの間にか外れていました。2回目はもうやりたくない…。
おわりに
ボディ外しは苦戦しましたが、喉元過ぎればなんとやら。
光漏れなく実感的になった0系のライトを点灯させてはニヤニヤとご満悦モード。格安だった中古の0系ですが、自分の手で美麗にしてあげたことで愛着もひとしおです。
ちなみにボディ外し格闘中に1両目のアンテナが折れてしまったのはここだけのヒミツ(上のほうの新旧比較写真、片方アンテナ無しなんです。気づいてました?)
中古購入時からアンテナが曲がってた車両なので(ボンドで簡易的に止めていた)そもそも弱い部分でした。性懲りもなくもう一度ボンドで止め直しましたが、機会があればTOMIXのアンテナでも刺せるようにしたいところです。
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