イラスト描きに使っているノートPC(タブレットPC)のバッテリーがこの夏にご臨終。
その後、怪しげな中華バッテリーを入手するも、残量50%あたりからストンと落ちる粗悪品。
とはいえ、1時間くらいは保つのでその場しのぎ的には助かってます。(バッテリーが無くてもACアダプタ駆動では問題なく使えます)
ただ、6年半ほど使ってあちこちガタも来ているので、そろそろ本気で後継機を探さなくてはいけません。
なにかと出費の多かった今年ですが、仕事道具ですから特別会計発動です!(こないだのデジカメも特別会計!)
タブレットPCから液晶タブレット?
ノートPCのメリットは場所を選ばず使えるということ。
…なんですが、イラストを描くときはほとんどデスクトップPCのある机で描いてました。
ノートPCである必要性も無いじゃない。ペン付きの良いPC買おうとしたら、けっこう値も張りますしね。
てことで、色々リサーチしてたどり着いた1つの答えが「液晶ペンタブレット」ではどうか。
中華製の液タブが安価で評判もそこそこ良い
液晶ペンタブレット(以下、液タブ)は、液晶に直接ペンで絵が描けるPCの周辺機器。
液タブといえばWACOM社の独壇場。
競合する会社もほぼ無いに等しかったので、価格もベラボーに高い製品ばかり。高嶺の花的存在でした。
が、最近、中国製の液晶タブレットが台頭しつつあり、Amazonでチェックしたところ価格もWACOMの半値~1/4程度。安い!
売れない絵描きとしてはおサイフの優しさに心を奪われまくり。
ただ、気になるのは品質。
いくら安くても描き心地がガタガタではお話になりません。
中華製液タブの弱点
Amazonレビューを漁ったり、ネットの声をあちこち拾ってみたところ、そう悪くない印象でした。
WACOMに及ばない点としては、
・傾き検知がない(弱い)
・ペン先とカーソルが数ミリほどズレる
・ペンの充電が必要な機種がある(充電不要な機種もある)
・購入前に実機をさわれない(取扱店がほとんど無い)
一見大きな弱点にも思えますが、私が今使ってるタブレットPCもペン先はズレてるし(カーソル見ながら描いてる)、傾き検知もたぶん無いんじゃないかなぁ…というレベル。しかも色も大きくズレてるので、最終的にはデスクトップPCでの色調整必須。
なので、中華液タブに替えても、現環境から印象はあまり変わらないか、もしかしたら良くなる可能性すら秘めているかもしれません。
ペンは板タブ時代からずっと充電不要でやって来たので、できれば充電しなくて良いペンだと助かります。
中国製ゆえ店頭デモ機がほぼ無く、評価はネットの声がすべて。ステマか否かの見極めも肝要…!
候補は3つ
現在Amazonで手に入る中華液タブから、3機種まで候補を絞りました。
XP-Pen Artist 15.6
夏あたりからリサーチを始めて最初に良いなと思ったのがXP-PenのArtist 15.6。
15.6インチで37,999円!(11/23現在)
ワコムで16インチ級を買うと16万円くらいしますから、その安さにただただ驚きです。
私が使っているタブレットPCが12インチなので、インチアップの憧れもあって惹かれてます。ペンも充電不要。
XP-Pen Artist16Pro
2番候補は同じくXP-PenのArtist 16Pro。
実勢価格は先ほどの15.6より1万円ほどアップ 48,999円。(11/23現在)
92%の広色域に惹かれます。
ネットでそこまで広くないという意見を見た記憶がありますが、今使ってるタブレットPCのデタラメ色に比べればかなりのレベルアップは期待できそうです。
ただし、ペンは要充電。
HUION Kamvas Pro13
最後は、最近リリースされたばかり、HUIONの Kamvas Pro13。
お値段 43,800円。(11/23現在、Amazonのクーポン使用で39,420円に)
インチ数は13なので、今使ってるタブレットPC(12インチ)とあまり変わりません。
Adobe RGB 92%色域と、充電不要ペン、傾き検知も搭載、さらに視差ほぼゼロ!(ペン先とカーソルのズレがほぼ無い)
最新機種だけあって、先に挙げた中華液タブの弱点がかなり解消されているのは大きな魅力。
インチ数さえ許せるなら理想的な液タブで、ネットでも高評価。
おわりに~インチアップか性能アップか
価格帯はどれも3万~4万円台。液タブとしてはリーズナブル。
先の3機種からなかなか選べず、ずっと悩んでますが、現環境からインチアップを狙うか(15.6 or 16pro)、インチはそのまま高性能化を狙うか(13pro)。争点はそこですね。
もうすぐAmazonの大バーゲン「サイバーマンデー」が開催されるので、3つのどれかがセール対象に上がってくれば勢いで買っちゃいそうです。
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