液晶ペンタブレットHUION Kamvas Pro13。
液晶保護フィルム選びも密かに苦戦していて、使い始めて1ヶ月ちょいで早くも3代目のシートに突入。
何度も貼り替えるハメになったのは、「適当なものでも大丈夫かな?」と軽く見ていたことが敗因で、液タブ使用にあたっていろいろな不都合に直面していました。
どんな液晶保護フィルムを使って、どんな風にダメだったか(良かった点も含めて)、ザッと書き残しておきます。
現在使用中の3代目はけっこう自信あるのですが、まだ日が浅いので、もうしばらく使い込んでから改めて判断を下したいところ。
エレコムの海外向け反射低減フィルム
一番最初に付けた保護フィルム。
この液タブ用ではなくノートPC用にと、何年か前に購入していた液晶保護フィルム。
エレコムの海外向け製品ですが、17インチPCモニタ用の反射低減フィルムです(型番 WTM-EFFL12/日本仕様は EF-FL17F)。
結局、使うことが無かったので、液タブに貼ってみました。
17インチ用のシートなので、13.3インチの液タブには余ります。
自前カット必須でしたが、液晶エリアだけでなく外周もすべて覆うことが出来たのは嬉しい誤算。
初めてペンを滑らせたときに大きな感動がありました。
まるで紙に描いてるような感覚!
液タブ専用品に「ペーパーライクフィルム」と呼ばれるものがありますが、まさにこういう感覚なんだと感じました。
しかし、大きな問題が…
芯の減りがメチャクチャ速い!!
わずか1週間程度でこんなに削れてしまいました。
先代タブレットPCのペンは、6年間使い続けてもほとんどすり減らなかったというのに!(優秀な保護シートのおかげもあるかも)
私のように、線の描き込みがさほど多くない単純なイラストでもこの有様なので、複雑な絵を描かれる方だともっと速くすり減ることでしょう。
そして、目がメチャクチャ疲れました…。
まだ液タブとの付き合い方になれてなかったので、ガッツリ目を近付けて長時間見続けたのも良くなかったと思います。
このフィルムはやめて、
・芯が減りにくい
・目に優しい
の2つの条件を満たすフィルムを探すことにしました。
ダイソーのA4光沢フィルム
と、その前に “つなぎ” として使ったフィルムがコチラ。
100円ショップ ダイソーの液晶保護フィルム。
なんといっても、このA4サイズがキモで、
カットしなくても、Kamvas Pro13にピッタリ貼れるのです!
これはラクチン。
上下はベゼル幅一杯まで、左右は液晶エリア幅のみ。と、若干ちぐはく感はありますが、このちょうど良いサイズには感動しました。
ただ、上の写真を見てすぐ分かるように、反射がすさまじいです。
めちゃくちゃ写り込みます。
それをガマンできたとしても、ペンの滑りが良すぎます。
ツルっツル!です。
個人的に、液晶の色がキレイに映える光沢シートは好みなので、スマホやゲーム機なんかはツルっツルまみれですが、描き仕事に使う道具としてはちょっと困るかな。
芯が減る心配は皆無だと思いますけどね。
ってことで、ダイソーの保護シートは “つなぎ” として数日でお役御免となりました。
サンワサプライのブルーライトカット&反射防止
つづいて買ってみたのが現在使用中の3代目。
サンワサプライ製のブルーライトカット&反射防止の液晶保護フィルム。(型番 LCD-133WBCAR)
正直ブルーライトカットの効果はあまり信用していなかったのですが(ちゃんと使ったことが無いこともあって)、初代シートの疲れ目で懲りたので、わらにもすがる思いで指名買い。
Amazonレビューを見て、実際に液タブ用に使われてる方の好感触な声があったのも背中を押してくれました。
13.3インチワイドのシートを買ったので、本当に液晶面にピッタリ。
貼る時は位置合わせに神経を使いました。
まず感じたのは、ご覧の通り低反射!
先の2枚のシートと比べても写り込みの無さはダントツ。
そして、電源ONにしてデスクトップが見えたとき、大げさでなく「画面がやさしくなった」と感じました。
以前までは、液晶に目を近付けると、白い部分にギラギラ感が見られたのが、このシートを貼るとかなり低減。液晶の光線が目に刺さる感じはグッと減りました。
ペンの滑り具合も、両極端だった1枚目と2枚目のちょうど中間くらい。(まわりのベゼルにペンを滑らせた感じと同等か少し滑るくらい)
フィルムへのペン跡もほぼ残りません(1枚目のシートはすぐにキズだらけになった)。
まだ使い始めて数日なので、芯の減り具合&目の疲労度をただしく判断するには、もう少し時が必要になりますが、諸々含めて今のところ好感触。
これでジプシー生活とおさらばできれば…!
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