仕事用のデスクトップPCが使い始めて5年経つのでそろそろ買い換えを検討せねば。
と思い立ち、マシンのことやソフトのことなど色々調べていたら驚愕の事実が発覚。
Adobe(アドビ)社のデザインソフト、「Adobe Creative Suite 4」通称CS4のライセンス認証サーバーが廃止されていた!
CREATIVE SUITE 2、3、4
オリジナルのインストールディスクをお持ちの場合でも、Creative Suite 2、3、4 は再インストールできません。これらのアプリケーションのライセンス認証サーバーはすでに廃止されています。
https://helpx.adobe.com/jp/creative-suite.html
えええええっ、いつの間に!!?
ネットを漁ってみると、少なくとも2021年の春頃には廃止されていたようです。
※CS3は2020年1月頃に廃止
新規インストール不可
廃止されると何が良くないのか。
CSシリーズをお持ちの方はご存じだと思いますが、そう、たとえ正規ソフトウェアのディスクを持っていてもPCに新規インストールができなくなるのです。
いえ、正確にはインストールまでは出来るのですが、初回起動時にライセンスチェックのためアドビのサーバーと通信する手続きが必要で、そのサーバーが廃止されてしまいました。
※本当に廃止されたか試してみたいのですが、今PCに入ってるCS4を失う勇気はありませんのでいずれまた…。
2022.3.8追記
この後、新PCを購入しCS4を新規インストールする機会が訪れましたが……難なくインストールできてしまい、約4ヶ月間 特に問題なく使えています(新旧PC関わらずライセンス解除はできません)。全ての環境でOKとは言い切れないので、PC買い替えタイミングが発生したら試してみる価値はあると思います。→インストール時の参考記事
永続ライセンス版の配布もなし
CS3の時は、ライセンスサーバーが廃止された後もそのまま使えるように、希望者に永続ライセンス版シリアルが配布されるという救済措置が取られていましたが(それもヒッソリなので気付かずニガイ思いをされた方も多いようで…)CS4ではそれもなくヒッソリと終了。
大事なことなのでもう一度。
CS4は救済措置がありませんでした!
新PCへの移行も再検討
CS4はFlashのみですが現役使用している者としては衝撃的な事実でした。
新しいPCに買い換えたらもうFlash CS4使えないじゃないですか。
ひとまず1つ古いCS3でしのぐことは出来そうなので、新PCへの移行は現環境でその辺り整理(CS4形式のファイルをCS3形式へコンバート等々)してからにしようと思います。
CS5、CS6への危惧
CS4でこういう前例を作ってしまった以上、今後CS5、CS5.5、CS6も同じくサイレント終了になるのでは…と心配になります。
特にサブスクリプション(CC)移行前となる買い切り型最後のCS6は、今でも使い続けている方が多いでしょうから(私もイラレ・フォトショはCS6です)、けっこうな大騒ぎになるんじゃないでしょうか。
Adobeの思惑としては「いつまでもそんな過去の遺物を使い続けないで、さっさと月額課金方式のCCへ移行しろよ」なんでしょうけれども、買い切り最終版のCS6は永続ライセンス版の配布を切に望みたいところです。
とはいえもう約10年も古いソフトなので(CS4は2008年製、CS6は2012年製)、ライセンスサーバーだけでなくOSアップデートによる足切り死亡も覚悟しなきゃなのですけどね。
コメント
こんにちは、いつも楽しくブログを読ませて頂いています。
win11でadobe製品動くのかな〜と見に来たら、衝撃的な記事が出ていました…。
(win10のadobe製品の記事は大変助かりました。)
私もCS6で粘っているので、いつかは使えなくなるのかーと戦々恐々です笑
仕方は無いとはいえ、ずっと使い続けたいですね〜。
▼CS6愛好家さん
そうなんです、これは衝撃的でした。
今後も静かにフェードアウトしていくのかと思うと
Adobeの動向から目が離せませんが、ひとまずはCS6の前のワンクッション、
CS5(CS5.5)がどう対応されるのかが注目ですね。