中国製の液晶ペンタブレット。
いわゆる中華液タブは、筆圧検知を得るためペン先がわずかに沈み込むものが多いです。
一方、日本製(WACOM製)のタブレットはペン先が沈まないため、レビュー等で賛否が分かれる大きなポイントになっています。
私はHUION製のKamvas Pro13を実際に使っていますが、沈み込み自体にはさほど違和感を覚えず、意外とすんなり馴染めました。
が、沈み込みによる副作用がずっと気になっていました。
ペンで描いてるとコリコリする
コリコリする…ゴロゴロする…
なかなか良い表現が見つかりませんが、イメージするなら……液晶面に小さなゴミがくっついていて、そこをペンで滑らせるとゴリッと何かをひいた感触が手に伝わります。
※上の写真はゴリッを強調したイメージ。本当は線がヨレることは無いです。
ペンをしばらく使っていると、ゴミも無いのにそんなゴリッ感が手に伝わることがあってずっと気持ち悪かったんです。
いろいろ調べてみるとペン先が沈み込む度(何段階かある)に発生することが分かりました。
ペンの内部で何かが劣化している??
バネか??
それとも…
犯人はホコリが濃厚
いろいろやってると解決策が見つかりました。
芯を抜きます。
ペン立ての中に埋まってる芯抜きをいちいち出すのが面倒なので、最近はピンセットで抜いてます(手近なところに置いてあるので)。毛抜きや洗濯ばさみなんかも使えそうですね。
芯やペン内部に付着したホコリやチリを取ってやります。
そう、犯人はペン内部に入り込んだホコリ。
デジカメ用のシュポシュポで吹き飛ばしてます。エアダスターでも良さそうですね。
クチでフッと吹くのが一番手軽そうですが、余計な水分がペンの内部に入るのはあまり良くない気がしてやっていません。(分解していないので内部構造は分かりませんが、もしバネがむき出しならサビが付いて余計ヤバくなりそう)
単に芯を差し直すだけでも治ることがあるので、面倒なときは抜いてそのまま入れ直すこともあります。
おわりに
沈み込み自体は気にならなかったのに、沈み込み機構があることで発生する副作用に煩わされるとはなかなか皮肉なものです。
小さな違和感も積み重なると結構なストレスにつながるので、ゴリゴリ現象が回避できなければ他社製に乗り換えようと真剣に考えていました。
ひとまずこれでしばらく戦えそうです。
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