ホンモノじゃないけど楽しい意欲作、3DS「電車運転指令!東海道編」をゲット&レビュー!

3DS「電車運転指令!東海道編」タイトル
本日4/27配信の3DS用ダウンロード専用ソフト「電車運転指令!東海道編」を購入しました。

アークシステムワークス制作の列車運転ゲーム。800円(税込)

タイトルに「運転指令」と入ってるけれど、けして総合運転指令所から多数の列車に運行指示を出すとかそういう新手のゲームではなく、「電車でGO!」タイプの運転ゲームです。

車両3種コンプから数時間遊んでみたところでレビューをまとめてみました。

裸眼立体視にはバッチリ対応

このソフトは3D表示に対応しておりません
購入時にいきなり「3D表示に対応しておりません」のジャブを食らいましたが、いやいやいや、体験版でもちゃんと裸眼立体視対応してたでしょ!

製品版も遊んでみたらしっかり3D表示対応していたので、そこはご安心を。

3Dの深度は強すぎず弱すぎずといったレベル。個人的にはもう少し強めでも良かったかなと思いますが、立体視可能なフルCGの鉄道ゲームがようやく出てきたのは嬉しいです。

ただ、立体視対応は本編(運転部分)のみで、タイトルやメニュー画面等は非対応です。
 

ブロック数は2318

aden_02_block
気になるブロック数は 2318ブロック

そこそこ食うのでSDカードの容量にはご注意。

前提はパチモン電車でGO!だけど悪くない出来

電車は全部で3種類
酷い言い方をすれば「電車でGO!」のパチモン。

  • 電車は架空の車両(3種類&そのカラバリ)
  • 駅名は実在するけど、レール配線・建物等はかなり異なる
  • 駅間の待避線で特急をやり過ごしたりする
  • 勾配(高架)がなくすべて平地の東京~熱海間
  • 一部、現実に無い標識がある

いきなりネガティブ要素を並べましたが、それらを理解した上で(許すことが出来れば?)、遊んでみたら意外と悪くないんですよこのゲーム。

鉄オタ視点で見るとツッコミどころ満載ですが、100円ショップで売ってる新幹線っぽいカタチをした鉄道おもちゃみたいに、ちょっとズレたパチモン鉄道ワールドをゆるーく楽しめる人なら普通に遊べるゲームに仕上がっています。

ゲームモードは大きく2つ

メニュー
ゲームモードは大きく分けて次の2種類。

課題をこなして評価を得るミッションモードと、自由気ままに運転できるフリーモード。

この辺りは「電車でGO!」や「鉄道にっぽん!路線たび」と似たようなイメージですね。

ミッションモードでガチャチケットを稼ぐ

ミッションモード
ミッションモードは全て1~5駅停車の短区間構成。

練習2、普通20、快速10、特急5の合計27ミッション。

東京~熱海全通はありません。さすがに全通しだとゲーム時間長くなりすぎるので、手軽に遊べる範囲にまとめたのは個人的には好印象。

最初に遊べる車両は「普通電車」1種類だけで、「快速」「特急」を使うにはガチャでゲットする必要がありますが、各ミッションをクリアすることでガチャのチケットを稼ぐことができます。

フリーモードは写真も撮れる

フリーモードのマップ
フリーモードは何の制限もなく走れる自由モード。

下り(東京→熱海)だけでなく上り(熱海→東京)も遊べるのはさすがフルCGの利点。もちろん好きな駅から好きな車両で(さらには好きな運転台でも)運転できます。

小田原にて快速
フリーモードでは写真(スクリーンショット)も撮れます。小田原駅にてそこはかとなく漂う伊豆箱根臭ショット。

富士山
遠くに見える富士山のショットも激写。

富士山ゲットだぜ!
実は、富士山などの名所(ランドマーク)は特典扱いなので(フリーモードで駅に停車すれば貰える)、ゲットしないうちはあるべき場所に何もなかったりするのです。

ある時を境に突然生えてくる富士山。なんてミステリー!

電車運転指令 独自の「電力システム」

出発進行
基本的に「電車でGO!」だと思って遊べば良いんですが、「電車運転指令」独自のシステムもあります。
 
電力について
その最たるものが電力システム。

この世界の電車は限られた電力を消費することで走ることができます。

電力が尽きるとゲームオーバー。

いわば、電力=HP。

加速すると消費。惰性走行で±0。減速でやや回復。

ムダな加速は極力控えて、いかに惰性走行を多く取るかがこのゲームの最大のキモになっています。

駅でのオーバーランや時刻遅延ではさほど大きなペナルティは無いので「なんだ電車でGO!よりカンタンじゃないか」と最初の頃はちょっとバカにしていましたが、2~3駅以上停車するミッションだと電力を節約しないとあっという間にゲームオーバーに。

ちょっと不思議なシステムですが、ゲーム性にひと役買ってるのは面白いなと感じました。

上限だけでなく下限もある制限速度

さらに独特なのが制限速度システム。

え、どの電車ゲームでもあるだろ?

いえいえ、「▼60」と表示されたら60km/h以下に抑える速度制限はありますが、「▲60」と表示されたら60km/h以上出せ!なんて電車ゲームは私は初めてプレイしましたよ。(そもそも▼▲なんて区分は実際の標識には無いですね)
速度制限
しかもこのゲームではたまーに上限・下限が同時にやって来て、速度制限の板挟み!

難易度が高いミッションだと上下問わず頻繁にやって来ますが、どの車両もわりと加速・減速性能が高いので、出現を見逃さなければ指定速度に調整することはそう難しくはありません。適正スピードに合わせるのが結構クセになってきます。

(…と思っていたら特急はけっこうハードでした)

もっとも気になるホーム進入時の視点

ファンタジー要素満載なのは許容範囲なのですが、このゲームで一番気になるのがホーム進入時の視点。

それまでずっと運転台からの一人称視点で走ってきたのが、
ホーム進入1
ホームに進入するといきなり外観を映し出す!
 
ホーム進入2
しかも無駄にダイナミックなカメラワークでぐりんぐりん回り込む回り込む!

駅の停止が列車運転ゲーで一番神経使うとこなんだから、視点はずっと固定しといてくださいよ!ここだけがこのゲームで唯一納得がいかない点です。

オプション設定等でこれを変える項目は見つからなかったので、ここはもうガマンするよりほか無さそう。今は諦めて、上の線路バーか右の見下ろし図を見て止めてます。なんか違う気はするけど致し方なし。

ちなみに運転中にLボタンで視点変更が一応できるのですが…
視点変更
スパイ映画かな。
それともドクターイエローかしら。

気になる点:音&寂しい背景

些細な気になる点をザッと。

まずは音。

ガタンガタンの効果音。と、そのバックに鳴る背景音というか環境音というか、短すぎるSEなのでループ感満載。警笛も一律新幹線みたいな音なので、車種ごとに変えてくれたら(特急はメロディホーンとか)もう少し深みが出たと思います。

踏切にドップラー効果…それが難しければもう少し鳴ってる時間を短くしても良かった(遠くからでも聞こえすぎる)。

次に背景。
背景の荒野感
遠景がポコッポコッと出てくるのは仕方ないとして、ちょっと油断すると何も無い荒野感が漂うのが気になります。特にビル群のスキマの向こうはうまく隠して欲しかった。

建物ゲット
ただ、ガチャで建物をゲットすることで走行中画面にも建物が増えるという奇抜なシステムが採用されているので、建物コンプリートしたら(ランドマークも合わせてコンプしたら)印象は変わってくるかもしれません。

背景のアークシステムワークス自社ゲーム推しの立て看板はキライじゃないです。遠目に見える「920」は完全に「727 -cosmetics-」のパロディだけど”920(くにお) -namennayo-“って書いてる遊び心は好き。

操作面では、マスコンのコントローラでの操作が、上下ボタン(ABXYボタン)で一段ずつしか変化しないので、他の運転ゲーのように左右ボタンで瞬時に惰性走行(切)や瞬時にブレーキ解除できるようにして欲しかったです。特に2ハンドルがツライ。

停止信号
これは気になるというか、笑っちゃう点なんですが、駅間の停止信号で止まったら間髪入れずに後ろから特急がフルスピードで追い越していくのがすごい。というかコワイ。過密ダイヤどころの騒ぎじゃ無いよ!

ガチャでは車両ゲットを最優先

ガチャチケット入手
ミッションモード等をクリアすると貰えるチケットでガチャを回せる!
 
アークシステムワークスのゲームに「ガチャレーシング」なんてクルマをガチャでゲットするゲームがありますが、まさか電車をガチャで集めるゲームまで作るとは思わなかったです。

ガチャでもらえるアイテムは、電車のラッピング、電車の車両(快速・特急)、建物、と大きく3種類。

最優先に欲しいのは、なんといっても車両。
車両は11個ずつ集める
が、完全体にするために快速、特急それぞれ11両ずつゲットする必要あり。多いよ!

特急コンプ
気が遠くなりそうでしたが、普通ミッションを1時間くらい遊んで得られる枚数のチケットで快速・特急ともにコンプできました。

ミッションモード以外にも手軽にチケットが貰える方法がそこそこ用意されているので(ゲームを10回起動する等)メニューから実績リストを確認しておくと幸せになれると思います。

おわりに

特急、根府川停車
いろいろ並べてきましたが思っていた以上に楽しんでます「電車運転指令!東海道編」。

一言で乱暴にまとめれば「800円で買えるパチモン電車でGO!」なのですが、電車運転ゲームとしてはそこそこ良く出来ていて感心させられました。いや、800円という価格を考えればなかなかのもの。

何より3D裸眼立体視で運転できるフルCGの運転ゲームで遊んでみたかったので、電車でGO!プロジェクトの動きが期待できない今、これは思わぬ収穫でした。

合わない人はトコトン合わない気はしますが、パチモンなりの”ゆるさ”を受け入れられる人なら試してみる価値あり。体験版も用意されているので、気になった方は3DSからニンテンドーeショップを是非チェック。

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