鉄道コレクション神戸電鉄デ1300形(非冷房)2両セットがジョーシンから到着!
発表当初は「なぜこの形式を選んだのか」と疑問に感じたものの、ここ数ヶ月では一番楽しみにしていた鉄コレであり、手元に届いてみるとやっぱり嬉しい!
これまでNゲージ化に恵まれなかった神戸電鉄を、昨年の第21弾に続いて鉄コレ化してくれた意義は大きいです。
それでは、鉄コレ神鉄デ1300形を第21弾との比較も交えながらザッとご紹介。
付属品
付属品はご覧の通り。
展示レール、動力車用の台車枠、無線アンテナ。
事業者限定販売と違って台車枠が付くのがありがたいです(もちろん割引価格で買えるのも一般流通の強み)。
ただ、これまで発売された神鉄は(1300形、1350形、1050形)、台車が全て同じなので余りがちなんですけどね。大事に保存させていただきましょう。
正面ビュー
デ1309。
デ1310。
こちらは前パンが印象的。
※パンタグラフはPG16に交換済み。
デ1310、デ1309。真正面から。
第21弾と同じく神鉄1000系列の印象把握はバツグン。
第21弾から塗装レベルは向上、色味はやや変化
左が今回のデ1300形。右が第21弾のデ1050形(シークレット)。
赤色と白色との境目(特におでこの標識灯あたり)や雨どいの赤ライン等を見比べると、塗装クオリティが向上していることが分かります。これは嬉しいポイント。
ただ、ベージュの色味がデ1300形ではやや暗く(黄色味が強く)なってしまいました。
写真では分かりづらいですが、現物を並べて見比べたら差は現れます。
経年劣化感のあるデ1300と塗り立てのデ1350(1050)、と見立てれば混結しても許容できるかな。気になる人は気になるかもしれません。
側面ビュー
デ1309側面。
デ1310側面。
特に1310は床下機器以外、第21弾のシークレット(デ1050)と見た目はまったく同じ。
妻面ビュー
側面は同じでも、デ1050とのハッキリした違いは妻面にあり。
幅広の貫通路がデ1300形の特徴。
左からデ1300形(今回品)、デ1350形(第21弾)、デ1050形(第21弾)。
非冷房の屋根上
屋根はベンチレータが並ぶ非冷房屋根。
この写真だと分かりづらいですが、ベンチレータは微妙に歪んで取り付けられているのが残念。
指で回せば角度調整できるかな? と思いきや意外と堅くてパーツの角を少し削っちゃいましたよ。
屋根ウラ側から見るとベンチレータは1穴で取り付けられていましたが、これが歪みの出る原因ですね。2穴で取り付ける構造なら歪みも出ないので、予算的に許すなら誤差の出ない設計を採用していただきたいです。
編成例。割り切って1350形との4両編成
今回のデ1300形は編成が組みにくいのが難点。神戸鉄道資料館さんの神戸電鉄車両ガイドによると、冷房化後ならばまさに1310-1309がデ1350形(1362-1361)と4連を組んでいた実績があるのですが(2004~2015年)、非冷房となると途端に真実は藪の中へ。
旧塗装時代なら3扉の中間車2両を入れた4両編成で活躍していたそうですが(1310-1321-1322-1309)、中間車は鉄コレにはまだ存在せず、切り継ぎの技術も無いと来たもんだ。
新塗装以降は予備車・増結車として存在していたそうなので、ある程度自由に組ませても良いのかもしれない。
てことで、
1353–1354(M)+1309–1310 新開地→
実在したかどうか関係なく割り切ってこの4両編成を組むことにしました。
単純に鉄コレで販売された車種がコレだけしかないってことなんですけれども。
今後も神鉄シリーズが続いて、ふさわしい相手が出てきたなら、その時にまた組み替えを考えましょう。
でも、走らせてみるとやっぱり嬉しい。
次は1100形+1070形を期待
市販されたNゲージ神戸電鉄大集合。
マイクロエースの3000系は新塗装も買っておけば良かったといつも後悔。まさか鉄コレでこの塗装が続くことになるとは、3000系発売当時には予想すらできなかったよ!
これからも神鉄シリーズが続くなら1100形3連+1070形の4両セットを熱望。
いや、本当は湘南顔の300形が一番欲しいんですけれども、1100形なら編成も組みやすい上シークレットの1060も浮かばれるし、神鉄ファンが(少なくとも私が)欲しがる現実的なチョイスだし、1000系列の金型をほぼそのまま使えるしで、みんなが幸せになれるチョイスだと思うんですよ。
ってか、オープン初っぱなは2扉なら1300形じゃなくて1100形を出して欲しかった。
と少々の文句はあるものの、神鉄1000系列の充実には素直に感謝してます。
ただ、鉄コレ神鉄に第3弾目が発表されるかどうかは1300形が在庫の山を築かないことが最大のカベ…か!
https://blog.hirara.net/tc21-sintetsu1060-get/
https://blog.hirara.net/tc-weight/
コメント
個人的に神鉄の1000系列は冷房現役現塗装待ちですね。105系みたいに後が続いてほしいですが…
ボクも予約してあったのでジョーシンから届きました。
実車(神鉄電車すべて)は見たこと無いけど、昭和30年代、40年代のレトロ感が何とも…。気に入りました。
非冷房車なので正直敬遠してしまいますね。私も冷房改造車が出て欲しいと思いますが、
出るかどうか・・・。
私も予約して買ってしまったのですが、良く出来ていると思いますよ。欲を言うなら、方向幕シールを付けてほしかったなぁ。(独特の字体で、「三田」とか、「有馬温泉」、「鈴蘭台」とか。)後は地道に続けてほしいよねぇ。あくまで希望だけど。
▼まとめレスで失礼します
購入された方・待ちの方がちょうど半々!
待ちの方のご意見を伺うに
神鉄のオープン初手としては1300非冷房はミスチョイスだったなーと
思わざるを得ないですね。1100がダメでもせめて冷房ならより売上が望めたはず。
初手マイナー形式狙いは大手ならともかく、
地方民鉄でやられると今後の継続がとても心配でありますゆえ…。
シールはあると良いなぁと私も感じました。
オープンパッケージではあまり付いてこないので半ば諦めてますが、
マイナー私鉄ゆえにサードパーティ製もあまり期待できないですしね(^_^;
マイナーマイナー言ってますが、地元民ゆえの自覚であり
神鉄大好きなので、これで終わらないで是非とも継続希望!
私も去年Amazonで購入しました
非冷房なので編成が組みにくいですが、数年前に買った21弾のデ1350形と組み合わせて遊んでます
This is the 神鉄!な車体ですよね!
実はレアな車種らしいですけど、そんなの気にしません。
開け放たれた窓から聞こえるモーターとジョイントの音。
菊水山あたりでは線路際に渓流もあったような。懐かしすぎます!
行先が前作同様「普通 新開地」なのはちょっと残念ですが、方向幕のフォントが見事ですね!
神鉄3000系、つい半年ほど前は神戸市内でもまだ売れ残ってたように思うんですが、さすがに売れきれちゃいましたかね?鉄コレの旧塗装も期待したいです!
▼ゆきまるさん
これぞ神鉄ですね。
行き先は前回と同じ普通/新開地でしたが、
何も考えずに合わせるなら、そのまま連結するだけでOKなのでそこは楽ですね(笑)
3000系、半年前でもまだ残っていたとは探索意欲が足りなかったか(笑)