先日発売された 鉄道コレクション札幌市交通局250形(Zパンタグラフ車)を購入。
ここ関西から北海道は はるか遠方の地ですが、1年チョイ前に札幌市電に乗ったばかり!という絶妙なタイミングで発表されたもんだから、ついうっかり予約しておりました。
シングルアームでなくZパンタ車を選んだのは、単に路面電車らしいからという好みです。
グリーンの車体なのにパッケージカラーは意外にもオレンジで驚きましたが、側面・背面にはグリーンがあしらわれていました。
付属物
付属物は展示レールと台車枠のみ。
シールが無いのがちょっと残念。今後の製品では展示レールも無くなっていくみたいですね。
動力ユニットはTM-TR04が対応しています。阪堺モ161形と同じ動力です。
フロントビュー
なんて可愛らしいフォルム!
と、1年チョイ前に札幌で初めてこの電車に出会い、その独特なスタイルに軽く衝撃を受けました。他の地方ではなかなかお目にかかれないお顔立ち。
全体的に丸っこいシルエットも良く再現されていると思います。
真正面から見たところ。
パンタ寄り側(左)と反対側(右)。
大きくて丸い2つのお目々(ヘッドライト)が愛らしいです。
行き先はいずれも「[内回り] 循環」。
外回りにしたかったり、旧タイプの白い方向幕に戻したい方のために是非ともシールを添付して欲しかったところですが、価格との兼ね合いでカットされたんでしょうか。
もしかしたら未所持のシングルアームパンタ車は外回りかもしれません。
サイドビュー
続いて真横からのショット。
反対側。
一部を拡大。
小さな文字表記もよく印刷されています。
「SAPPORO CITY…」の文字が太さにムラがあるのと、「ST」ロゴが下地のグリーンに若干負けているのがやや惜しいですが、重箱の隅レベルですね。
ツートン境界ラインが二度塗りされているのは、もはや鉄コレの悪しき伝統みたいになっていますが、出来ることならばいつか解決策を講じて欲しいところです。
ひっくり返して底面。
鉄コレ路面電車の通しナンバーはTR054。
ヘッドライトにアルミホイルを仕込む
以前、阪急5300系で試したヘッドライトのプチ加工を札幌市電でも試してみました。
どこにでもあるアルミホイルを小さく切って、ヘッドライトのウラ側からセロテープで貼るだけ。
アルミホイルがあるとき(左)、ないとき(右)。
暗いお目々もパッチリに。これだけで消灯時のヘッドライト感が増しました。
ただ、角度や光源に左右される部分も大きいので、見る方向によっては片側だけ暗かったりアンバランスになることもあります。ある程度 “なんちゃって” なので、カンペキを求める方には不向きかもしれません。
https://blog.hirara.net/tc-hankyu-head-light-alumi/
ボディを開けたのでついでにシートの様子も。
この角度からは見えづらいですが、しっかり穴の開けられた排障器も素晴らしいです。
おわりに
左から阪堺166号、札幌市電253号、広電651号。
長さが同じくらいの鉄コレ路面電車を3つ並べてみましたが、札幌市電ってこんなに幅が狭いんですね。小っちゃい身体にクリクリお目々でまさにベビーフェイス。
両側の路面電車も”いかにも”感あふれてカッチョ良いですが、札幌市電250形のスタイルはひときわ異彩を放ちます。広電のように全国の鉄コレ路面電車をゴチャ混ぜで走らせても良いアクセントになること請け合い。
鉄コレの札幌市電はこれが第一弾。ここからシリーズ展開が広がるのか否かは気になるところです。
これまでの鉄コレ路面電車は、古いのと新しいのが両極端で、間の世代がスッポリ抜けることが多い印象。もし次があるとしたら、8000形や3300形を飛び越えて一気に最新鋭のポラリス(A1200形)が来そうな予感はしますがさてさて。
https://blog.hirara.net/tc-hankai161-162164-get/
https://blog.hirara.net/tc-hiroden651-get/
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