鉄道コレクション京阪電車600形4次車 『響け!ユーフォニアム』ラッピング電車2両セットが到着!
高校吹奏楽部を扱ったアニメ「響け!ユーフォニアム」のデザインが車体にラッピングされた、琵琶湖のほとりを走る京阪電車600形。
珍しく宅配便の遅配で手元に届くのが予定より遅れたり、第24弾の記事を書いた時点で力尽きたりしていたので、ご紹介が少し遅くなってしまいました。
ヘッドマークもアンテナも未装着の買ったままの姿ですが、ユーフォニアムラッピングの600形のレビュー、ザッと見ていきましょう。
キャラ物感満点なパッケージ
まずはパッケージ。
オモテ面。
普段の鉄コレとは違って、メインキャラ2人がバーンと配された華やかなパッケージ。
京阪の青い駅名標を模したタイトルもニクイ演出。
ウラ面には、メインキャラ4人衆の残り2人が大きく配置。
萌え感たっぷりなので、店頭でレジに持って行くのがちょっと恥ずかしいですが、そこは通販なら大丈夫!
知らない人から見れば、よくある萌えアニメと敬遠されそうですが、アニメの本筋は意外なほどにシリアスで骨太。
高校時代に吹奏楽部で怒濤の3年間を過ごした者としては、コンクールに対する思いや部員のアツレキ等、共感できるエピソードだらけ。アニメ・実写問わず、映像化された吹奏楽部の物語として、これほど良く描けた作品を他に知りません。
BD等の他グッズは未購入なので、初ファングッズとして鉄コレをゲットした次第なのです。
おっと、話がそれてしまいました。
パッケージ側面にも京阪の駅名標モチーフが主張。
内容物
車両の他の付属品は、
展示用レール・ステッカー・無線アンテナ(619号のみ)。
普段はスルーしがちな展示レールも「響け!ユーフォニアム」の長い文字列が入るだけで特別感もちょいアップ。
10種類以上のヘッドマークにほぼ全ての行き先を収録。これほど充実したステッカーは版権モノならではか。
鉄コレで京阪600形はこれまでにもバージョンを変えて何度となく登場していますが、無線アンテナの取り付けは鉄コレ史上最悪の難易度なんですよね。
過去2両ほど取り付けた時点で他の600形のアンテナは放置。このユーフォも取り付けるかどうかは、窓割れ覚悟の気合い&勇気が整う日が来れば。
外観ビュー
京阪大津線お得意の痛車はよく再現されています。が、この時点で色に関して非常に気になる点があります。それは最後に。
サイドからラッピングビュー
ユーフォニアム鉄コレ最大のキモであるラッピング再現を真横から。
※画像クリックで拡大します。
印刷の具合を拡大。
寄ってみると粗い印象ですが、鉄コレのラッピング車としてはごく標準的な水準だと思います。30cm以上離して見たり、走らせればばほとんど気にならないでしょう。
妻面ビュー
連結面になる側からのショット。
連結するとほぼ隠れる妻面のラッピングは途中まで。オリジナルのグリーンツートンが覗く妻面の実写どおり。
このチラリと見えるグリーンツートンも、数年後に塗装変更で新カラーになってしまうんでしょうね。
デフォルトの連結面は広いので、追って短縮化をかけたいところ。
https://blog.hirara.net/tc-coupler-shorten2/
フロントビュー
2つの顔を真正面から。
「KEIHAN」等の文字を見ると、側面よりシャープに印刷されているのが特徴的。
ザラッとした側面の印刷面と違って、顔はツルっとしているので、それぞれ違う工程(手法)でプリントされているんだと思われます。
が、それが裏目に出たのかユーフォ鉄コレ最大の欠点がここに…。
惜しすぎる赤ら顔
ピンク側(619号)を実車と比較してみます。
実車と並べると一目瞭然。鉄コレの顔のピンク色は妙に濃い仕上がりに。
顔も側面も連続した色調(淡いピンク色)でつながっている必要があるのが、鉄コレではクッキリと境界が生まれてしまってるのが本当に残念。これじゃあまるで赤ら顔です。
何だかんだで顔は電車の命なので、シッカリと色調を揃えて欲しかったところ。
第24弾のサンパチ君も顔の青ラインのズレが残念でしたが、ここ最近の鉄コレは発売スケジュールが過密すぎるのか、最後のツメの甘さが目立つ感があります。
リコールしてくれとは言いませんが、今後の新製品は落ち着いて作業を進めて欲しいと願うばかり。
サンパチ、ユーフォは発売前の着色サンプルを見かけませんでしたが、事前にサンプルを公開してくれれば、ユーザーからのツッコミが入ったでしょう。
大量生産後は取り返しが付かないので、ぜひ修正できる段階で、可能な限りサンプル公開をしていただければ。
コメント
おー、なかなかの出来ですなw
3月に延期されたときはドキドキしましたよw
4月に延期になったら
激おこプンプン丸状態でしたよw
(私が4月生まれのため)
けいおんと並べるのが楽しみですw
▼響け!おけいはん!さん
私の場合は延期のおかげで、
一緒に予約していた早め発売された他のブツが
巻き込まれてしまうという目に遭いました(^_^;
最近のラッピングの精度は、明らかに落ちていると思います。
今回導入編成での接近観察をレビューしていただけたのは嬉しく、ラッピングの印刷状況が確認出来、雑になってしまったのは本当に残念です。
▼播・備鉄道さん
淡いトーンのグラデーションと小さめキャラクターで構成された
ラッピングなので、Nスケールでの再現はなかなか難しい部分はありそうですが、
せめて色の整合性は合わせて欲しかったです。