鉄コレ広島電鉄5100形と一緒に動力ユニット(TM-LRT05)も買っていましたが、箱のでかさに圧倒!
思わず歴代動力と並べてしまいましたが、これまで最大だと思われたTM-TR06(広電3000形などに対応)より一回り大きいボリューム感たるや。しかも中身が見える新仕様。
お値段もけっこう張るので動力化も迷いましたが、対応車種が少ない動力ユニット(現状は広電5100形専用)は完売も早く、一度市場から消えるとかなり手に入りにくくなるので、
「ええい!買わずに後悔する前に買ってしまえ!」
と突撃してしまいました。
では、カンタンな走行動画も含めて動力ユニットの紹介です。
説明書と車体のアルファベットに注意
動力化の前に説明書で気になる点を確認。
広電5100形の車番末尾のアルファベットは下の順になっています。(5105A, 5105C…)
なんだか紛らわしいので、一度バラすとCDあたりを逆にしてしまいそう。
一方、TM-LRT05のウラ面の説明書では、前から順にABCDEとして振られています。
最初はこれ誤植なのかな? と思っていたのですが、車番順通りに割り振ると混乱も生じそうなので、敢えてABCDEの順にしたのかもしれませんね。
図を見ればそうそう間違えることは無いと思いますが、広電5100形のACEDB順が頭に叩き込まれている人は戸惑ってしまうかもしれません。
以下、この記事内のアルファベット表記は広電の車番に合わせます(E車なら中央の車体)。
付属パーツはウェイトだけ
TM-LRT05の付属品はなんとウェイトパーツ(おもり)2個だけ。
台車枠もなく(あってもボディに隠れますからね)、説明も箱のウラに書かれているので別紙も入っていません。
動力ユニットの構造(Wは初期搭載のウェイト)。
ウェイトはA車とE車の屋根裏にそれぞれ1つずつ仕込みます(凸面が下を向くよう穴にはめ込む)。
この屋根、外すのにそこそこ苦労したので(ウラから見てツメのところをグリグリしたり、穴から屋根をグイグイ押したりして何とか外せた)、外せそうにないな…と感じたらムリにウェイト付けなくても良いと思います。
E車の屋根は前後の向きがあるので戻すときは注意。
説明書にも書かれていますが、外す時は2・4両目が先。装着する時は2・4両目が後になるようにします。
1・3・5両目はホロと一体化しているので、それらがジャマにならないような順番です。
装着後の姿
動力ユニット装着後のサイドビュー。
5連接ながら車体の沈み込み・歪みも極力抑えられているのは好感が持てます。
車内がほぼ黒く埋まってしまうのは鉄コレ動力の悲しいところですが致し方なし。
客室はほぼ黒く埋まりますが、運転席だけは死守してくれたようです。
走行動画
では、実際に走ってもらいましょう。
通常走行・スロー走行
グリーンムーバーマックスは外線の半径140mmカーブを走っています。(3000形は内側のC103カーブ)
走行性能は鉄コレ動力として上々で、安定した走りを見せてくれました。
動画では音はあまり拾えていませんが、鉄コレ動力らしくジジジ音を鳴らします。
スロー走行(0:24あたり~)もまずまずですが、近くで見ると後部車が若干プルプルしてるのが少し気になりました。
5連接Nゲージの先輩、モデモ5000形のレビューで散見される「曲線から直線に戻ったときに車体がクネクネしてる」現象は、鉄コレ5100形では今のところほぼ見られません。
C140カーブのオーバルレイアウトを何周かさせたときの直線復帰状態です。歪みはほぼ感じられないと思います。
スーパーミニカーブレール走行
一方、どこまで急カーブに耐えられるのかも気になるところ。
半径103mmのスーパーミニカーブレール(C103)を試してみると一応走行できました。
次の動画がC103走行の様子です。
動画ではスムーズに走っていますが、20周くらい走らせてみて一度脱線したことがあるので、少しキツいのかもしれません。おもりを自前で増やせばもう少し安定感でるかも?
おわりに
高値にも負けず思い切って動力化しましたが、5連接の車体が走る様子は可愛さもあり楽しさもありで大満足です。
鉄コレ広電3000形はヤフオク等で1万円~のプレミアが付いていて驚かされますが、このグリーンムーバーマックスも追随する可能性も無きにしもあらず。
煽るわけではありませんが、ネットショップを見る限りこの標準塗装から消え始めているので、気になっている方は動力ともどもお早めに!(いや煽ってる!)
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