阪急電車のきっぷ。
でも、いつも見る切符とはちょっと違った雰囲気。むしろ懐かしい雰囲気。
今の阪急電車の切符って、いつからか薄いピンク色でスルッとKANSAIの柄が描かれているタイプに変わってしまいましたが、ずーっと昔はこの肌色一色のきっぷでした。
さぁ、この謎のきっぷ、角度を変えて見てみると…
意外にでかい?
そしてノートっぽい?
そう、きっぷが表紙になったノートなのです。
その名も「きっぷのーと」。
阪急沿線のコンビニ「アズナス(asnas)」やラガールショップで本日5/28から発売されたので、早速 西宮北口駅構内(今津北線ホーム)のアズナスで買ってきました。648円也。
ちと金額的にハードル高めでしたが面白さに惹かれてエイッ!と買ってしまいました。券面どおり150円ならもっと良かったなぁ。
※取り扱い店舗一覧はasnasのページにてご確認を。
中身はシンプルなノート
中身は特に飾りっ気のない普通のノート。
横罫10ミリ、56ページ。
ただ、タテヨコ比は切符なので普通のノートよりも縦長感あり。
一般的な大学ノートと比べてみるとこんな感じ。
寸法は257ミリx 135ミリ。
参考に普通の切符も置いてみました。ホントは阪急電車の切符を置きたかったけど、手元に無かったのでJRで代用(ちょっぴり悔しい)。
ウラ面はホンモノのきっぷ同様、磁気面の茶色一色。
現在の切符のウラ面は真っ黒ですが、昔はこんな感じの茶色でした。懐かしい。やっぱりデザイン的にターゲットはオッサン世代なのかしら。
そして、ちゃんと自動改札機を通してパンチされる穴まで開けられているのがコマカイ。
梅田の「田」の字がちゃんとホンモノの切符どおり「区」「凶」みたいな字になってるところもニクイですね。
これが普通の「田」だったら買い手激減必至でしょう(笑)
ただ、切符に書かれている73年当時に時刻表記は無かったはずなので、そこはちょっと惜しいかな。右端の数字も当時は4桁のみだったし(コマカイ?)
全国で12種類が同時発売
この「きっぷのーと」。下の英字にも書いてある通り、オレンジページの企画商品で、阪急電車を含めて今日から全国で12種類販売されています。
関西圏では、阪急梅田駅の他に、JR西日本(京都駅)と南海難波駅が発売されています。
どの切符も端に書かれた数字にさりげなく意味を持たせてあるっぽいので、この日付は何の日か考えてみるのもちょっとした楽しみだったり。
阪急の1973年4月1日は京阪神急行電鉄から「阪急電鉄」へ社名変更した日だと思われます。
ついでに阪神の神戸ノートもプチ紹介
ノートといえば阪神電鉄から販売されている「阪神電車版 神戸ノート(自由帳)」もついでにご紹介。
神戸市内の小学校を出た人にはたまらなく懐かしいデザインのこのノート。むしろ神戸以外の人には謎のノートかも。
コチラはネット通販の鉄道甲子園や屋外の鉄道イベント等で販売されることもあるので琴線に触れた方はぜひ。
コメント
これはおっさんホイホイ!
でも、「阪急電車」じゃないのが残念ですね…
▼ゆきまるさん
ああ、電鉄じゃなくて当時は「電車」表記でしたね。
アズナス店頭で並べてあるとこの色はけっこう目立つので、
まさにおっさんホイホイ、当時を知る世代なら食いつき良いと思います。