
JR西日本の新しい特急『まほろば』号の展示会へ行ってきました。
展示会場はJR神戸駅1番ホーム(2025年3月22日(土) 10~15時ごろ)。

事前予約の抽選に応募しようと思いつつも、まんまと忘れていましたが、フリー参加もOKだったのでふらっと参加してきました(車内見学もOK)。
神戸駅の展示会、昔はちょこちょこ行ってたんですが、今回かなりごぶさただったので懐かしさもありましたね。(たぶん数十年ぶりの参加!)

特急『まほろば』号は大阪・新大阪と奈良とをむすぶ特急列車。
『まほろば』はかつては381系が、最近では287系が臨時列車として走っていたりしましたが、今年2025年3月からは定期列車に昇格。

定期列車化にあたって専用列車が用意されるってことで、元サンダーバード等で使われていた683系電車が抜擢。
『まほろば』専用車として改造され、本格デビュー前にこうしてお披露目会が行われました。
しかし、このカラーリング、ものすごく目を引きますね。
たまたま神戸駅に来た一般のお客さんも注目していました。……むしろカメラをもった大勢の鉄オタ諸氏(私も含めて)を怪訝そうな顔で眺めていたという説もあるとか無いとか。

各部の装飾も凝っていて、まず目を奪われるのが正面のシンボルマーク。
従来の683系は真っ白い広いスペースでしたが、そこを大胆に埋めてきました。
大きなヘッドマーク感もあって、個人的にはなかなか良いデザイン配置だと思います。

シンボルマークは側面にも配置。

サイド窓まわりの帯はよく見ると多彩な絵柄が描かれていて賑やかです。
シカがいるせいか、花札のようにも見えてきますが、奈良といえばシカは欠かせませんからね!

英語で『MAHOROBA LIMITED EXPRESS』。
このあたりに英文字が入る特急といえば、真っ先にスーパーやくも(紫色時代)を思い出します。

車番まわりの照り返しも美しいサイドビュー。


編成は 次の3両編成。グリーン車はありません。
- クモハ683-7502
- サハ683-6401
- クハ682-6701
元は683系2000番代だったのが同6000番代へと改番されたようです。(289系への交流撤去改造はしなかったんですね)
つづいて車内へ。

シート配置等は683系時代から大きく変わってなさそうですが、モケットやカバーは全て まほろばオリジナルのものに入れ替えられていて気合いを感じます。


写真では見づらいですが、肘掛けにはコンセントもありました。(全座席についてるかどうかは不明)

車端部に一人掛けの座席もありましたが、車椅子スペースの隣といったポジションみたいです。
1号車・2号車まで探索・試座することができましたが3号車は締め切りのため入れず。(トイレ等の小部屋は全て締め切り)



順路どおりホームに出ると、奈良県の物販コーナーが所狭しと並んでいました。
新車をいろいろ堪能させてもらって手ぶらで帰るのも…という心理をまんまと突かれ、お菓子を少々お土産に買って帰りました。
神戸駅で買う奈良みやげ。某アリバイ横丁ちっくですね。

そんなこんなで久々の神戸駅での新車展示会、心ゆくまで堪能してきました。
今回は『まほろば』号の第1編成『安寧(あんねい)』でしたが、近い将来第2編成の『悠久(ゆうきゅう)』が控えているそうです。(悠久はグレー基調の塗装)
もし『悠久』も展示会があればまた覗いてみたいですね。
コメント