ダイソーをさまよっていると面白い商品に出会ったので思わず衝動買い。
電子メモパッド(ELECTRIC MEMO PAD)
550円(税込)
B5版くらいの小さな黒板にペンでなぞると文字や絵が描け、1ボタンで全て消せる。
繰り返し使えるメモ帳のようなアイテムです。
ルーツはブギーボード
その昔、キングジムからブギーボード(Boogie Board)という商品が販売されていました。
このダイソーのメモパッドもほとんどアレです。
ブギーボードは10年くらい前によく使っていたので、それのダイソー版が出てることにとても驚きました。
だってブギーボードは数千円くらいしたのがダイソー版は550円なんですよ。技術がこなれるとはこういうことか、としみじみ思っちゃいました。
↓コレがブギーボードですね。探したら今でも色々な種類が販売されていました。
外観チェック
まず外観をザッとチェック。
真ん中の長方形が描けるエリア。
下にペンが収納されていて引っ張ると取れます。芝居なんかのアンケートに付いてくるペラペラな鉛筆にちょっと似てますが、こっちのほうがまだしっかりしてます。
上のゴミ箱マークが全消しボタンです。
ウラ面(右)はとてもスッキリしています。
手に取ってみるとさすがにブギーボードよりチープな感じは否めませんが、なにより軽さが良いです。
たとえば筆談を必要とする方も気軽に持ち運びやすいんじゃないでしょうか。
実際に使ってみる
軽く絵を描いてみました。
ヘロヘロな絵でスミマセン。
黒い板にグリーンのラインが浮かび上がる様はまさにブギーボード。
そうそう、ペンといってもインクがあるわけでなく、ニンテンドーDSのペンのように先っぽが尖った単なるプラスチックペン。
仕組みはよく分かりませんが、摩擦か何かで板側内部の素材が浮き上がるカラクリになっています。
タカラのお絵かき玩具「せんせい」みたいなものですね(知ってる人いるかな…)。
筆圧が重要
描いてみて感じたのは筆圧がそこそこ必要だということ。
サワッ…となでるような弱い力で描くと細くうっすらとした線。
ある程度力を込めるとクッキリとした濃い線が描けます。
慣れの問題ですが、この辺りをコントロール出来るようになれば、濃淡を活かした良い感じの絵が描けるかもしれません。
視認性はイマイチ
真っ黒な画面にそう明るくない緑色のラインで書くので、視認性はさほど良くありません。(バックライトの類いもありません)
使うなら遠くから見るより、近くで見る用がベターですね。
これはブギーボードも同じだったのでそういうものなんでしょう。
将来的に白い画面に書けるメモパッドをお待ちしております。
ロック機構あり
最初、絵を消そうとしてボタンを押しても反応がない。
もしや初期不良をつかまされた?
と思ったら、裏側にロックスイッチが!
ここがONになっていると消せない仕組みになっていたんですね。
初代ブギーボードの頃には無かった安全装置。
うっかり消してしまうミスも防げそうでこれは嬉しいシステムです。
電池交換もOK
初代ブギーボードは電池が埋め込み式でカンタンに外せませんでしたが、ダイソーの電子メモパッドは電池カバー式で交換できる仕様なのが嬉しいです。
使用する電池はボタン電池のCR2016。
百均でもよく売ってるやつです。
電力は書いたものを消すときに使われます。(絵を描いてる最中や表示中には使われないようです)
なのであまり消さない描き方が電池を長持ちさせる秘訣。
オススメの使い方~やるべきことメモ
お絵かきの練習はもちろん、先も書いたように筆談用としても使えそうです。
個人的に気に入ってる使い方は、次にやるべきことを書いて、必ず見る場所(机の上など)にポンと置いてます。
- 洗濯物をとりこもう!
- 家賃の振り込みそろそろ
- ○○○(テレビ番組)の録画予約確認!
- (ゲーム等の)イベントがもうすぐはじまる!
- ぼんやり思い付いた仕事のネタを書いておく
等々。
最近ちょこちょこ物忘れすることが多くなってきた気がするので(年のせい?)、今すぐ実行できないけど出来ればあとでやっておきたいことをメモ。
ふせんにメモしたり、手の甲にマジックで書いたりするのと同じ感じですね。
もちろんスマホのスケジュール帳やタイマーも併用してますが、手書きで素早く殴り書きできるのはけっこう魅力です。
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