新風マルーン、KATO阪急9300系をゲット!先代6300系から全長も伸びた

KATO阪急9300系前後
ついにKATOから阪急電車9300系が発売!

実車はデビューから10年以上経ってて、もはやベテランの風格をまといつつありますが、NゲージメーカーKATO社製のラインナップとしては新風中の新風!

KATOが作る阪急電車は30年以上もの間、6300系たった一車種だけの存在でした。

誰しもが「KATOから阪急の他の車種は出るまい」と無意識のうちに思っていた常識。それが2015年の8月に打ち破られたとあらばもう買うしかないでしょう!

基本・増結のパッケージではなく、8両編成(9305F)のセットを購入。ジョーシンwebより到着したのでザッとレビューしてみます。

記事の最後のほうでKATO阪急6300系とのカンタンな比較も載せています。

パッケージにズラリ8両

KATO阪急9300系パッケージ
おなじみの深いグリーンのKATOパッケージ。
製品番号は10-1280番。

KATO阪急9300系パッケージ開封
ケースを開けると説明書とズラリ並んだ8両の阪急9300系。

6300系のときは6両並んで右側タテに2両という変則的な配置でしたが、やはりストレートに8両並んでるほうが見栄えが良いですね。

渡り板もある!ディティールチェック

渡り板もしっかり再現
貫通扉の下の「渡り板」もしっかり再現!

「いきなりそこかよ!」と突っ込まれそうですが、渡り板ってNゲージなら省略されても仕方ないものだと思っていただけに、ちょっと感動してしまいましたよ。

乗務員扉の下のハシゴの再現もぬかりなく。こういう細かい部分が仕上がってると嬉しくなりますね。

特徴的な屋根上
阪急9000系列の最大の特徴とも言える、ちょっとフクザツな屋根も見事に再現。

フクザツにしてるのは屋根上の細い白い板なんですけれども、こういう入り組んだ構造って模型メーカー泣かせですよね。Bトレなんて灰色塗装がスッパリ省略されてました。実車でもメンテナンスの時とか面倒だったりするのかな。

その細い白い板。
ルーフがちょっと外れかけていた…
手元に届いた製品は、1両だけちょっと抜けかけていました。

指で押し込むことで事なきを得ましたが、「こういうパーツ構成になっているのか」と買ってすぐに知ることができたのは収穫、かも。

行き先表示は印刷済みでラクチン

ステッカー類
側面に最初から貼られている(印刷済みの)ステッカー類。

車番、社紋はもちろん、号車番号、女性専用車両のステッカーから行き先表示まで印刷済み。(9305編成は特急・河原町)

付属品
先頭車の行き先表示も、最初から「河原町・特急」が書かれていますが、ここは付属の別パーツと交換することで変更が可能。

シールではなくプラパーツ。

ただ、行き先と種別がひとまとめになっているので、「河原町・快速急行」のように、この中にない組み合わせを実現したいときはちょっと苦労しそう。

ここで「おや?」と感じる事態に気付きました。側面用のシールが…付いてない!?

入れ忘れを掴まされたか? と焦りましたが、説明書の付属品の項目を見ても「前面行先表示」としか書かれていないので、最初からシールが付いていないのかもしれません。むむぅ、KATOさん…。

個人的には「河原町・特急」から変えるつもりは無いのでシール無しでも良いんですけどね。

あ、やっぱり側面用シールは封入されてないんですね。

ライトまわりをチェック

ヘッドライト
最近、阪急界隈でもっぱら大流行の4灯ブタ鼻LEDヘッドライトが早くも採用。

個人的には4灯になる前のヘッドライトでも全然問題無かったんですが(むしろ2灯のほうが馴染みがある分好き)、今やこっちがスタンダードになりつつあるので受け入れざるを得ないですね。

ただ、こうやってアップで見ると4灯だとわかりますが、Nゲージサイズなので実際光らせて走らせてみると、そこまで4つのツブツブ感は気にならないです。

ライト類の光り方をGIFアニメで。
ライト類点灯アニメ
なにより行き先表示と標識灯が光るのがうれしい!

標識灯は両側点灯なので、特急・快速特急・快速急行仕様。準急にしたい方はウィンク仕様への加工が必要ですね。

走行は静かでスムーズ!

走行は静かでスムーズ
ひととおりボディを眺めたら試運転。

走らせてみるとモーター車の静けさっぷりに「おっ!」と感動。

昨年末に発売された阪急6300系(リニューアル品とはいえ、仕様自体はほぼ旧製品なので)と比べたら世代の差がクッキリ浮かび上がりますね。

ボディマウント式KATOカプラー
カプラーはボディマウント式のKATOカプラー。

狭い連結間隔
連結の間隔も狭くて満足。

TOMIXの177レールまで走行可能
どこまで小さいカーブで走れるか試してみたところ、TOMIXの半径177mmのカーブを紙一枚分のすき間を維持しつつ走行できました。(平穏に走行できた…というより、かなりギリギリ感ありですが!)

さすがに半径140mmはアウト(脱線)。説明書には「最小通過半径 R249」とあるので、R177で走らせてみたい方は自己責任で。

KATO6300系と比較(全長)

全長を比較
長年、短い短いと言われ続けてきたKATO阪急6300系。

今回発売された9300系では長さはどうなっているのか、気になっていたので早速確認。

  • KATO 6300系
  • KATO 9300系
  • 鉄コレ 6330形

の順に並べてみたところ(すべて中間車。左端で揃えて)、KATO6300系よりしっかり長くなっている!

鉄コレ6330形の長さにほぼピッタリ合います。過去製品にとらわれることなく、実際に即した寸法が採用されたことに心から拍手!

KATO6300系と比較(アイボリー)

阪急電車の模型はマルーン色(小豆色)の再現が命。

9300系のマルーンは前回発売された6300系とほぼ同一調合、そしてツヤ感たっぷりの大満足のマルーンでした。
アイボリーを比較
次に気になる色は屋根肩の白っぽい色。アイボリー。

先ほどと同じように並べて比べてみると…9300系のアイボリーはかなり白色寄り。

6300系が新幹線0系なら、9300系は新幹線100系な感覚。

あらためて実車の写真を見てみると、
実車9410と6450
うーん、9300系も6300系もほぼ同じアイボリーだろうか。

ただNゲージサイズの場合、まったく同じ色を放り込んでも、ちょっとの差ですごく黄色っぽく見えたりするから、この辺りの調整ってかなり大変なんだと思います。

並べて比べてみるとちょっと違うかなとわかりますが、初めて見たとき(パッケージを開けた瞬間)に大きな違和感を覚えなかったので、個人的にはこのアイボリーも許容範囲。

まとめ

KATO阪急9300系と6300系
昨年末に6300系を手に入れた時「これだよ、これ!」と大喜びしたものですが、今回9300系を手に取ってみると、とても細かやかな部分まで作り込まれていて、改めて見比べてみると世代が上がった感のある9300系の完成度は目を見張るモノがありますね。大満足です。

阪急9300系のNゲージ自体は、すでにマイクロエースなど他社からいくつもの製品が出ていましたが、主に価格面で購入をあきらめていました。

今回のKATO製品はジョーシンの値引き後で17,000円弱と他社に比べたらリーズナブル。近年値上がりの激しい事業者限定の鉄コレを8両揃えて動力化するよりも安いしライトも光る。

もし鉄コレで阪急9300系が出たら買う?

の問いに、二つ返事で「イエス!」と答えられる人なら、メイド・イン・ジャパンなKATOクオリティの阪急9300系を見逃す手はありませんよ。

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コメント

  1. まちゃ より:

    KATO6300系が長さが短いと言うことをはじめて知りました!!
    ボクも比較して、確かに短いですね。鉄コレは、2300系、6330形(3000等は比較はしなかった)、マイクロ2800系等比較しても短いです。
    (どのように寸法を150分の1にするときの端数処理をすれば、こうなるの?!)
    色は、質感も含め、今回のKATOはとてもクォリティが高いですね。
    艶は鉄コレは控えめ(TOMYTECは全体的に艶を抑えているかも)、マイクロは艶出し塗装ですね!!
    ボクの6300系は初期の半完成キットなので、少し赤味がかかっているようにも感じます。さらに空気中の細かい塵も一緒に吹き付けちゃったような塗装面ですし…。
    (実際、模型店で買ったら、埃の上に塗装したような車両が入っていたので、取り替えてもらったことを思い出しました。)
    この前、再生産の時に色を調整した筈ですから、今の6300はよくなっていますよね?!
    「渡り板」の再現!!あまり気にしていませんでしたが、模型では、省略か折って裏を見せた状態のイメージがありましたが、流石はKATOですね!!素晴しい出来に満足です!!

    • ひらら より:

      ▼まちゃさん
      そうなんですよ、6300系は30年以上前の設計のままなので、
      当時は今よりも緩かったんでしょうね。

      昨年末出たKATO6300系は今回の9300系とほぼ同等の色合いなので、
      並べてみても違和感が無くて良いです。
      機会があればマイクロエース版の阪急とも比べてみたいですね。
      中古でも買うのは予算的にはキビシイですけれども(笑)

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