ついにPCエンジンミニのラインナップが全て公開されました。
なんと全50タイトル!
メガドラミニの42タイトルよりも多くて「おおっ!」と驚かされたのですが、ちょっとズルイカラクリが…。(後述します)
上の動画は一部しか公開されていませんが、AmazonのPCエンジンミニ特設ページで全50ラインナップが公開されてます。
もちろんコナミ公式サイトでも発表済みですが、入場時に言語や生年月日を問われるのが面倒…。
さて、50タイトル!
こちらでも書き並べてみました。
先ほどのズルいカラクリというのは、26本が日本国内タイトル、残り24本が海外版タイトル、という、最初見たときは「???」とちょっと理解に苦しむ構成でしたが…。
とりあえずザッと見ていきましょう。
国内26タイトル
ハドソン
- THE功夫
- PC原人
- 忍者龍剣伝
- 邪聖剣ネクロマンサー
- ダンジョンエクスプローラー
- ネクタリス
- あっぱれ!ゲートボール
- ニュートピア
- ニュートピアII
- ボンバーマン’94
- ボンバーマンぱにっくボンバー
- スーパー桃太郎電鉄II
- スーパースターソルジャー
- スターパロジャー(CD)
- イース1・2(CD)
- 銀河婦警伝説サファイア(AC-CD)
- オルディネス(SG)
コナミ
- グラディウス
- グラディウスII GOFERの野望(CD)
- 悪魔城ドラキュラX 血の輪廻(CD)
- スナッチャー(CD)
- ときめきメモリアル(CD)
他社(NECアベニュー・メサイヤ)
- ファンタジーゾーン
- スーパーダライアス(CD)
- 大魔界村(SG)
- 超兄貴(CD)
雑感
予想していたことですが、大半がハドソン・コナミ販売で占められていますね。
しかしサプライズが!
スナッチャー!
スーパー桃太郎電鉄II!
誰もが移植困難だと思っていたであろう、スナッチャーと桃鉄が収録!
ここだけで「コナミ頑張った!」と熱く激励したい気持ちでいっぱいです。
さらに初代「ときメモ」も収録。
パロディウスだ!が選に漏れたのは残念ですが、個人的にはこの3本とグラディウス軍団でゴハン10杯はいけますよ!
では、残り24タイトル。
海外24タイトル
なぜ海外版?? と疑問は残りますが以下のタイトルが収録されているようです。
勝手ながら和名もあわせて記載しました。
- エイリアンクラッシュ:ALIEN CRUSH
- ビクトリーラン:VICTORY RUN
- ガンヘッド(の版権ゼロ版):BLAZING LAZERS
- R-TYPE(R-TYPE1・2が統一された海外版)
- モトローダー:Moto Roader
- パワーゴルフ:POWER GOLF
- 最後の忍道:NINJA SPIRIT
- カトちゃんケンちゃん(の別キャラ版):J.J. & JEFF
- スペースハリアー:SPACE HARRIER
- ビーボール:CHEW-MAN-FU
- パラノイア:PSYCHOSIS
- PC原人2:BONK’S REVENGE
- パラソルスター:PARASOL STARS
- カダッシュ:CADASH
- 高橋名人の新冒険島:NEW ADVENTURE ISLAND
- PC電人:AIR ZONK
- ソルジャーブレイド:SOLDIER BLADE
- ウィンズ オブ サンダー:LORDS OF THUNDER
- ボンバーマン’93:BOMBERMAN ’93
- ★ニュートピア:NEUTOPIA
- ★ダンジョンエクスプローラー:DUNGEON EXPLORER
- ★イース1・2:Ys book I&II
- ★ネクタリス:MILITARY MADNESS
- ★ニュートピア2:NEUTOPIA II
国内版と重複するタイトル(★印)が5本あるので、実質45タイトル収録ってことになりますね。
会社分けは面倒だったので省きましたが、8割ハドソン、あとはNEC系、メサイヤ、ナグザット少々な配分。
単純なアクション・シューティング系が多いので、日本版じゃなくても同じように遊べるって判断なんでしょうけど、手間コスト削減感が見えまくるのが少し悲しい…。
悪魔城コレクションのドラキュラII(北米版のみ収録)の悪夢再来か。
ガンヘッドやカトちゃんケンちゃんは、版権的に日本版の収録が難しいのも分かるので、海外版でも納得できますが、せめて「高橋名人の新冒険島」くらいは日本版で出してあげて欲しかったなぁ。
PCエンジンを支えたハドソンの功労者なんですよ、名人は。
あと、どうせなら重複ソフト1本削って「ファイナルソルジャー」を入れてくれたら、ソルジャーシリーズコンプできたのになぁ、と思ったりもしました。
あぁ、ナムコ不在
ザッと全50タイトル見てきて気付いたことは…ナムコがいない!
ケムコじゃないよ、ナムコだよ!(ケムコもいないけど)
PCエンジンといえば、特に初期はナムコのアーケード移植がかなり幅をきかせていました。PCエンジン普及を支えた立役者の1つと言っても過言ではないナムコがゼロ本は寂しすぎます。
妖怪道中記やドラゴンスピリット、ワルキューレの伝説等々どれか1~2本くらい欲しかったなぁ。
桃鉄交渉で力尽きちゃったんでしょうか。さくまあきら氏以上にコナミとナムコとの溝は深いってことなんでしょうか…。
おわりに
半数が海外版、ナムコ不在。
それから天外も無いですね。あと、「マジカルチェイス」もダメでしたか。
と、気になる点はいくつかあるものの、個人的には「スナッチャー」の存在がかなり大きいので、突撃しちゃっても良いかなと思っています。
ラインナップが判明した今、最大の懸念事項はエミュレーターの精度。
PSクラシックが失敗したのも出来の不味さがかなりのウェイトを占めるので、そこだけは上手くやってくれよ~、頼むよ~コナミさん。
さて!
そんなPCエンジンミニは2020年3月19日発売予定、価格は10,500円(税別)
まもなく始まるAmazonプライムデー(7/15~)でも早速予約が始まるそうなので、特典が気に入れば一か八かで予約しちゃうかも。
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