先日、阪神電車5700系を撮っていてすごく気になったのがLEDの行先表示器。
従来の方向幕と違って、LEDの場合は写真で撮るとこんな風にブツブツ切れてしまって、種別も行き先も分からなくなるのが結構カッコ悪いんですよ。
シャッター速度を遅くしていけばちゃんと撮れるんですが、5700系で改めて検証したところかなり限界値が低いことが分かりました。
上の写真のシャッター速度は1/250と、走行中の鉄道を撮るにはけっこう遅いスピードですが、こんなに切れちゃうとはなんて撮り鉄泣かせなんだ5700系くん。
停車中の5700系で検証
シャッター速度1/160
1/160。
これでも結構遅いのにまだ切れ目が気になります。梅田が梅臼になっちゃってます。
シャッター速度1/125(1)
1/125、その1。
ここらでしっかり撮れるように思えたものの。
シャッター速度1/125(2)
1/125、その2。
タイミングによっては若干切れてしまうこともありました。
シャッター速度1/80
1/80でようやく安定してきました。
が、さすがにブレやすくなってくるので、停車中の電車でも意識してカメラをホールドしないとブレます。
※実際この写真もご覧の通りブレ気味です。
走行中の5700系LEDを仕留めるのは至難のワザ
参考として、同じ阪神から8000系のLED写真も。
8000系はシャッター速度の下限を調べてないですが、1/320の速度でこれだけ写りました。
お向かいの阪急9000系もわりと下限が低くていつもLEDに泣かされますが、それでも1/250~1/200あたりで鮮明に撮れるはず。
それらに比べると阪神5700系の下限の低いこと!
1/800ほどの高速撮影でもLEDがキレイに撮れる電車がある中、これは結構なウィークポイントです。
走行中の阪神5700系のLED撮影は、崩れるのを諦めて撮る、流し撮りを成功させるかの二択ですね。
コメント
LED表示の撮影は難しいですよね〜
この記事を読んで、
神戸三宮駅で撮った写真を見ると、
やっぱり、切れてました・・・
▼おけいはんさん
他の車種はわりとカメラ任せでも撮れたりしますが5700系はキビシイですね。
シャッター速度が調節できるカメラをお使いなら
是非次回は1/125以下に設定して撮ってみてください。