テレビ・映画ドラマ

こんにちは「とと姉ちゃん」、さようなら高瀬耕造アナ!おまけに「あさが来た」最終回感想も


今日からNHKの新しい朝ドラ「とと姉ちゃん」が始まりました。

半年も続く長丁場の朝ドラが面白いか否かは、これまでの経験上だいたい第1回(少なくとも第1週)の印象で決まることが多いので、第1回は本当に大切。

両極端なタイトルを挙げると、第1話でワッシと心を掴んだのが「あまちゃん」。第1話でアレレ…?と不穏な空気を放ったのが「天花」や「瞳」。

「とと姉ちゃん」はというと、そのどちらでも無い中庸な印象でした。

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中庸だけど柔らかな雰囲気には好印象

ややコメディ寄りに振られてるので毎日気楽に見られそうなのと、すごく優しい父(西島秀俊)とやや天然感のある母(木村多江)にホッコリ。

昭和初期が舞台のドラマにはたまーに敬語づくしの丁寧な父親が現れますね。昨年あたりに放送された広島市電ドラマの阿部寛もそう。ああいう方ってけっこう存在してたのかな。

時折挟まれるアニメもどことなく昔話な雰囲気で良いクッションになりそう。

うん、ひとまずは悪印象が無い。第1話の難関はクリアだ。

と思っていたら、まさかのラサール石井登場!

「あさが来た」ヒロインをぶっ刺した悪役イメージがまだ払拭しきらないうちに起用するとは、NHKもなんとまぁ大胆不敵。

とと姉ちゃんでも一癖ありそうなポジションなので、もしかしたらこれはこれで狙った起用なのかもしれませんけれども、そこの判断は明日以降を見てからですね。

ひとまずは全体的には悪くない印象。子役時代から真のヒロインにバトンタッチしたらガラリと空気が変わることが多いので、まだまだ油断はできませんがこれから半年間見守っていきたいと思います。

さらばお昼の高瀬耕造アナ

朝ドラは朝ではなく、だいたいお昼の再放送に見ている私。

お昼の朝ドラが終わった直後にNHKニュースが流れますが、そのキャスターは高瀬耕造アナウンサー。

パッチリお目々とクッキリ眉毛が印象的で一部ネット層からは「まゆゆ」などと呼ばれて親しまれていたりしますが、私は親しみを込めて心の中で「耕造」と呼んでいます。

ツイッターでも時々つぶやいてましたが、いつも呼び捨てでゴメンナサイ。

そんな高瀬アナの朝ドラ直後の表情がたまらなく良いんです。

朝ドラがホッコリな場面で終わると高瀬アナもニッコリ顔でご登場。

誰かが亡くなったり悲しいシーンで終わると高瀬アナも悲痛な顔で(時にはうるんだ瞳で)ご登場。

と、彼の表情を見ることも昼に朝ドラを見る大きな楽しみだったのです。いわゆる「朝ドラの受け」ですね。

が!

この春から異動で、高瀬耕造アナウンサーは平日お昼のニュースを引退。今後は土日夜のニュース7でキャスターをされるそうです。

昇格人事だからおめでとう、なのに素直に喜べない!

私たちにとってはいつまでも朝ドラの受けで良い顔を魅せてくれるアナウンサーで居続けて欲しかったのだ(なんて勝手な理屈だ)。

とにもかくにも今まで楽しかった日々をありがとう耕造!

「あさが来た」最終回感想

書く機会を逸してしまったので、ここで軽く。

最終回はラスト2分に尽きますね。

ピクニックにも似た野原での勉強会の後、遠くにふっと現れた亡き夫新次郎さん。

それを見つけて走るお婆ちゃんになったヒロインあさ。

近付いたときには若返った二人。青い空に一面イエローの菜の花畑がまぶしい。

お迎えが来たというメタファーなんだとは思いますが、今までで一番幸せを感じられる瞬間が最終回のラスト2分で描かれて思わずホロリ。

このドラマ、正直あさには深く共感ができないことが多かったんですが(あまりにも完全無欠すぎて)、彼女が偉業をなしえたのは周りの人たち、とくに海のように広い包容力を持つ新次郎さんのおかげだったんだなぁということを改めて感じさせられました。

「あさが来た」のMVPは間違いなく新次郎さん(玉木宏)だ。

もちろんこの最終回も昼の放送で見たんですが、高瀬アナのうるんだ瞳、なにかをぐっとこらえた「間」も最高でした。あらためて最後の最後に良い表情をありがとう耕造。

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