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吃音×タバコ。冒険感もあり、喋れない人に勇気を与える月9「ラヴソング」第1話感想

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意外と悪くなかったです「ラヴソング」第1話。

むしろ、けっこう好印象。

自分の中の期待値を思いっ切り下げてから見始めたってこともありますが、出来がイマイチなドラマはどれだけハードルを下げても「良かった」という気持ちにはなれないもの。

現に、冬の月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」はいろいろ不自然さが気になって第1話の時点で脱落してしまいました。

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女性にタバコを吸わせるとは

のっけから女性に、しかもヒロインにタバコを吸わせるシーンって何考えてるんだ、フジテレビ。

この禁煙、禁煙のご時世、男でもタバコを吸う人はかなり減ってるし、タバコ吸ってる人を見て憧れる時代なんてとっくに過去のものなのに。

…なんてツッコまれることは、制作側もきっと承知の上。

今時のメディアは何かにつけて「規制、規制」。

いかに視聴者からのクレームを回避できる無難な作品づくりを心掛けるか、ってなイメージがすっかり強くなっただけに、女子タバコはけっこう勇気あるじゃないかと逆に感心しました。

吃音のヒロイン

ヒロインがなかなか喋らない。

耳が不自由な方と思いきや吃音(きつおん)だったのがこれまた意外。

20年ほど前は「星の金貨」や「ピュア」なんてドラマがありました。ジャンルは違いますがもっと昔には「裸の大将」なんてのも(大好きです)。が、最近は障がいやコンプレックスに真正面から挑むドラマにはなかなか出会わなかったのでこれまた新鮮。

どれもすごくデリケートなテーマだけにテレビ局のエライさん立場としては(特にスポンサー企業を抱える民放なら)、下手打つことを考えたらあまりやりたがらないはず。

今の時代のフジテレビでもこういうの出来るんだ、とさらに見直しました。

喋れない立場の自分もヒロインに共感

私も喋れない側の人間なので、そういう意味でもこのドラマは興味大。

吃音やどもりではないですが、あがり症。極度の「緊張しい」ですね。

今は幾分マシになりましたが、若い頃はもっと酷かった。人前でうまく喋れない→ 声が小さくなったりどもってしまう→ 笑われたりバカにされる→ 自信喪失。

という水野美紀先生がホワイトボードに書いてたまんまのループに陥るし、電話をかけるのもニガテ。

ヒロインがなんとか頑張ってお店の予約を取ったのに、同僚に軽くキャンセルされて別の店を予約されたときの気持ち。たまらなく悔しいだろうなぁってのはヒシヒシと伝わってきました。普通の人には何の変哲もない行動でも、出来ない人にとっては時には死ぬほどの苦しみにすらなり得るんですよ。

そういう人が他にもいるんだ!

ってのを見るだけでも勇気をもらえますが、ここからの克服(症状軽減)をジックリ描くことで、喋れないことで悩む人たちの希望につながるドラマになることを期待しています。

恐らく結婚式のスピーチが1つの大きな目標になりそうですが、ラスボス級にハイレベルなイベントだけに(私だって全力で回避したい)、あまりにスラスラやられちゃって現実感が乏しくならないことも同時に祈ります。

ギター吹き替えナシなら納得の福山雅治

ミュージシャン崩れのヒモでもあり、非常勤のカウンセラーでもある福山雅治。

最初見た時はこの設定にギャップがありすぎて、どっちか片方で良かったんじゃないの?

とも感じたし、今でも少しモヤっとしていたりしますが、1時間20分見ててドラマとして退屈な気持ちにさせられなかったのは脚本の妙なのかも。単にイケメンだから、ってだけじゃなくギターを(音楽を)持たせる意味があるって点で福山雅治の起用は全然ありですね。

余談ですが、一番最初にカウンセリングを受け来た高畑淳子が福山雅治にベタ惚れで、「Dr.倫太郎」(←堺雅人)の時とは全然対応が逆だったのがちょっぴり面白かったです。

今後の展開次第で評価は割れそう

初回は個人的にまずまず好印象だったラヴソング。

ドラマの進む方向としては、

  • 吃音の克服
  • 音楽的にビッグになる
  • 恋愛に発展

と3つの大きな柱がありそうです。

音楽がひとつのキーになっているので、ドラマの筋としてそこは外せないとは思いますが、個人的に興味があるのは先にも書いた通り吃音の克服。恋愛に大きく偏りすぎていずれもおざなりになってしまうのは避けて欲しいところですが、そこは月9なのでちょっぴり警戒。

ともあれ次週も視聴継続決定です。

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