本当に驚きました。次は首都直下か東南海かなんて言われていただけに。20年ほど前、神戸に住んでた時にもイヤというほど痛感しましたが、災害って本当に盲点を突いてくるから恐ろしい。
災害対策のマニュアル本として最近よく紹介されているのがこの「東京防災」。
Amazonの電子書籍Kindle等で0円で配信されています。
今回の熊本地震を機にダウンロードして読んでみましたが、話題になるだけあってけっこう良く出来てます。
タイトルに「東京」と付いてますが、書かれていることは一般的な事柄なので全国どこでも大丈夫。むしろ「日本防災」で良いんじゃないかってくらい。
冒頭は「地震が起きたときはアタマを守れ、ブロック塀のそばには寄るな」といった、ありきたりのことが書かれていて「うんうん、そんなことくらい知ってるよー」と油断させられるのですが、どんどんページをめくっていくと
- 止血の方法
- 災害時のNG行動(ブレーカーを上げない等)
- 脱水症状を防ぐ方法
- 断水時の簡易トイレの作り方
などなど、地震(災害)が起きた後の生活で深刻になりそうな事態への対策も書かれていて「これは使えそう!」と思わず感心してしまいました。
対策グッズも新聞紙やラップ等、ごくごく身近なもので作れるものがほとんどなので、平常時のうちから練習しておくとさらに有効かもしれません。
ページ数は思いのほか多いですが(340ページ!)、全体的にイラスト豊富なのでパラパラと読み進めることも可能。
この「東京防災」は、Kindle以外の多くの電子書籍ストアでも無料配信されているし、東京防災公式ページではPDF版の配布、デジタル版(ブラウザで読める)も用意されているので、人それぞれの環境に応じて読めるのもありがたいです。もちろん全て無料。
この手の本はオフライン(ネットにつながっていない状態)で読める状態にしておくことが何より大切なので、とりあえず平和な間にスマホかタブレット(あるいはPC)にダウンロードしておくことをオススメします。
バッテリー切れも考慮して手持ちの端末あるだけ全部入れておくと良いかもしれませんね。
実は紙の書籍版も存在しますが(そちらは定価140円)、人気すぎてあっという間に完売したとか。
コメント
おぉ、以前、「ちちんぷいぷい」で紹介されていて 購入できないのかぁと思っていたとです。
アマゾンさんでDLできるんだ。しかも0円(笑)
さっそくぽちっとな。
各地方に特化したものを 無料で配布してくれたらいいのにねぇ。
▼京太郎さん
おお、ちちんぷいぷいでも紹介されてたんですね。
津波が不安なエリアとか火山が不安なエリアとかもあるし、
地域特化な冊子があっても良さそうですね。