阪急電車の紙の回数券(きっぷ式)が2018年9月30日をもって発売終了してしまいます。
【PDF】回数券(きっぷ式)の発売終了および回数券カードから引き換えた回数券の有効期限の変更について(阪急電鉄)
すでに4月頃に報道されていましたが、すっかり見落として今になって知りました。個人的にはけっこう衝撃的。
2018年10月以降、阪急電車の回数券はカードタイプのみになります。
説明書きを読んでいて、カード→ きっぷへ引き替え可能だと今回初めて知りました。
従来は、カードから引き替えられたきっぷの有効期間もカードと同じだったのが、10月からは当日限り有効へ。一応存在は残されたとはいえ、きっぷ回数券は事実上廃止と同等とみて良いですね。
さて、何が衝撃的なのかといえば、駅のまわりによく置いてあるこの自販機。
関西ではご存じの方も多い、回数券をバラ売りしている格安きっぷ自動販売機。
買おうとしたら数人並んでることも多くて、地味に人気なんですよね。
阪急は特に土休日きっぷの値引率が高く、これまたお得なJR西日本の昼間特割きっぷも一緒に販売されているので、ちょっとしたお出掛けでは重宝させてもらっていました。
そう、JRの昼間特割きっぷも同じく9/30で廃止なんですよ!
10月になれば、阪急とJRの便利な回数券がダブルで廃止。これは痛い。
それぞれ有効期間3ヶ月なので、これら自販機の命は最大でも12月まで。
おそらく代替となるきっぷはもう出てこないだろうし、これからは大人しくICOCAに多めにチャージして、何も考えずピッするだけの生活を始めるしかなさそうです。
古くは往年のJR周遊券、最近ではスルッとKANSAIの3Dayチケット。
お得に動ける手段がどんどん無くなっていくのは世知辛いですね。
コメント
年々ICカードやスマホチケットの普及でバラ売り回数券が無くなるのははっきり困りますね。バラ売り回数券の魅力は節約家の為に強い味方でしたからね。自分もたまに近鉄特急を使いますがスマホチケットを使わず駅まで行って自分のお目当の席をゲットした方が楽しみがありますからね。
▼ハラちゃんさん
庶民の味方だったバラ売り回数券が
どんどん消えていくのはやはり残念ですね。
スルッとKANSAI系のお得チケットもそうですが、
ICカード移行でうまく共存できれば良いのですが。