パンタグラフや無線アンテナなど、鉄コレやNゲージ等の屋根上に取り付けるパーツ。
そのままだとユルユルですぐ取れてしまう場合は、何かで接着してやる必要があります。
この手の接着には、ゴム系ボンド(Gクリア等)を指定されることが多いです。
が、ゴム系ボンドは、久しぶりに使おうとしたらフタが接着されて開けられないことが往々にしてあるので、個人的にはニガテなんです。(使った後にフタまわりをちゃんと掃除しないのが良くないんでしょうけどね)
最低限パーツを止めてくれて、メンテナンスもラクチンな接着剤があれば良いな~。
なんて願いを叶えてくれるのは、ズバリ木工用ボンド!
意外に思われるかもしれませんが、パンタ等の屋根上機器を止める程度ならホント良い仕事してくれるので、もう軽く十年は木工ボンドのお世話になってます。
つまようじでチョイのせ
何個もあるパーツを付けるたびにボンドを触るのも面倒なので、
ティッシュやいらない紙などに、チョボっと出しておきます。
(用が済んだらまとめて捨てられます)
つまようじでチョイとひとすくいして、
屋根裏からパンタグラフの足にチョン、チョンと乗せてやればOK。
(足りなければ、何度か繰り返します)
乾いて透明になれば接着完了。
ただし、木工ボンドは乾くまで時間がかかります。
手を放すと取り付けが傾いてしまう場合は、しばらく手で持っておいたり、何かで押さえつけるなど固定しておく必要があります。
無線アンテナ等も木工ボンドで。
外すのもカンタン
もし違うパンタグラフに差し替えたくなった場合でも、木工ボンドで止めたパーツは外すのもカンタン。
屋根裏から足が出ている場合は、押してやりつつ、パンタグラフの台座を引っ張れば取れます。
(くれぐれもパンタグラフの破損には注意)
残った接着カスも、つまようじ等の先のとがった道具でカリカリこすってやれば、ご覧の通りほぼ取れます。
これで他のパンタグラフに差し替えたくなった時も、パンタグラフを汚したくなったときも安心。
↓実際、差替え事案が発生しましたが、スムーズに交換できました。
https://blog.hirara.net/tc-pantograph-pg16-pt4212s/
木工用ボンドは、接着までに時間がかかるデメリットはありますが、瞬間接着剤のように白くなってしまうことも、ゴム系のまどろっこしさも無いシンプルな接着剤なので、扱いがとてもラクなのは最大のメリットです。
コメント
管理人様、こんにちは。
鉄コレでパンタグラフを製品搭載のから規制部品に換装した時、時々はめ込みが緩い時が有り、パンタグラフを上げた状態にした時に脚から浮き上がってしまう事が多々あります。
鉄コレ初期の頃から遭遇して、基本的にプラ接着剤を使用して、半永久の場合は、瞬間を使用しています。
使用時は、パンタグラフの脚につけてはめています。
パンタグラフ脚との形状を見るに、どうも脚を裏で熱潰して固定をメーカーは想定してるのかもと推定しています。
▼播・備鉄道さん
カチっとハマるものもあれば、
ゆるいものがあったり、鉄コレ+パンタは振れ幅ありますよね。
>脚を裏で熱潰して固定
接着剤に比べてハードルは高いですが、半永久的に装着するならば
脚の長さ的にそういう固定方法も有効ですね。
私も木工用ボンド愛用しています。
綺麗に透明になってくれるので、ありがたやありがたや。
▼アフロ波平さん
木工ボンド、
透明になってくれるのはホント優秀ですよね。
先ずは地震についてお見舞い申し上げます。私は戦車プラモデルを作るのでやライト等のクリアーパーツ接着で木工ボンド良く使います。ちなみにトミックスのシーナリーボンドは水に良く溶けますので、ジオラマ作りの水溶液に良く使います。あと、タミヤのクラフトボンドも模型用なので使いやすいですよ。
▼Re-Zさん
お見舞い痛み入ります。
シーナリーボンドにタミヤのクラフトボンド、
聞いたことはあるものの、いずれもまだ使ったことが無い接着剤ですが、
自分の用途に合いそうなら、いつかチャレンジしてみたいです。