唐突に買ってしまいました、鉄道コレクション熊本市交通局5000形(復刻塗装車)B。
結構前に発売されたものですが、発表されたときからずっと気になっていたんですよ。
熊本市電は実際に乗りに行ったことはあるものの、当時5000形は休車中だったので、見ることすら出来なかったんですが、
・昭和な外観
・連接車
・マルーン&ベージュの復刻塗装
という、路面電車”萌え”の魂をくすぐりまくる風貌にヒトメボレ!
連接車体の路面電車としてホント美しいスタイル。そんな鉄コレ熊本市電5000形の御姿をザッと眺めていってみましょう。
外観ビュー
付属物は展示レールのみ。
シールや後付けパーツは無いので買ってすぐ飾れます。
5014A側(パンタ有り)からのショット。
昭和の路面電車にありふれた顔でありながら、2つの車体が連接されているという重厚感が5000形の特徴。
鉄コレとしてもなかなか良い仕上がりだと感じます。
5014B側(パンタ無し)からのショット。
鉄コレ熊本市電5000形には今風のカラーリング(白地に扉がグリーン)も発売されていましたが、惹かれるのはやっぱりコチラのマルーン&ベージュですね。
大阪市電や阪神国道線とも近い、昭和の路面電車でよく見られた色合いは郷愁を誘います。
真横から。
最初から搭載されているプラ製のパンタグラフは昇降可動します。
側面の二段に割れている窓もステキですが、上段窓の黒ブチ塗装がかすれている箇所がわりと見られました。
塗装の弱さは鉄コレの宿命みたいなものなので致し方ないとはいえ、気になってきたら黒塗料(ガンダムマーカー等)でチョンチョンと慎重にタッチアップしてやりましょう。
サイドをアップで。
表記類もよく再現されています。
「熊本市電」と書かれたあたりの処理が殺風景な感じですが、実車の写真を見るとこれで正解なんですね。
連結面は、これまでの路面連接タイプの鉄コレと同じ方式。
前面は 5014A、5014Bともに同じ顔。
ライト類はすべてクリアパーツ。5つの楕円で穴抜きされた、独特な排障器の再現も素晴らしい。
系統を表す赤い「A」の板が印刷で表現されていますが、印刷だとどうしてもノッペリしてしまうので、実車の板感が失われているのが残念。
系統板を受ける枠をモールドで再現した上で、別途シール対応ならば、A系統/B系統も選べるし多少立体感も出せて良かったかなぁ、なんて思ったりしてます。
ミニカーブにも乗せられる
最初手に取ったときは、車体を曲げた時の連結部の余裕があまり無さそうに見えましたが、意外と急カーブにも対応できそう。
トミックスで一番キツイC103のスーパーミニカーブレールにも乗せることができました(上写真)。手押しでゆっくり転がし走行させても脱線せず。
動力ユニット(TM-TR03)は購入していないので、動力化した際にC103を曲がれるかどうかは分かりません。
気に入った電車なので動力化も施してあげたいなぁとは思うのですが、なかなか良いお値段するので絶賛二の足を踏み中。
昭和の連接路面萌え
唐突にやって来た感のある熊本市電ですが、実は結構前からお仲間がいました。
どこかのワゴンセールでネタ的に拾ってしまった 9700形パト電車。
(改めて見ると屋根上機器の質感がリアルで良いなぁ)
熊本市電を買うのはパト電で最初で最後だろうと思っていましたが、まさか2台目が入線する日が来ようとは。
自分の中に潜んでいた「昭和の連接路面萌え」が目覚めてしまったのか。
昭和の連接タイプ路面電車といえば、広電3000形が大好物なので鉄コレ化されたら即予約間違いナシ。
が、もうじき発売される筑豊電鉄2000形の鉄コレもチラリチラリと視界に入りつつ…!
ギョロ目に3連接という個性的すぎる筑豊2000形スタイルも面白いですよね~。うーんヤバイヤバイ。
3連車体だけあって価格がちとお高めなのが、今のところ心にブレーキをかけてくれてますが、この先どうなるかは神のみぞ知る!
コメント
こんにちは。
私も管理人様とまったく同じ理由で買っちゃいました。
また動力化もまったく同じ理由で躊躇しています(笑)。
でもこんなマイナーな車両が発売されるとは,本当に良い時代になったものです。
価格高騰は昭和育ちのオッサンにはコタえますが・・・(汗)。
今更で申し訳ないのですが,当サイトへリンクさせて頂きたいのですが
如何でしょうか?御無理は言いませんが宜しくお願い致します。
▼YANチョさん
同じ理由で買われた方が自分だけでなく安心しました(笑)
車体・動力ともども価格が上がったのは痛いですが、
ひと昔前なら何倍も高いガレージキットで手に入るかどうか
って世界だったので、まだ手軽に買える鉄コレはありがたい存在ですね。
リンクはフリーなので全く問題ないです、ありがとうございます!
管理人様今晩は。
管理人様も遂に導入されたのは、先に導入した立場からも仲間が増えて嬉しい限りです。
当方の導入理由は、商品化情報を得てで、これは当方のブログにも書いた通りです。まあ、カラーリングが昭和的で車両に合っていると思っています。
その為、直ぐに動力化しましたが、T車にウエイトが無いせいか、気持ち的に軽くて脱線しやすいのが難点かなと思っています。
▼播・備鉄道さん
おお、播・備鉄道さんも購入されていましたか。
>直ぐに動力化しましたが、T車にウエイトが無いせいか、
>気持ち的に軽くて脱線しやすいのが難点かなと思っています。
脱線しやすいのはちょっと残念ですね。
もしTM-TR03を導入したら、板おもりを屋根裏や床下等、
設置できそうなスペースに可能な限り貼り付けを試してみたいと思います。
これに載せる動力は、T車にウエイトがないのは、確かで搭載時に確認しました。
気をつけないといけないのは、微妙に動力個々にムラがあるので、線路ジョイント部が少しでも凹凸有ったり、ポイント箇所では、T車側が基本的に中間台車から脱線していた事が多かったです。
(購入者の責任でお願いしますが)ウエイト入れましたが、根本的に解決とまでは行きませんでしたが、気休めにはなりました。
最終的な判断は、所有者でお願いします。
▼播・備鉄道さん
なるほど、詳しい情報ありがとうございます。
ウェイトを入れても気休め程度なのは少し残念ですが、
もし手に入れたらいろいろ試行錯誤してみたいと思います。