個人的にチェックしていたタイトルが出そろったので、面白かった順にザッと並べてみました。
- 地味にすごい!校閲ガール
- 家政夫のミタゾノ
- 逃げるは恥だが役に立つ
- 勇者ヨシヒコと導かれし七人
- THE LAST COP
- スニッファー
- べっぴんさん
- レンタル救世主
- 相棒 Season15
前期(夏ドラマ)に比べて、秋はけっこう豊作!
今のところ「校閲ガール」がすこぶる印象が良いです。
「ミタゾノ」「逃げ恥」「ヨシヒコ」は暫定的にこの順番に並べてますが、横並びで良いくらいの感覚でどれも一定レベルを超えてます。
※あくまで最大3話まで見た現時点での印象です。
女子主演ものが豊作
「地味にすごい!校閲ガール」は、石原さとみの魅力が炸裂しまくり!
石原さとみ主演のドラマを見るのはかつての朝ドラ「てるてる家族」以来ですが、彼女一人でこんなにも物語を引っ張っていけるのか!とその成長っぷりに驚くばかり。ブレない男前っぷりな役所にシビれます。脇キャラも良い味出してるし、人間関係の描き方もムダ無く丁寧。
「逃げるは恥だが役に立つ」は、契約結婚という意味不明な設定が面白い。
独身男の家に住み込み家政婦として働くことになった主人公。まったく恋愛感情の無い二人がどう変化していくのかが楽しみ。乱暴にまとめるとドラマ「デート」のキャラ&設定もマイルド寄りに振ったような感覚かな。
そしてガッキーこと新垣結衣がひたすらカワイイ。「リーガルハイ」のときはそれほどキュンと来なかったのに、女優さんの演技力(メイクの力も?)って凄いわ。
パロディ系の良作2本
「家政夫のミタゾノ」は、出オチ感満載なタイトルとは裏腹にブラック気味で良い仕上がり。
シミの抜き方とか洗濯物の干し方のコツとか、サラリとお役立ち知識を混ぜ込むあたり、前期の「侠飯~おとこめし」を彷彿とさせます。なぜか女装してる家政婦(TOKIO松岡昌宏)が妙にハマってますが、ココリコ田中に見えてしまうのもまた一興。
「勇者ヨシヒコ」は安定のマンネリ感。
千と千尋ネタやプラズマクラスターをぶっ込んで来たあたりで、もうついて行くしか無いと改めて思いましたよ。「まれ」に出てたとドラマ内で公言してしまうホトケの息子クンの今後にも期待。
刑事もの2種はまずまず
「THE LAST COP」はバカ方面に針を振りまくったゆるいテイストは結構好きなんですが、若干くどさも残るのが上位に食い込めなかった理由。
「スニッファー」はけして悪くは無いんですが、事前番宣にあおられて期待度かなり高めで臨んでしまったのが敗因。あと音量バランスが悪く、声が聞き取りづらいのも難点。ただ、爆弾のケーブル切りながらクンカクンカする阿部寛は良かったし、まだ第1話。次回以降に期待。
「べっぴんさん」は単独記事でも書きましたが、まだエンジンがかかっておらずこれからな印象。
定番の相棒を最下位にした理由
「レンタル救世主」は、もっとバカっぽいコメディを期待していたんですが、主演の沢村一樹の活躍が薄いのが不満。セクスィー部長方向を想像していたら、がんばれ川上くんだった。事件はおおむね志田未来の謎ラップでまるっと解決しちゃうのも腑に落ちず、2話まで視聴して脱落。
「相棒」がえらく下のほうなのは、新しく警察に配属された青木(浅利陽介)の存在がえらく唐突すぎること。
前シリーズでの青木の立ち位置からして、とても警察に入れるだなんて思えなかったし、そこを百歩譲っても、警察に入ったばかりの新人が六角さん以上に有能な立ち回りをこなすのは無理があるなぁ。
相棒は腐れ縁なので次回以降も見ますが、少しでも納得できるバックボーンの判明に期待。判明しても納得できる、かなぁ。
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