超絶細密作業!鉄コレ阪急に「渡り板」パーツを取り付ける!

阪急電車の渡り板(6050)
「渡り板」。

電車のお顔、貫通扉の下側にベロのように突き出してるパーツ(折り畳まれていることもあります)。連結状態ならお客さんも歩ける床板です。

鉄道コレクションでは省略されがちですが、阪急電車はわりと印象的なパーツ。ここは再現したいとずっと考えていました。

昔はプラ板で自作したこともありますが、表面の凸凹は再現が困難なので、今回は市販品を使うことにしました。

渡り板パーツを買おう

初めてなので、どんなパーツが市販されているのか分かりません。

いろいろリサーチした結果、
モデル524の貫通幌パーツ
モデル524から出ている、阪急前面幌枠パーツをゲット。600円+税。

幌枠は不要ですが、渡り板の単体売りは無いので、一番安かったコレに決めました。

渡り板パーツは他にも、同じモデル524の新型前面幌枠、レイルロードの先頭ディテールセット、レールクラフト阿波座の阪急 ホロ座・桟板セット等がありました。GM阪急キットにも付属するそうですが見つからなかったので断念。

モデル524のパーツはスーパーキッズランド店頭でも見かけますが、通販ならイケダモデリングが取り扱い豊富です。

これらはどれも無塗装の金属パーツ。塗装する必要があるのがちょいハードル高し。

でもマルーン塗装済みの渡り板なんてお手軽な製品は無いので致し方なし。

最終的に瓶入りのMr.メタルプライマー改を筆塗りしてから、GMカラーのマルーンB(阪急用)で塗装することにしました。

車体に穴を空ける覚悟

パーツを買ったは良いものの、車両のお顔に穴を空けるのはけっこう勇気のいる行為。(阪神7801でやりましたがやっぱりドキドキ)

しかも未だかつて経験したことのない0.2~0.3mm級の超細密な穴開け!

ピンバイス(ハンドドリル)は100円ショップで揃えたものを愛用してきましたが、0.5mm未満はありません(売ってません)。
タミヤのピンバイスと0.2mmドリル
とうとう本丸、タミヤ製のピンバイスに手を出しました。

0.2mmドリルの袋に輝く「上級者向け」の文字。Amazonレビューを見ても「よく折れる」そうで、そんな繊細な道具を扱うのかという高まる緊張感。思わず手に汗が…。

0.3mmと迷いましたが、渡り板パーツを差し込んだ時、少しでも穴が目立たなければという思いから0.2mmに飛び込みました。手に取ってみると、もはや髪の毛ほどの細さ!

ずっと欲しかった(けど100均で見つけられなかった)0.8mmドリルもこの際ついで買い。

パーツも買った。

ドリルも買った。

さぁ、もう覚悟を決めるしかない!

穴開け実践

まず車体に穴を空ける準備から。



そうそう、穴開け作業は、インレタやクリアよりも前、かなり初期の段階で行いました。

それらを済ませた後だと汚したりキズ付けたりする可能性があるのと、なにより失敗した際に中間に入る車両へのコンバートがまだ可能なので。

一方、渡り板を差すのは、もっと後。クリア吹きまで終えた段階で差しました。少なくともインレタを貼るときはジャマになるので。


では。いきます。

※写真の都合上7000系と5300系が混ざってます。

渡り板パーツを1つ切り出して、車体にあてがいます。
マスキングで目印
差し込む部位と太さをマスキングテープで目印。

マスキングガード1
うっかり手が滑ってお顔をキズ付ける事故を防ぐべく、貫通扉一帯にもマスキング。

マスキングガード2
さらに強固に守りました。

ここまでする必要は無いかもですが、念には念を入れて。

では、いざ・・・・・ブスッとな!

0.2mmピンバイスで慎重に穴を開けます
0.2mmドリルで穴を空けていきます。

息が止まります。

もう後戻りはできません。

いきなり本番に入ったように見えますが、ここに来るまでに不要なパーツで何度も穴開けの練習をしてきました。

0.2mmドリルは本当にヤワ。本当に油断するとポッキリ逝きそうです。

力の加減は抑えて抑えて。慎重にクルクル回します。

等間隔に3つ空けました
こんな具合に等間隔に3つの穴を空けました。

あとはコレをつなげていくだけ。

間を空けていきます
ナイフでグリグリしても良さそうですが、せっかくの極小穴が大きくなっては勿体ないので、地道に0.2mmドリルでグリグリ。

しかし、すぐにズルッと滑って隣の穴に入っちゃうので作業は難航します。ナナメに刺したりして地道に少しずつグリグリしていきます。全行程でここが一番キツイ作業かもしれません。

光にすかせば進捗がわかります
光にすかすと、穴の開き具合がよく分かります。
(まだ3つ穴を空けた直後)

少しズレてるのが気になりますが、穴の差は0.2mmの半身ほどなので0.1mm程度のズレ。さすがにこのレベルになると正確に制御するのはキビシイですね。

穴をつなげていく過程で「まだかな? 」と感じても、試しに渡り板パーツを差し込んでみると、入ることもあるので時々差して確認します(むしろ渡り板パーツで穴を空けてる?)。

祝・開通!

穴、つながりました
穴、つながりました!

ヤワな0.2mmドリルも折れることなく無事です!

渡り板ハマりました(5300系)
おおお、理想通り!

渡り板パーツもブスッと良い感じに収まりました(阪急5300系)。

渡り板ハマりました(7000系)
7000系も収まりよく。

0.2mmという極小サイズのおかげで穴はほぼ隠れます
拡大してみても、空けた穴はほぼ分かりません。穴埋めの必要も無さそうです。0.2mmバンザイ。

これを書くと身もフタもないのですが、実車写真をよーく見てみると、穴の位置はもう少し下の出っ張った箇所から生やすのが正解っぽいのです。

言い訳をすると、そこに穴を空けるのがさらにシビアだったのと、7000系は4つの凸丸との干渉対策が必要そうなのと、銀枠の下端よりやや浮いてる感じ(これも実車っぽい)が無くなりそうなので、少々の妥協で今の位置に!

完成装着

渡り板装着完成形(5300系)
阪急5300系に装着、ほぼほぼ完成形です。

うん、カッチョイイ!

上でも書きましたが、渡り板パーツは、まず瓶入りのMr.メタルプライマー改を筆塗りして乾燥させたあと、GMカラーのマルーンB(阪急用)で塗装しました。

車体は特に塗り替えることなく、そのままクレオスのMr.スーパークリアー(光沢)を吹いています。

渡り板にはクリアは吹いていませんが、このままでも色の差異がほとんど無いのは良いですね。

渡り板のウラは木工用ボンドで止めてます
渡り板を差した内側は、木工用ボンドで接着。

※渡り板よりも左側のゴチャゴチャしたモノに目を奪われると思いますが、それはまた後日。(カンの良い方なら分かると思います)

パンタグラフもアンテナ類も鉄コレに付けるパーツはだいたい木工ボンドを使ってますが、意外とくっついてくれるので重宝してます。(乾燥には時間かかりますけどね)

座席パーツに干渉する部位をカットします
座席パーツが渡り板のウラ側と干渉する感じだったので、少しカットしておきました。

コの字形でなくV字形にカットしたのは、単に刃を入れる回数が少なくて済むから。

5300系はご覧のとおりほぼ仕上がりつつありますが、一方7000系(2200系等)はというと。
早く渡り板を食わせろと待つヒナたち
鳥の巣のヒナ状態。

「早くエサ(渡り板)を食わせろー!ピーチク、パーチク!」

スマン、ヒナたちよ。年明けまで待ってくれ。

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コメント

  1. yuuyuu より:

    ごちゃごちゃしたもの、気になります!窓下のアルミ箔からみてライト点灯化するもの?でしょうか。

    • ひらら より:

      ▼yuuyuuさん
      そう来ましたか!
      点灯化にもかなり興味はあるものの、未知の世界なので今回は見送りました。

      ゴチャゴチャの正体は、小さい磁石をテープで止めていて、
      前から標識板(スチールシートで作成)を磁力でくっつける準備作業です。

  2. yuuyuu より:

    さすがですね。磁石でとめるという発想私にはありませんでした! 完成を楽しみにしています!

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