綾瀬バルサも意外と悪くない「精霊の守り人」第1話感想


綾瀬バルサが想像していたよりバルサしていた。

1年前にキャスト発表を見た時点で、自分の中のハードルがぐんと低くなっていたってこともありますが、ドラマも全体的に悪くない出来だったと感じました。

意外とワイルドな綾瀬バルサ

ドラマを見るまでは綾瀬さんだとイメージからズレていると感じていたのは、アニメ版のあの勇ましく美しいバルサの印象が強く残っていたため。

アニメ版にハマった人の多くはそう感じていたと思います。

アニメはアニメ、ドラマはドラマ。

と、なるべく先入観を取っ払うよう努力しながら第1話を見ていましたが、綾瀬バルサ、意外と悪くないかも。

ぶっきらぼうで粗暴な雰囲気も出ているし、声のトーンも普段より低め。そして第1話クライマックスの殺陣の動きもなかなかでワイルドさも十分。

ドラマ化最大の懸念事項は個人的に払拭されました。

子供店長も今やリッパな頼まれ屋

頼まれ屋の子供二人、トーヤ、サヤはなかなかピッタリ。

特にトーヤ役の加藤清史郎くん、久々に見たのでその成長にビックリ。

「こんなとこ来とうは無かった!」のイメージがまだまだ残ってるけれど、子供の成長って早いなぁ。出っ歯じゃなくても頼まれ屋の生き生きとした演技には好感。

チャグムの小林颯くんは”やんごとなき人”感が良く出ていて、あれはあれで良かったと思います。次第に下々の者に寄っていく変化に期待。

キレ者イケメン銀髪ロン毛じゃないけどシュガ

帝や二ノ妃もそんなに絡んでこない(はず)なので配役等はこだわらず。あー、でも二ノ妃さん、女の力を使いすぎなのが若干気になりました。

ジグロ(吉川晃司)との過去のシーンはサブリミナル的にちょいちょい挟んでいくんですね。ジグロは見た目は悪くないんだけど「帝国重工の人」感が抜けない気がするのは自分のせいなんだろうか。

シュガはキレ者イケメン銀髪ロン毛だったアニメ版から、うって変わって頼りない雰囲気を醸し出してるボサボサ頭が気になるものの、意外と自分の中では受け入れられつつあります。アニメ版でもそこまでシュガに陶酔してなかったからかな。女性ファンは黙っていないかもしれないけれども。

脇の役者さんでは平幹二朗演じる聖導師が良かったですね。特に若い役者さんが多いので、良い重しになっていました。

大自然のロケ地が素晴らしすぎる

ドラマそのものよりも目を奪われまくったのがロケ地。

冒頭の山脈から幻想的な原生林まで、こんな大自然どこで見つけてきたの!?

ってくらいに美しい風景のオンパレード。

NHKのトーク番組(スタジオパークからこんにちは)やNHKドラマスタッフブログによると鹿児島県や熊本県などで撮ってきたみたいですが、海外ではなく日本にこういう景色がまだ残っていることに驚かされます。

悪くはないけれど、まだこれから

最初に悪くない出来だと書きましたが、ぐぐっと引き込まれたかと問われればそうでは無かったのも事実。

同じNHKドラマを引き合いに出すと「ちかえもん」ではエキセントリックな斬新さ、「真田丸」では1話1話の濃密感やどんでん返し、それらにぐぐっと惹きつけられました。

精霊の守り人はアニメであらかた筋を知っているので、ちょっと引いた目で見ている面も多分にあると思いますが、映像面の凄さ以上にぐぐっと惹きつけられる何かに期待したいところです。

とはいえ冒頭のチャグムが落ちてバルサが助けるシーン。

アニメ版では鳥肌出るほどにぐぐっと惹きつけられるシーンだったけれど、ドラマ版ではそこまででは無かったのは実写の限界なんだろうか、どうなんだろうか。

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