テレビ・映画ドラマ

まるで総集編のテンポ「べっぴんさん」。面白さは今のところボーダーライン


この10月から始まった朝ドラ「べっぴんさん」。

ファーストインプレッション的な感想を書こう書こうと思っていたら、気がつけば放送から3週間が過ぎていました。

今回の朝ドラは面白いかどうか。

結論から言えば、まだ普通。

物語もまだプロローグ。むしろ3週目から動き始めたくらいだし、「お、この役者いいな」と惹き付けられる展開にもまだ出会えず、可もなく不可もなしのボーダーライン上といったところ。

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結婚、終戦までわずか2週間

ただ、序盤のテンポがものすごく速いのが印象的でした。

子役時代が1週間で過ぎ去るのは朝ドラのお約束ですが、女学校時代も数日で過ぎ、初恋~失恋もわずか数日で過ぎ、結婚も急展開。

と思えば子供ができて、旦那に赤紙が来て、子供が産まれて、はい終戦。

放送開始から終戦までわずか2週間。

まるで総集編を見てるかのような超スピードっぷり!

ほぼ同じ時代を描いた前作「とと姉ちゃん」が終戦にたどり着くまで3ヶ月ほどかかったのとはまるで対照的。

疎開先でのイビリも長く続くのかと思いきや、やはり数日ほどでアッサリ脱出。(え、マナカナあれで終わり?)

テンポが良いこと自体は悪いことじゃ無いのですが、十分に感情移入ができないまま人物描写もサクサク流されてしまった印象を受けています。

むしろこれだけサクサク進めすぎると、後半ネタ切れで息切れするんじゃないかと脚本家の方を心配しちゃいますよ。

戦後、家が焼けて、バラック生活が始まった今がようやくスタートライン。

富豪なお嬢様暮らし時代も含めて、物語を進めるために最低限必要な予備知識だったと思うことにして、4週目以降もフラットな気持ちで楽しんでみます。

朝ドラにエリー再登場

と、総じて普通な感想ですが、3週目から「マッサン」のエリーを演じたシャーロット・ケイト・フォックスが出演。これには驚きました。

劇中でシャーロットがヒロインの名「すみれ」と呼ぶたびに、同名のマッサンの妹さんが頭によぎるのがなんともかんとも。

役名がエイミーなのもエリーとちょっと近いし、まだ記憶の新しい「マッサン」がその都度アタマによぎるのもドラマへの集中をさまたげるし、何とか回避できなかったのかしら。

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