今日は6月5日ということでEF65形電気機関車の話題を。
3月にTOMIXのNゲージ、ムーンライト九州を手に入れました。
しかし、あろうことか牽引できる機関車がわが家には無い!
ムーンライト九州をはじめ、客車牽引に使えるオールマイティな電気機関車といえば、やはりEF65形1000番代(以下、EF65PF)。
いつか買おう。
でも、いつでも手に入ると思って、ずっと先延ばしにしてきたEF65PF。
今後、他の客車がやってくるかもしれないし、手に入れるなら今が良い機会じゃないか。
と、ようやく重い腰をあげて物色スタート。
最初にピンと来たのはKATO
NゲージのEF65PFは、約40年も前からマイナーチェンジを繰り返してきてるロングセラー商品なので、中古品もたくさん出回ってるはず。
状態の良い中古で十分だろうと漠然とリサーチ。
さすがにスカートが首を振るタイプはノーサンキュー。
KATOの品番3035-1(2000年製品)。うん、コレでいいんじゃないか。
と、ポチる寸前に歴代ラインナップを確認してみると…昔のKATOのEF65は車体全長が長いことを知る!(TOMIXに比べて5ミリほど長い)
現在のKATOのEF65は正しい長さにリニューアルされたそうですが、2011年とつい最近のことだったんですね。そこも驚きでした。
リニューアル後のEF65PFは(品番3061-1・3061-2)、新しめの製品なので中古でもそこそこ良いお値段。
先の旧製品で手を打っても、長さのモヤモヤが残るだろうし…てことでKATOさんゴメンナサイ。
そしてTOMIXへ
いきなり結論ですが、相棒に選んだのはTOMIXの
EF65 1000形電気機関車(下関運転所)品番2169。中古です。
下関運転所!
リサーチに入る前は「EF65-1000 後期型」と書かれた特急色さえ選べば間違いないと思ってたんですが、昭和脳でしたね。今はこんなに細分化されているとは。
・東京機関区(国鉄)品番2111
・田端運転所 品番9152
・下関運転所(グレー台車)品番2169
・下関運転所(黒台車)品番9139
・2139号機・復活国鉄色 品番9174
ザッと調べただけでもこれだけ出て来ました。(5つ目は貨物)
現代のNゲージらしいなと感心させられつつも、あまり細分化されるとますます迷うじゃないですか!
西日本なら下関運転所でほぼ決まりとはいうものの、東京口のブルトレも楽しみたかったら田端だし、国鉄時代かJR時代という選択も。(後期型さえ選べばあとはご自由にという時代のほうがラクだったかも)
いや、ムーンライト牽かせるならもう下関一択でしょ!
エラーも納得できれば一期一会
第一希望は下関の黒台車。
しかし既に市場から消えて中古もプチプレミア化。再販に賭けて待つのも1つの手でしたが…
第二希望だった下関グレー台車。
65にグレーは軽やかすぎるかな~と思いつつも、事業者限定 鉄コレ2両セット並の値付けに「これは縁だ!」と即決。
ただ、安さのウラにはワケがあって品番2169の初期ロット品(2007年製)はエラーがあったんです。ちょっとだけ色が違う台車が装着。そこは開示済みだったので了承の上購入。
将来的に黒台車に換装するか、塗装するか、ウェザリングでごまかすか等々検討しているので、エラー値引き大歓迎でした。
でも、このままでも言われてみなければ気付かないレベルかも(左の台車が少し明るいグレー)。
細かい後付けパーツにタジタジ
早速試走させてみると、なんとも素性の良いモーター!
静かでスローも効くし安定感バツグン。
TOMIXの機関車のヘッドライトは、ロットによってアタリはずれが激しいと聞くので手元に来るまでギャンブルでしたが、キレイな電球色LED装備だったのは嬉しい誤算。
後付けパーツも完備(一切手付かず)で、中古とは名ばかりの新品を買った気分。
しかし今の機関車ってナンバープレート以外にこれだけ多くの細かいパーツが付いてくるんですね。うぅ、軽く目まいがっ…。
EF65、6/5の今日までに完備させてあげたかったところですが、仕事の〆切も近づきつつあるので、落ち着いてからゆっくり取りかかるとしましょう。
ひとまずこれでムーンライト九州の牽引機問題は解決!
マイクロあすかはまだ思案中!
コメント
おはようございます。以前のカトーは電気機関車は少し長く作るとカッコ良いという社風があったんですよね。自動車モデルでは良くある話で、現車のクレイモデルも多少前後比を変えてカッコ良く作るそうですよ。
▼Re-Zさん
なるほど、ただスケールを正確に再現するのではなく、
模型として見栄えが良くなる大きさを選んでいた、ってことなんですね。
トミックスのパンタグラフプラスチックなんですよね。やっぱりカトー選んじゃうんですよね