昨日あたりが発売日の鉄道コレクション第22弾。
ネットで単品注文できるのがヨドバシ.comくらいで、2~3個ほど買ってみようと思っていましたが、なんとヨドバシでは1個限定とのこと。バラ売りの複数買いくらい許しておくれよう。
そんなわけでひとまず1個だけ注文しました。ヨドバシは送料無料なのがありがたい。
唯一乗ったことがある紀州鉄道603が箱絵に採用されたそこはかとなく嬉しいパッケージ。
私の第一希望は紀州鉄道。第二希望は国鉄キハユニ4種※のどれか。第三希望は江若・島原・加悦あたり。
※シークレットはキハユニ15-9(一般色) だそうです。
これらが出てくる確率は10分の7もある。
きっとどれか出てくれるはず。と神に祈りつつ、さぁ、開封…!
ばん!
あれ??
こ、これはさっき書いたどの車種でも無い岡山臨港鐵道キハ5001じゃないか!
10分の7もの確率を外してくれるとはなかなか味なマネをしてくれやがる…。
やや流線型な丸っこい先頭部に、センターに寄り気味な3枚(5枚?)のフロントガラスというユニークな顔付き。
手に取ってじっくり見るとコレはコレでなかなか可愛らしい。負け惜しみかもしれないけれども。
両運転台のディーゼルカーなのでさっきの写真と反対側も同じ顔。
マットなアイボリーにビビッドに決まる赤&青の金太郎ライン。塗装の状態が去年買った神戸電鉄よりもかなり良い感じなのがそこはかとなく悔しいぞ。
若干色味は違うもののこのカラーリングを見ると、かつての「ムーンライト九州」等で活躍したJR西日本の14系客車を思い出してしまいます。
不勉強で名称がわからないのですが、床下の独特なポール状の構造もなかなかステキ。
22弾でこの床下構造を持つのは、ラインナップ一覧イラストを見るとこのキハ5001とその元になった江若鉄道キハ12の2車種だけですね。
サイドには「大元-岡南元町」の行き先サボと岡山臨港鐵道のロゴマークが光ります。
ところで岡山臨港鐵道という存在、この鉄コレを通じて初めて知りました。
JR岡山駅から瀬戸大橋方面(宇野線)へ1駅のJR大元駅(当時はJRじゃなくて国鉄ですね)。そこから南東へ8キロほどの短い距離を港へ向かって走っていた私鉄がこの岡山臨港鐵道。
もっと昔に廃止されていたのかと思いきや1984年12月に廃止。
既に私が生まれた後なので、縁があったら見に行くことも出来たんだなぁ、と思うとちょっぴり感慨深くなりました。さらに個人的なことですが大元駅はヨメ様の出身地に近い駅ってこともあって同時に親近感も。
おみくじで出会った見知らぬ鉄コレも、なかなか面白いキッカケを与えてくれやがります。
とはいえ、岡山臨港鐵道を再現!
と、そこまで情熱は無いので、手元に置くなら架空の地方私鉄として遊んでみるのが面白そう(岡山臨港鐵道ファンの方ゴメンナサイ)。
秋田中央交通軌道(右)やいつぞやの雑誌付録の里山交通(左)と並べてみるとなかなか違和感がなくて良い感じ。こうして並べてみるとキハ5001の丸い顔、良い味出してるなぁ。
店頭で第22弾売ってるのを見かけたらまた1つつまんでみたいけど、次も岡山臨港鐵道が来そうな気がしてならないのはなぜだろう。しかも今度は7002が来そうだ。いや、それなら今回の5001と並べられるからまだ良いとして、一番厄介なのは夕張が来るパターンか。
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