「駅長たま」をモチーフにした和歌山電鐵2270系「たま電車」の鉄道コレクション。
2010年に一度発売されましたが、2014年にリニューアル版として再発売されました。実物は一編成しかいないので、上の写真はかなりファンタジーですね。
タイミング的に駅長たま追悼企画のようになってしまいましたが、まだリニューアル版(以下、新版)をオキラクで取り上げていなかったので、この機会に旧版と新版を比べながらご紹介。
電車一面たまだらけ!
たま電車は、駅長たまのイラストがこれでもか!ってくらい車体にたくさん描かれているのが一番の特徴。1号車もビッシリ!
2号車にもビッシリ!
窓にもハミ出して描かれたり、和歌山県ののどかな貴志川方面へ2両編成で可愛く走る電車が、さらにカワイイことになっちゃってます。
鉄コレ旧版と新版の一番のちがいはコチラ、
新版(右)には「ねこ耳」が搭載!
さらに一番前のクーラーが黒く塗られて「駅長の制帽」のようにペインティング。
実車は2013年にリニューアルされましたが、いっそう駅長たまの姿に近づきました。
旧版と新版のラッピング塗装を比べてみよう
ねこ耳&制帽が付いてる新版のほうが面白いから、旧版は手放しちゃおう。と思い、改めて旧版と新版をまじまじと見比べて、はたと気付きました。「塗装のノリがかなり違う?」
具体的に見ていきましょう。
旧版の側面。
新版の側面。
ん、なんだかゴワゴワしてる。下段の右から2番目のたまは片目が消えてるし!
もういっちょ比較。
旧版の側面。
小さな文字まで精細に描かれててシャープな印象。
新版の側面。
小さな文字がけっこう潰れてて…。
新版のほうは盛り上がってるシールを貼ったかのようなボッテリ感がありますね。表面もザラザラしてて光も反射しやすいです。
こうして間近で見比べてみると明らかに旧版のほうが塗装が美しい!
旧版を手放そうと思っていたけど、これを知ってしまって手放しづらくなりましたよ。最近は鉄コレもBトレもボッテリ塗装が増えてますが、この塗装方式のほうが安上がりなんでしょうか。
※記事中「塗装」と書いてきましたが「印刷」のほうが正しいかもしれませんね。
パッケージ比較
ついでに旧版も新版でパッケージも比べてみました。
たまが多めに描かれて楽しいイメージの旧版。ロゴでカチッとまとめられたイメージの新版。こちらは好みの問題ですね。
鉄コレじゃないですが、
パッケージだけなら、Bトレたま電車のデザインは秀逸。
2つのトラップ
旧版を手放すつもり満々で新版を調達したのに、両方ホールドしたい気持ちになってしまうという大誤算。旧版の車体に新版の屋根まわり(&内装など)を移植して、完全版を作ってしまうのも1つの手ではあるけど、そこはおいおい考えることにしましょう。
それはともかく新版だけをまじまじと眺めてたら違和感を発見。
よーく見ないと分からないかもですが、右側車両の右の「ねこ耳」がね、左右逆なんですよ。
両耳が左耳のパーツになっているというエラー。新版を買ったことで2つの罠にハマってしまった!むむむ、買ったのけっこう前だし、このためだけにトミーテック連絡するのも手間だなぁ。
コメント
このネタ載せくれまして、ありがとうございます。
新版は、猫耳バージョンだったんですね。
てっきり唯の再販の様に思って詳細見ず、買わずにいました。
それで、慌てて買いに行きましたが、あちこち店頭には無く、一軒何とか見付けましたが、最後の一個、危なかったです。
こう言う物は、再販の様に見えても、詳細をキチンと見るべきですね。
助かりました。(^_^)
▼DD51さん
たま電車が発売されたのはけっこう前だし、
あまり誰の役にも立たないかもなぁ…と思いつつ書きましたが、
思わぬところでお役に立てたようで嬉しいです!
最後の1個ゲットできてなによりです。
たまと同時発売だった、いちご電車は旧版しか持ってないですが、
リニューアル品では屋根の配色が変わったりしてるみたいです。
(旧版は屋根全部真っ赤だったのが、新版ではクーラー以外がグレーに)