鉄コレ近鉄3000系の再販をキッカケに過去記事をあさってみたら紹介記事を書いていなかったことに気付いて、今さらながら動力化を含めてザッとレビュー。
近鉄9000系(左)との併結についても触れてみます。
パッケージ・付属品
シンプルながらも3000系をよく表したパッケージデザインが好きで、他のケースに入れ替えずにこのまま使っています。
フラップを開けると鉄コレの姿とともに、実車の写真&解説が目に飛び込んできます。
鉄コレは登場時仕様なのに写真は電連&行き先ローマ字付な姿。おそらくデビュー直後の資料が少なかったんでしょう。
付属パーツは、方向幕ステッカー・台車枠・無線アンテナ・(モ3002用の)ダミーカプラー&スカート。
この方向幕シールはサイズのピッタリ感と印刷精度が素晴らしかったです(最近、古い年代のNゲージのシールを貼っていたせいか余計にそう感じました)。
Nゲージ化用パーツ
Nゲージ化用として次のパーツが案内されています。
- 動力ユニットTM-14(20m級A2)
- Nゲージ走行用パーツセット TT-04R(グレー)
- パンタグラフPT4811N(品番0258)
動力は指定どおりTM-14を使いつつ、車輪は安価なKATO製、パンタグラフも安価なKATOの阪急パンタを使いました。KATOパンタは固定できないので、屋根裏から木工用ボンドで定着させてます。
外観
前面・妻面
顔のマルーン部分が別パーツ化されているのも面白いですが、標識灯パーツが黄色っぽく着色されている点が個人的に気に入ってます。
中間に入る3002(右)もバッチリ先頭車の顔です。
3先頭車に無線アンテナ・行き先シール(普通|西大寺)の装着、パンタ・カプラー交換等行った後の様子です。
3002に別の行き先が入っているのは、自分が使いそうにない幕で切り取るサイズを確認したため。いきなり本命幕にカッターを入れると「うわ、小さすぎた!」って失敗もあるので慎重に。
カプラーはいつもアーノルドを貫く自分には珍しく、KATOカプラー密連形A(11-704)を装着しました(要小加工)。
ただ、3002もケーブル付きは不自然なので後日カット or 差し替えねば。
上の写真をそのままひっくり返した妻面の様子です(左から3502, 3002, 3001, 3501)。
1つとして同じ面がなく、全て作り分けられているのが素晴らしい。
サイドビュー
側面から。動力ユニット(TM-14)はパンタ車の3001に装着しました。
鉄コレ近鉄9000系とタッグを組ませる
一方、2017年に発売された鉄コレ近鉄9000系。
特価だったので思わず飛びついたものの、近鉄は極少数派なわが家では使い所があまりなく長らく放置状態でした(こういう車両わりとよくあります)。
現行の名古屋線仕様ということでシールも名古屋・三重方面メイン。
が、登場時は奈良線で、調べてみると3000系と併結運転したこともあるらしいとかなんとか!
さらに調べてこちらのページ(音のでる鉄道写真館さん)にたどり着くと、ズバリ鉄コレ製品そのものの9005+9105編成が更新前の3000系とタッグを組んでいると!!
つまり、こういうことですね!
マルーン車+シリーズ21のインパクトには負けるものの、やはり異種混結は萌えます。
現行仕様なのでもしかしたら当時とは異なる部分があるかもしれないですが……気にしない!
とりあえず前面窓の「ワンマン」が印刷済みで無かったのはラッキーでした。
カプラーはちょっと中途半端ですが、3000系側(3501)は4両で走らせる時は登場時の顔をさせておきたいと思い、電連ナシの黒いTNカプラーを装着(おそらくJC27あたり)。
9000系側(9105)はおそらくJC6324を装備させています。
(いずれも「おそらく」なのは、装着したのが数年前なので記憶があいまいゆえ……)
Wikipediaによると、3000系は1991~2002年までは、側面方向幕ナシ&電連付き&中間先頭車もまだ顔が残っていたようなので、思い切って3000系側もすべてグレーの電連付きカプラーを装備して1991年以降の姿としても良いかもですね。
9000系側の方向幕も合わせて「普通|西大寺(こちらはローマ字付)」をチョイス。方向幕シールが足りないので側面は「賢島」のままですが、そこはまた追々。
6両編成だと急行なイメージがありましたが、徒然なる鉄道楽さんの近鉄のステンレスカー記事に6連普通の写真が掲載されていたので(こちらは1233系+更新後)、普通もありだろうということで。
3000系の導入で、死蔵していた9000系に役目を与えることが出来たのは収穫でした。
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