本日発売、鉄道コレクション阪急電鉄5300系(原形)を買ってきました。
散財に高騰に著しい経済情勢(=わがサイフ)なので、直前まで買おうかどうか迷っていたものの、数を買わずに後悔した2300系のことを思い出して「とりあえず買ってしまえ!」と原形車のみ8両分を調達してきました。うん、後悔するなら買ってからだ!
これで自分の中での片幕需要は満たされたので3300系が出てもスルーできる…はず!
レビューの前に購入記録を簡単に。
5300系は、今朝8時前に西宮北口駅へ出向いたら行列はナシでラクに買えました。奥の段ボールを覗いた限り、まだ余裕ありそうでしたが、あちこちで原形完売報告を見るので今日中にははけちゃうかな。通販の鉄道甲子園は10時スタートから10分ほどで2種とも完売していたのを確認。値上がりしてもさすが阪急の貫禄。
ちなみに原形オンリーの購入なので、エラー対応の用紙は手渡されませんでした。
パッケージ&内容物
すっかりお馴染みのフラップ式パッケージ。
めくると車両解説と屋根の交換方法、アンテナ取り付け位置の説明書き。
内容物。
車両2両、交換屋根パーツ2枚、無線アンテナ、シール。
展示レールはありません。
シール
標識板は急行・特急など丸い板が充実しています。
が、四角い普通板が1つも無いのがやや残念。
車番シールはいろいろ用意されています(ザックリでスミマセン)。
まだどの編成にするか決めかねていますが、原形しかないので、消去法的に1980年頃の5308Fか5311Fあたりの4基クーラーのみでいける7両編成に落ち着きそう。
問題はインレタをどう調達するか。腹を決めて松本商事製にすべきか、ムムム。
https://blog.hirara.net/mokei-seal-hagaki/
外観ビュー
造形もマルーンも安定の阪急クオリティ。
唯一心配だったのがヘッドライトの黒穴が大きく目立つ点。
確かに昨年までの車種に比べたら気になりますが、実際手元で見てみると覚悟していたよりは許せる範囲かなーと。
実車のライト非点灯時の印象はシルバーなので、鉄コレのように黒に見えるとギャップが強調されて目立つんですね。もし点灯させる予定が全く無いなら、上からシルバーで塗ればかなり緩和されるかも。
先頭車は初期状態がパンタ車なので妻面には配管あり。中間車は配管なし。
屋根を入れ替えたら妻面がチグハグになるのがいつもの鉄コレですが、つなげてしまえば見えなくなる都合の良い宗派に属しているのでここは気にしません。
右側2両は屋根を交換して4両のショット。
そうそう、写真を撮っていて気になった点が1つ。
プラ車輪の転がりが鈍くなっていました。
N化する人は金属車輪に変えちゃうだろうし、展示派の人も滑りにくいほうが良いだろうし(撮影時も助かる)、転がりの悪さは騒ぐほどのデメリットではありませんが(むしろメリット?)、プラ車輪のまま走らせる派の人は要注意です。
https://blog.hirara.net/tc-wheel-kato/
サイドビュー
先頭車を真横から。
中間車を真横から。
窓枠やドアレールのシルバーがカチッと塗られているのは好印象。
通しナンバー
事業者限定鉄コレの通しナンバー、先頭車はK318、中間車はK319。
パッケージ(ブリスター)刻印にK320、K321も彫られていたので、こちらが表示幕改造車のナンバーだと思われます。
顔幅をくらべてみよう
京都線の5300系は神宝線に比べて顔幅が若干広いのが特徴。
そんな細かい点もしっかり再現されていて、こんな風に寝かせてみると顔幅の広さは一目瞭然。
※比較した2300系は京都線の車両ですが、寸法は神宝線に準じています。
長さも比べてみよう
全長も若干寸法の短い京都線車がしっかり再現されています(細かい!)。
※ちなみに実車では 5300系:18,900mm、3000系:19,000mm。約10センチの差。
原形車を並べてみよう
2000系、3000系、2300系、5300系と過去に発売された原形車を並べてみました。
左から発売日順。ライト、ワイパー、銀の色差し等、地味ながらも変化が感じられます。
5100系も手元にありますが、車番&クリアー等ばっちりメイク済みで浮いてしまうので、未整備車両だけに絞りました。
こうして並べてみると5300系のドッシリ感がさらに際立ちます(左3つが狭幅車)。模型だとわずか1mmくらいしか差がないのにこうも印象が変わってくるのが不思議。
しかし、この車番の無いノッペラボーな車両たちを箱から引っ張り出すたびに、小さな罪悪感が顔を出します。そろそろメイクして差し上げなければ!
https://blog.hirara.net/tc-hankyu5300-roof/
https://blog.hirara.net/tc-window-hk5100/
コメント
5300系原形買われましたか。僕は方向幕車を買うつもりなんですが方向幕車はまだ在庫ありました?
▼Bトレ·関西鉄道ブログさん
正確なことは分かりませんが、方向幕車ならまだ残っている可能性があります。
今回、意外と伸びが鈍いみたいなので、もしかしたら原形もまだあるかもしれません。
はじめましてこんばんは。いつも楽しく拝見しています。私は関東人で相鉄メインなので、注目してた阪神だけ1編成分を日比谷公園で買いました。日比谷は会社関係なく全部にエラーエントリーシートが入っていました。阪急、阪神、能勢の順番で午前になくなりました。関西系は阪急グループ鉄コレ売場と真逆の位置で売っていた京阪の列が一番長かったです。
余談ですが、今回は関東私鉄は先行鉄コレがなかったからか、関西鉄コレで散財して後回しになったからか、友人に頼まれた半蔵門線のBトレは並ばすに買えました。
▼Re-Zさん
いつもありがとうございます。
会社にかかわらず全てにエラーシートが入っていたのは、
確認作業でなるべく行列を止めないようにという配慮なのかもしれませんね。
「鉄コレ阪急5300」ゲットおめでとうございます。私も西宮北口まで買いに行きました。朝6時の時点で30人程並んでましたが、去年同様、すんなり買えました。それにしても、阪急鉄コレも、値段が上がった分、細かく進化しているのが見て取れますなぁ。ま、「買って後悔は三日で忘れるが、買わずに後悔は三年は続く。」なんて言葉もあるからねぇ。買える時に買った方が精神的にはよろしいんじゃ無いでしょうか。(でもまぁ、値段の上がり方に、経済的なダメージが…。)
▼くり金時さん
ありがとうございます。
朝に弱いので2時間ほど重役出勤してしまいましたが、
朝6時だとやはりそれぐらい並んでたんですね。
>買って後悔は三日で忘れるが、買わずに後悔は三年は続く
まさにそれですね。
年々価格が上がるたびに、過去の(安かった頃の)買えなかった悔しさが増します(笑)
私もギリギリまで購入迷いましたが、結局今回はパスしました。もし3300系が出てくれば迷わず「買い」でしょうが、できれば「晩年の」610系か800系をだして欲しいと思っております。
▼s-moriさん
8両以上だとまとまった出費になりますし悩みますよね。
私の場合、今回の5300系は3300系の代わり(?)も込めて思い切って購入しました。
ボクも日比谷でゲットしました。朝7時に会場について阪急・阪神・能勢電の鉄コレの列は、ざっと100人、実際に購入したのは11時頃になりましたが…。
阪急は、原形4箱、阪神、能勢電(マルーン色)は、2箱ずつの購入です。
それから、殆ど列ができていない広電被爆電車、箱根登山110号を購入、(10時頃降り出した雨は、このときは土砂降りに近い雨、ジーパンの裾20cmぐらいまでぬれてしまいました。)その後、京阪に並び(この時点で70~80人の列)、ABそれぞれ1箱ずつ購入できました。(このときは雨はやんでいました。)もちろん、記念切手の第4集も。
そのほか、郵便局の鉄コレ京急、叡電も鉄コレ売ってました。(叡電は既にレンタルボックスで見つけて購入済み、日比谷に売りに来ることがわかっていたら、ここで買ったのに…。)西鉄も模型店で売っていると同じ3000系、関東鉄道はキハ310(関鉄復刻塗装は購入)を行き先など市販品と異なるものにして売っていました。南海も3000系残っていました。
もしかしたら、じっくりそれぞれのブースを見て回れば、お宝があったかもしれないけど、この辺で撤収しました。
▼まちゃさん
当日、大雨がすごかったみたいで、
日比谷参戦、本当にお疲れ様でした。
品物が濡れなかったどうかも心配ですが、
ひとまずお目当ての品が確保できたようで何よりです。
詳細な日比谷レポート、現地の様子が目に浮かぶようでした。
広電や叡電等も持ってくるかも、と思っていても、
中小私鉄だとどう動くか読みづらい部分ってありますよね。
当日朝6時に北千里にて購入出来ました。発売開始のときは12人だったので昨年の
5100系より少なかったですね(5100系の時は20人以上だったか?)家に帰ってから
能勢電5100系と比べてみたらわずかに幅広のボディーがキッチリ再現されていて
出来も満足です。今年は同じ仲間の方が日比谷で能勢電・京阪を確保して頂いた
おかげで現地へ買いに行くのが阪神だけになったので大助かりの年になりました。
▼TC:22615さん
5300系のおひざ元の北千里で
去年より少なかったとは意外ですね。
ご友人のおかげで阪神までのんびり過ごせるのはうらやましい!
私は16日の京阪戦がんばってきます(笑)
プラ車輪の転がりが鈍いのはどうしてでしょうかねぇ…
私は阪急は諦め箱根登山の110号を買ったのですが、以前発売された通常のモハ2形と比べると全然転がらず驚きです。
動力車以外はプラ車輪のまま族なので困ったものです…
▼minamiさん
箱根登山もプラ車輪鈍くなっていましたか。
阪急5300の車輪もパッと見た感じはそんなに変化がなさそうですが、
もしかしたらコストダウンの一環なのかもしれませんね。
以前はプラ車輪のままでも驚くほどレールを滑っていたので、
プラ車輪のまま族の方には痛い仕様変更、
次回から戻っていることを期待します。