本日発売された鉄道コレクション阪急電鉄5000系。
お昼前に出撃。行列もなくゆっくり駅で買えました。
最近は阪急の鉄コレでも、早朝から蒸発する事態はほとんど無くなって、安らかに買えるのはありがたいです。
通販の鉄道甲子園オンラインショップは相変わらず入荷から10分以内に完売してましたが、そもそもの割当量が少なめなんでしょうね。
さてさて、鉄コレ阪急5000系。
いつもなら原形・リニューアルどちらか一方だけを選ぶところ、今年はホームグラウンドの神戸線。さんざん悩んだ末、「ええい、両方とも買ってしまえ!」と半ば勢いでゲットしてきました。
まずは原形からご紹介。
パッケージ&付属物
いきなり両方並んでますが、左側が原形パッケージ。
おなじみの黒箱デザイン。両方とも50周年記念ヘッドマークが左下にワンポイント配置。
左上には去年の7000系までは無かった「阪急電車館」なるブランドが誕生していました。
原形の付属パーツは、先頭車用のパンタ屋根(5040形)と無線アンテナが1本、そしてシール。
シール収録内容はご覧のとおり。
看板は、
・特急(梅田-須磨浦公園)が2種
・ブレーブス坊や
・普通(今津-宝塚)・普通(梅田-三宮)が2種
・回送
急行板が無いのが惜しいですが、特急も須磨浦特急のみ、車番も6両編成なので、あくまでも6両編成として売りたい意志を感じました。なら、尚さら3両セットにしてくれたら良かったのに~。
https://blog.hirara.net/mokei-seal-hagaki/
車番は、
・5008-5508-5058 + 5009-5509-5059
・5010-5510-5060 + 5011-5511-5061
の2編成分と、おまけとして、5030-5040 5031-5041 が収録。
車番はいつも通り、松本商事のインレタに頼ることになりそうです。
https://blog.hirara.net/tc-hk5000-inletter/
外観ビュー
冷房改造された原形顔の5000系です。
一定以上の世代にはこれぞ「ザ・阪急」なお顔。美しいスタイルです。
鉄コレでは2000系、3000系、2300系、5100系、5300系と出て来て、(屋根の深さ、幅の広さ等の差異はあれど)いつまで同じ顔の電車を買い続けるんだろう…とふと我に返りそうにもなりますが…っ。
上の写真をそのまま逆転させて妻面ショット。
サイドビュー。
ムムっ、床下機器に見慣れぬ新パーツ。それとなくリアルに近づいた気がします。
が、田の字抵抗ならぬ、口の字抵抗のようなパーツ群がちょっとアッサリしすぎてるような気がするのですが、口の中にメッシュ表現とかは無いのかしら。(実車資料が手薄なため詳細不明)
デフォルトのプラ車輪は転がりづらい最近のタイプで撮影はしやすかったですが、動力化するなら金属車輪へのチェンジは必須。
https://blog.hirara.net/tc-wheel-kato/
各部クローズアップ
真正面から原形とリニューアル。
シュッとした神戸線スタイル。
ここでは原形のヘッドライトに注目。
透明ガラスのカバーが付いて、前作(7000系)よりも実感度が増しました。
ただ、ライト自体の存在感がちょっと薄くなってしまい、よーく覗いてみないと2つの丸い球形状がわかりづらいです。
とはいえ去年までの状態に比べれば着実に進歩。これはこれでキライでは無いですけれども。
最後に屋根をクローズアップ。
5000系列独特の4基クーラーは原形・リニューアルで作り分けられています。(過去製品の5100系等でお馴染みですね)
パンタまわりには、非冷房時代のモニタールーフが残されているのも原形の特徴。
パンタグラフは、グリーンマックスのPT43Nを装着。ダミーパンタの2つの穴にピッタリフィット。
原形5000系は4セット購入したので過去製品と組み合わせて、8両編成を仕立てる予定です。
編成表とにらめっこして、どれで行こうか悩んでる今が最高に楽しかったりしますが、過去製品(2000系・3000系・2300系)をまだ組み上げてない無精根性がここで生きてこようとは、鉄コレも積んでみるもんですね!
https://blog.hirara.net/tc-hankyu5000-roof-convert/
https://blog.hirara.net/tc-kansai2018-calendar/
コメント
管理人さま、こんにちは。
管理人さまは、今回は両種購入されたのですね。当方は、現在の姿は去年同様好みでは無いので、当記事の原形のみ導入しました。
今回も神戸三宮で、綺麗な出来で満足。とりあえず、素組編成組んで色々考ていますが、商品状態は足回り入れ替えでも微妙なので、屋根は、過去のストック流用で実車に近づけようと考えています。
インレタは、GM製をストックしているので、これを流用して使用する予定です。
▼播・備鉄道さん
同じリニューアルでも
7000系はまだ日が浅いので慣れないのですが、
5000系は結構な月日が経つうちに気を許してしまいましたね(笑)
今回私が手に入れた5000系も2種類とも
塗装やキズ等で大ハズレは無く、比較的安定していた印象です。
昨年の7000系ではネットで不評をよく目にしましたが、
今回はそれほどでも無いので検品体制が強化されたのかもしれませんね。
パッケージにブレーブス坊やを使うとは、センスがある粋な計らいですね。
▼ミーコ助役さん
ブレーブス坊やを見ると「おっ」と見入っちゃいますね。
原形はまさにそういう世代がターゲットですが(笑)
はじめまして。
こちらのサイトはよく拝見させて頂いております。
今回の記事も大変参考になりました。有難うございます。
今回発売の阪急5000系は世代的に原型冷改のみ購入しました。(方向幕含め更新車・塗装変更車はちょっと、という感じです。)
昭和の阪神間の心象風景を平成(もうすぐそれも過去になりますが)の時代でも現在形の様に蘇らせてくれる鉄道模型は何ものにも代えられません。
私にとって鳥類の刷込みよろしく2000系をはじめとする端正な阪急顔は、幼少時には(3000系5000系とも区別が付かなかったものの)鉄道の世界に導いてくれた、とても思い出深い車両です。
▼阪急神戸線沿線生まれさん
はじめまして。
現代のモデルだけでなく、
原形姿も発売されるのは世代的にありがたいですね。
5000系発売で神戸線の原形顔はほぼ出そろいましたが、
最後に5200系をほのかに希望しています。
コメント有難うございます。
そうですね。
5200系は再来年2020年が確か50周年だと思いますので、今年の5000系発売の論法から考えると、その頃かなと期待しています。
もし5200系が発売されれば、屋根の深いカーブの再現性も要チェックですよね。
個人的には、三宮で分割される『特急 須磨浦公園行き』を再現したいと思います。(捕らぬ狸の皮算用ですが。)
ただ、阪急は神宝線ばかりでなく京都線の車両もあり得るので、神に祈るばかりですが。