鉄道コレクション福井鉄道200形(203号車)をゲットしました。
先日、阪急百貨店の鉄道模型フェスティバルで展示品を目にして「これは買わねば!」とあわてて予約。
何を寝ぼけていたのか、発表された時は「前回品と同じならいいか」と思ってスルーしていたんですね。(発表時は飼い猫の死も重なって思考力が低下していました)
買いの決め手はなんと言っても晩年仕様。
前回品(左)と今回の203号車(右)を並べると一目瞭然。
いや、一目というのは言い過ぎですが、よく見ると色味が違います。
前回品は純粋なブルーでしたが、今回品は緑がかった青色。
そう、晩年の200形の急行色!窓まわりのクリーム色も血色が良くなりました。
ヘッドマークや冷房屋根等々、これぞ晩年を駆け抜けた福鉄200形の姿。
造形自体は前回の福鉄200形・新塗装と同じなので、あっさり目にご紹介していきます。
パッケージ
パッケージ。
鉄コレ10周年記念品だった前回品と比べると少し寂しいですが、いつもの鉄コレの箱です。
付属パーツ
付属パーツは、ドア下に取り付けるステップ(8箇所)と無線アンテナ(1本)。
展示レール・ステッカー類は付属しません。
ステップ取り付けのコツ
ステップは1両につき4カ所のドア下に取り付けます。
ボディを外してシャーシの穴にはめ込み、再びボディを重ねると完成。
なのですが、けっこうポロッと取れやすくてなかなか上手くいきません。
写真のようにマスキングテープ等で軽く固定してやると、ボディと合わせるときも安定します。
ボンドでも良いですが、後々動力化する場合(または動力を別の車体に移したいとき)は面倒。テープのほうがやり直しがしやすいです。
ステップ取り付け後の様子(上写真と箇所は異なります)。
ご覧の通り、貼ったテープも見えず上々です。
外観ビュー
203号車の外観をザッと見ていきます。
パンタ搭載側の先頭車(203-1)。
行き先表記は「急行|福井駅前」。
造形は言わずもがな、素晴らしいです。
欲を言えば車体のブルーは、もう少し緑成分が多めだった記憶がありますが、私が見たのはある程度退色した状態だったと思うので、塗り立て直後はこんな感じなのかも。
ヘッドマークは実車を見てみると、
影があるので、板状のマークですね。
鉄コレは印刷仕上げのペッタンコマークなので、余力があれば自作して少し立体感を付けたいところです。
※写真はほぼ引退後の留置状態なので、車体の退色もうんと進んでます。
パンタの無い側の先頭車(203-2)。
パンタ車と違って、ヘッドライト下のひさし等の凸凹が省略されて(実車どおり)スッキリした顔つき。
アンテナはコチラ側のみ装着。翼のような形状が凜々しいです。
ちなみにアンテナは1ミリの穴を開けて取り付け、と指示されていますが、結構ゆるゆるだったので0.8~0.9ミリくらいのドリルが良いかもしれません。
ゆるいので裏面から木工用ボンドで固定しました。
https://blog.hirara.net/tc-mokko-bond/
連接台車のカッコ良いサイドビュー。
(クリックで拡大します)
歴代の鉄コレ福鉄200型の屋根をズラリ。
上から
201号(非冷房)
202号(新塗装)
203号(今回品)
冷房仕様の屋根は202号車と共通ですが、屋根全体の色味が暗くなっています。
実車の屋根はどうだったか上から見下ろす機会が無かったので分かりませんが、ボディカラーの雰囲気には合っています。
パンタグラフは各車ともPG-16を装備。
動力ユニット(TM-27)は最初に買った非冷房車に仕込んでいますが、ゆくゆくは203号車に移植する予定。
今すぐ換装しなかったのは、ステップを付けたままカーブを曲がれる改造に手間がかかるので、また余裕のあるときに…。
https://blog.hirara.net/tc-fukui200-step-running/
おわりに
鉄コレ福鉄200形勢ぞろい。
…おや? 1両足りないじゃないか。
と突っ込まれそうですが、そうです。今回同時発売の福鉄カラーの201号車はスルーしたのでコンプ叶わず。
福鉄カラーの実車は見たことが無いというシンプルな理由ですが、色はカッコ良いのでフトコロに余裕があればあるいは…!(今月はNゲージの出費が集中しすぎで火の車!)
とにもかくにも、福井鉄道200形がNゲージでこれだけ集まる時代が来るとは!
https://blog.hirara.net/tc-fukui200-get/
https://blog.hirara.net/tc-fukui202-get/
コメント
管理人さま、こんにちは。
管理人さまは、とりあえず急行色の203Fのみ導入とのことで。当方は、福井鉄道色が第一目標で今回も2編成とも導入しました。まあ、どちらの塗装も好きなのもあります。
管理人さまもブログで触れていたように、前回の202Fとは、屋根年回りの色合い&塗装が少し違っているのも変化点とも言えます。
当方が2000年頃福井市内現地で見た特は、当方ブログでも書いたように全面広告塗装でしたが屋根の感じはむしろ、前回の202Fの方が近いと思います。
今回の方は、暗めですが落ち着いた感じで、これで良いと思っています。
ちなみに当方は、(塗装が好みでない)202Fから福井鉄道色201Fに動力換装しました。
▼播・備鉄道さん
>屋根の感じはむしろ、前回の202Fの方が近いと思います。
>今回の方は、暗めですが落ち着いた感じで、これで良いと思っています。
なるほど、広告車だった頃は
202F新塗装車の明るい感じだったんですか。
忠実に再現したほうがアンバランスに感じる可能性もあるので、
これはこれで良いかもしれませんね。