今年は鉄コレにクリア(トップコート)を40両ほど吹きました。
モデラーの人なら大したことない両数なんだと思いますが、箱のまま積みがちな自分としては史上最大数。
クリア塗装は失敗すると基本的にやり直せないので、いつもビクビクなニガテ作業。我ながら良くやったなぁと思います。
近年高価になってきたインレタ保護のためには頑張ってチャレンジするしかありません。
とくに阪急電車は、光沢クリアを吹くことでグッとホンモノに近づきます。
上が吹く前。下が吹いた後。
ツヤが出るのも良いですが、色がより深みのあるマルーン色に変化するのが素晴らしい。一度味わうと病み付きになります。
しかし、光沢クリアには1つ大きなデメリットがあるのです。
それは…
最大の敵はホコリ
すごい勢いでホコリが付着すること!
半ツヤ(半光沢)のクリアならそうでもないのですが、光沢クリアは車両をケースから出したとたんピトッ、ピトッ、ピトッ…と。
ぬおぉぉぉっ、せっかくピカピカに仕上げた阪急電車にまとわりつくなっ!てなもんです。
ホコリまみれの写真をブログやツイッターにアップすると興ざめなので、写真を撮る前はホコリ取りとの戦いが欠かせません。
私の愛用しているGSIクレオスのMr.スーパークリアー(光沢)だけなのかもしれませんが、他の製品は使ったことがないので分かりません。
UVカットのクリアーもあるみたいですが、静電気防止のクリアも出してくれたらいいのに。
とりあえず効率的にホコリを取る手段を考えた結果。
タミヤのクリーニングブラシを導入
タミヤのクリーニングブラシを購入しました。
お値段1本1,300円ほどするのでかなり悩みましたけどね。
タミヤ製なので模型との相性(キズが付かない等)は大丈夫だろうってことと、
静電気防止タイプと明記されていることが購入の決め手。
二重構造の毛先はしなやかで、何度か払ってやればホコリはほぼ取れます。キズも付きません。
ブラシの繊維が静電気を防止するとの触れ込みなので、そこに期待していたのですが。
ブラシかけた後も付きますね、ホコリ。
説明書にも「ホコリを付きにくくする」と書いてあるので、絶対では無いんでしょう。
でも、ブラシをかけない時よりも付着する速度は落ちた気がします。
ブラシの後ろキャップを外せばミニブラシも!
…って、どこかのテレビ通販みたいですが、このミニブラシはドアのフチ等、段差になってる部分のホコリ取りには有効だと感じました。
おわりに
除電効果は期待したほど高くはありませんでしたが、多少は静電気もマシになってるだろうし、これはこれで1本あると便利。
写真撮る時もですが、クリアを吹く直前もホコリ落とし作業が欠かせません。
それまではカメラのブロワー(シュポシュポ)を使ったり、メガネ拭きを使ってホコリを落としていましたが、どれも一長一短。
シュポシュポは巻き上げたホコリが再び舞い戻ったりするし、メガネ拭き自体に付いたホコリが出戻ったりしますしね。
タミヤのブラシは、ホコリ取りの真打ちとして長く活躍してくれそうです。
目の前にあるPCのキーボードに付いたホコリがずっと気になっていたので、試しにこのブラシで払ってみたら結構アッサリ取れました。高いだけあって普通に掃除アイテムとしても優秀かも?
コメント
管理人様、こんばんは。
当方も、ここ数年車両導入に集約していましたので、車番インレタを後回しにしていました。
今年になって思い出したように行いました。
3形式34両は、流石に慣れていてもしんどかったですね。
保護塗装の埃は、塗装前に綺麗にしても時々乾燥中に付いてしまう事が有りますが、目が細かいペーパーでこすり取ってやり直ししています。光沢クリアは、埃が付きやすいですね。
▼播・備鉄道さん
おお、播・備鉄道さんもたまった車両を
一気に仕上げられたとは奇遇ですね。
クリア塗装はホコリに気をつけても、
乾燥中に付着することがちょくちょくあるのが困りものですね。
私はある程度はもう諦めまてす(^_^;