スプラトゥーンのモズク農園ジオラマキット。
パッケージの写真(完成見本)を見ると、付属シールがハミ出すように貼られている箇所がいくつかあります。
素直に見本どおりに貼ると、むき出しになったノリ面がホコリまみれになるのが美しくないし、うっかり何かにベチャっとくっついてしまう不安も。
そこで一度、付属シールをスキャナで読み込んで厚紙にプリント。
それらを必要最小限の両面テープで貼ることで回避しました。
少し手間はかかりますが、厚紙を使うことで立体感も増して見栄えも良くなるし、何度でもやり直しできる上、気に入った図案はいくらでも増やせるので、付属シールを使って失敗したくない人にもオススメです。
シールをスキャナーで取り込む
付属シールをスキャナでパソコンに取り込みます。
※スキャナが無い場合、デジカメでなるべく真正面から(歪みの無いように)撮ります。
PCでは加工も自由自在
一度PCに取り込んでしまえば、加工も思いのまま。
「~でやられた!」
のシールは手書きで書き込めるスペースがありますが、画像処理ソフトで文字入力すればより本格的に。
フリーフォント「イカモドキ」を使えば、ぐっとらしくなります。
今回、この段階でさらに「カモン」「ナイス」や「FINISH」ラインなどたくさん用意しておくと楽しそうな図案をコピペで増やしたり、一番上センターのイカ数表示の一部を”死にイカ”に書き換えるなどアレンジを加えました。
厚紙に印刷する
PCに取り込んだ画像をプリンタで厚紙に印刷します。
厚紙はハガキ程度の厚みで十分。
画像ヨコをA4長辺いっぱいになるよう設定すれば大体オリジナルと同じサイズになります。
ただ、今回は手持ちストックにA4版の厚紙用紙が無かったので、百均のフリーラベル用紙(A4版)にいったん印刷。それを厚手のボール紙にベチャっと貼り付けました。
印刷した画像を切り抜く
ハサミ・デザインナイフ等で図案のカタチに沿って切り抜きます。
今回使ったボール紙はけっこう厚手だったので苦戦しましたが、ハガキ程度の厚みならハサミでもサクサク切れると思います。
ここが一番面倒な作業ですが、良い見栄えのために頑張りましょう。
両面テープで貼る
切り取った画像をジオラマに重なる部分だけ両面テープで貼り付けます。
これで、ハミ出したノリ面の問題は解決です。
看板類は素直に両面テープで接着。
厚紙の厚みのおかげで付属のシールよりも「看板感」が生まれます。
簡易フックを作っておくと自由度アップ
状況に応じて画像の位置を変えたり、別のモノに差し替えたりしたい場合、次のようにすると良いです。厚紙の切れ端を利用して、画像の裏にフックみたいなものを貼り付けます。
ウラ側なので適当で大丈夫。
すると、引っ掛けるだけで設置することができるので、差し替えも思いのまま。アレンジの自由度が増します。
FINISHラインを厚紙化した場合のメリット
FINISHラインは薄手のシールのままでも良いのですが、厚紙化するメリットもあります。ジオラマのツメ穴に差し込んで片側を固定し、もう片側の端を両面テープで固定。
ノリ(両面テープ)は必要最小限で済むので、ジオラマに与えるダメージも少ない上、やり直しも容易。
さらに、こうすることで中間に「浮き」が生まれるのが最大のメリット。
浮きの部分には、先ほどの「~をやられた!」も引っ掛けるもよし。
ガチャアイテムのイカなどを引っ掛けるもよし。さりげなく賑やかにすることも可能。
また、FINISHラインの下に自然と影が落ちるので、ゲーム中のように立体感も生まれて見栄えも良くなります。
おわりに~Youの舞台裏
必要最小限の両面テープ、フック引っ掛けだけでデコっているので、ちょっとうるさすぎるかな、と感じてもやり直しは容易。
スキャナ~(加工~)プリント~カッティングの作業は面倒ではありますが、それに見合う効果はあるので興味のある方はチャレンジしてみてください。
ちなみに、ガールamiibo頭上の「YOU」はこんな風になってます。
厚紙を細く切ったものをYOU裏に接着。背中のインクタンクと腕とのスキマに差し込んで固定。
https://blog.hirara.net/amiibo-seaocolors-get/
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