Switch版の「ナムコミュージアム」を購入しました。
ドラクエ11やスプラトゥーン2で沸く真っ只中、なかなか凄い時期に発売されましたが、それらメインディッシュとは違ってレトロゲームは別腹。つまみ食い的に遊べるのがレトロゲームの良いところ。
収録タイトルは、次の11本。
- パックマン
- ギャラガ
- ディグタグ
- ドルアーガの塔
- スカイキッド
- ローリングサンダー
- ギャラガ’88
- スプラッターハウス
- タンクフォース
- ローリングサンダー2
- パックマンvs.
最後の「パックマンvs.」は、任天堂ゲームキューブで特別配布された対戦ゲームで、過去にDSのナムコミュージアムに収録されたこともありました。それ以外はすべてアーケード版です。
元々海外向けとして作られていたこともあってか、ローリングサンダー1・2、スプラッターハウス、タンクフォースなど、日本版なら真っ先に外されそうなタイトルが入ってるのがSwitch版の特徴。
ダウンロード専売で 3,000円(税込)ですが、11本まとめ買いで1本あたり300円切ってることにお得感を感じて購入しました。(WiiのVCAなら1本800円~)
個人的には「ギャラが’88」と「スカイキッド」が入ってたのが決め手。
画面サイズは自由調整可
ナムコミュージアムの発売前に気になっていたのが、画面比率を自由に変えられるかどうか。
公式サイトには賑やかな外枠の真ん中に小さいゲーム画面の画像しか無かったのでモヤモヤしていましたが、買ってみて設定をいじってみれば問題無く変更できました。
ヨコ画面編
まず横画面のゲームで「スカイキッド」を例に。
このようにゲーム画面は真ん中。余白はイラストで埋められていますが、
Rボタンを押して設定画面に入ると、
画面設定の項目に拡大縮小、縦横比等々、細かい項目が盛りだくさん。
1.21倍ほどに拡大するとこの通り、
上下端いっぱいまで全画面表示できました。
外枠も背景変更でTYPE Cを選ぶとグレー一色に。できれば黒一色が良かったけれど、まったく出来ないよりはOKですね。
お好みでスキャンラインの設定もできます。20段階ほど選べるものの、単純に横線の濃さが変わるだけなので、CRTのボヤけ感が出るアケアカに比べたらちょっと惜しい感じ。
あと、チャレンジモード(特定のお題をクリアするファミコンRemixのようなモード)では、これら画面設定が反映されないので注意。
タテ画面編
Switch版は画面90度回転させてタテ画面で遊ぶことができるのが嬉しい特徴。
回転した上で、縦画面のパックマンを例に設定してみます。
同じくRボタンで設定に入り、画面設定を選びます。
拡大縮小を1.29にすればご覧の通り、左右いっぱいまでフルに使えるようになりました。
縦横比を大きくしていくとさらに余白を減らしていけます。(若干イビツになりますが)
背景もTYPE Cでグレーにチェンジ。
そしてSwitch自体もテーブルモードでちゃんとタテ画面で遊べる!
ミニゲーセン感が味わえて思いのほか良い感じ!
気になった点
ゲーム自体はオリジナルのゲーセン版を遊んだことがほぼ無いので(移植版なら何度か)、ここの動きが!とか、ここのサウンドが!のような細かいツッコミは出来ないものの、ザッと遊んだ感じ大きな違和感も無くスッと遊べました。
そんな個々のゲーム内容ではなく、ナムコミュージアム全体として気になることはいくつか。
まず、
初回起動時にドえらく長い利用規約を読まされて面食らいました。
クレジットカードの規約並。左端のスクロールバーの小ささを見ればいかに長い文章か伝わるかと思います。しかもこういう規約が2つありました。
二度目の起動以降は出てくることは無いですが、1つのゲームでこれだけ長い規約をユーザーに読ませたいって、いったいバンダイナムコに何があったんだろう…。
次に
ミュージアム起動後に、毎回どのコントローラーを使うか選ばされるのが地味に面倒。
ホーム画面でA押したコントローラーそのまま使わせてくれたら良いじゃない。設定画面でいつでもコントローラー変えられるんだし。
設定画面といえばゲーム中いつでもRボタンで起動しますが、実際いくつかのゲームをプレイしてみると、Rボタンってつい指が当たって誤爆しちゃうことが多いんですよ。(プロコン、ジョイコン共に)
白熱してきたときに限って画面が止まるのが煩わしいので、別のボタンに設定変更させてくれたらありがたいんですけども。アケアカNEOGEOと共通(+/-ボタンで設定を開く)でも良かったんじゃないかしら。
R誤爆防止には、おすそ分け状態の片側ジョイコンが一番安定して遊べます。
あと、3度ほど突発的なエラーが出てHOME画面に戻されることがありました。コチラは原因不明ですが、アップデートで対策されて欲しいところです。
ソフト自体の容量は876MB(バンナム)。パックマンvs.専用の無料ソフトが765MB(ナムコ)。語呂合わせに遊びゴコロは感じるものの、両者の差がわずか100MBって、これ絶対もう少し軽量化できたでしょ? と感じちゃうのはSwitchの狭いストレージのせい。
良いところ~ぜひ続編も
気になる点が続いたので良いところも。
あるゲームを遊んでる時に、別のゲームを遊びたくなったら、わざわざメニューまで戻ること無く、設定画面からすぐに切り換えられるのはスピーディですごく良いです。
タテ画面テーブルモードの良さは先に書いたとおりですが、2P同時プレイ(スカイキッド等)をこれ一本だけ遊べるのもSwitchならではのメリット。
それから、ドルアーガの塔はワンボタンでヒントを見られるのは有り難い!
Switchというサクッと遊べるハードにレトロゲームはすごく合うので、これっきりで終わらず是非とも続編に期待したいですね。
個人的には、妖怪道中記、ワルキューレの伝説、ドラゴンスピリット、ワンダーモモあたりのPCエンジンで発売されたキャッチーなタイトルをピックアップして貰えると喜びます。
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