E3が終わってゲームの大きなイベントもしばらく無く、秋冬くらいまで大きな情報は無いだろう…と思っていたら!
突如、ニンテンドーSwitchの新型『Nintendo Switch Lite』が発表されました。
[任天堂HP]ニュースリリース「Nintendo Switchに新しい仲間。小さく軽く持ち運びやすい携帯専用『Nintendo Switch Lite』登場」を掲載しました。 https://t.co/mffAtxWSlX
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2019年7月10日
いや、ビックリ!
発売は2019年9月20日。
価格は19,980円(税別)と、現行Switchより1万円安い価格設定。
そして、最大のポイントが携帯モード専用機。
そう、テレビにつなげて遊ぶことはできないのです。
別売りケーブル対応もナシといういさぎよさ。Switchなのにスイッチできません。
完全にゲームボーイやDSの系譜ですね。
分離できないコントローラーによる不安
コントローラーは本体と一体なので、従来のSwitchのように取り外して遊べません。
「1-2-Switch」や「フィットボクシング」、「ニンテンドーLABO」など、ジョイコン単体で遊ぶゲーム、Wiiリモコンのような操作を主とするゲームは、このままでは遊べません。
一応、別途ジョイコンを買い足せばプレイできる、という抜け道はあるみたいです。
しかし、これは事件です。
リモコン操作のできない兄弟機が存在してしまうということは、ゲーム開発会社としては、売上減や無用なクレームを避けるため、Liteに合わせようとする可能性が高まります。
「斬撃のレギンレイブ」「スカイウォードソード」「Wiiスポーツ」等、リモコン操作主体の Wiiの名作の続編や新作が生まれる可能性は、かなり低くなったと言えそうです。これはピンチ。
少なくとも「Wii Fit」亡き今、「フィットボクシング」の系譜は途切れさせて欲しくないのですが…。
あと、壊れやすいスティックの耐久性も気になるところです。
十字キー搭載
コントローラーが分離できない代わり…というわけでは無いでしょうけど、なんとLiteの左側には十字キーが付いてます。
これはうらやましい!
レトロゲーム愛好家の私がノドから手が出るほど欲しかった十字キーがこんなカタチで搭載されるとは…。
十字キー搭載の無線可能な左ジョイコンがあればいつでも買う準備はできているというのに、これは生殺し…!
画面小さくテレビ出力できず
画面サイズは、
現行Switch: 6.2インチ
Switch Lite: 5.5インチ
携帯モード専用機だけあって画面サイズもちょっぴり小さくなってます。
ゲームボーイミクロを手放しで喜んだ昔の私なら、このくらい何の影響も無かったはず。
が、すっかりオジサンと化した私は、画面サイズが小さいと…その…ツライのです。そう、ハッキリ言えばニクい老眼野郎のせいで!
Switchの特にインディゲームは文字がやたら小さいゲームが多いんですが、今のSwitchでももう携帯モードでは読めません。
テレビ接続必須。あるいは老眼鏡必須。
年は取りたくないものですねぇ。なんてセリフを吐く日が来ようとは。
それでも、きっと売れる
ちょっぴりネガティブなことを書いてきましたが、ザックリ言えばそれらはオジサンの愚痴です。
そんな意見とは裏腹に、DS Liteの時のようにバカスカ売れんじゃないかと思います。
ほら、動画の若人たちも楽しそうじゃないですか!
ポケモン新作を控えている今、携帯モードで十分な方なら「待ってました!」という方も多いはず。
来春に延期になってしまった「あつまれ どうぶつの森」も携帯モードと相性良いでしょうし、森発売のタイミングでもガッツリ売れそうです。
そして、なんといっても、安い!
安さは正義。
ハードはほぼ値下がりしないので、Liteが気になる方は増税前に是非。
そんな私は、十字キーの付いたジョイコンか、スーファミ型コントローラーでも待ちながら、現行Switchでまったり過ごそうと思います。
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