Switchの新作ゲーム「ARMS(アームズ)」のオンライン体験会。
4回参加してみましたが、回を重ねるにつれて楽しさが大きくなってきた!
初めて遊んだ時は操作に戸惑いがあって十分に楽しめなかったんですが、手が慣れるにつれて “のめり込み度”がアップ。
どの回も終了時刻が来たら「もう終わり!?」ってくらい夢中になれたので製品版も買い決定。そんなARMS体験会の感想をザザッと書いてみましょう。
わりと間口が広めな格闘ゲーム
まず、ARMSはどんなゲームかをカンタンに。
ボクシングのように両手に握ったコントローラーを振ると、パンチが繰り出せて、しかもそのパンチ(腕)がバネのように長~くのび~る!
その”のび~る”両腕でアツく戦う3D格闘アクションゲームがARMS。
1対1のタイマン勝負が基本ですが、時には2対2のチーム戦。最大4人の乱戦からバレーボールまで、色んなモードがあったりします。
格闘ゲームとはいえ、複雑なコマンド入力はまったく無く、パンチ以外はジャンプ、ダッシュ程度のシンプル操作なので、わりと間口は広いです。
最初は「いいね持ち」に戸惑い
ARMSではジョイコンを「いいね持ち」という独特の握り方で操作します。
振ってパンチ!
は、直感的ですぐに分かるのですが、戸惑ったのはキャラの移動方法。
普通のコントローラーだと、Lスティックや十字キー移動が基本ですよね。
が、いいね持ちはジョイコンを傾けた方向に歩くというシステム。(ロボットの操縦桿みたい?)
前後左右、倒した方向にテクテク歩いてくれるのは直感的ではありますが、十字移動がドップリ染みついた身としては、最初のうちはとっさの判断が追いつきませんでした。
普通のコントローラー(ジョイコングリップ等)を使えばスティック移動もできますが、せっかくの新しい体感ゲームだから いいね持ちを乗りこなしたい!
慣れるにつれて面白さも上昇
1回目の体験会ではそんな不慣れな移動操作に終始ホンロウされまくりでした。
が、2回、3回…と数をこなすにつれて、感覚も徐々に寄り添っていきました。
移動に対する意識も薄れてきたら、次はどこにパンチを送り込んでやろうかなどと思案する余裕も芽生えつつあります。そんな自分の成長に「ムフフ、もしや覚醒しつつある?」とも思えるのも楽しく、ココからが面白さが高まってきました。
とはいっても、数回程度(都合4時間)の体験ではまだまだ負けることも多いんですけどね。
パンチの感度は良好
かつてのWiiスポーツのボクシングでは、パンチはワンテンポ遅れていたのが非常に残念でしたが、SwitchのARMSは機敏な反応でほぼノーストレス。技術の進歩万歳。
ARMSでは腕が伸びてる最中に、ジョイコンをクイッと左右にひねることで、パンチの軌道をチョイ調整できるのですが、その反応もなかなか良い感じ。
まだまだひよっこなので、実践ではまだ”ひねり”を効果的に扱えてる気はしませんでしたが、マッチング待ちの的当てゲームでガンガン練習しまくれるのがとっても楽しかったです。製品版でも練習場の充実に期待。
伸びたウデが戻ってくるまでが1パンチ
ウデが遠くまで長~く伸びるってことは、伸びた腕が戻ってくるまで二発目のパンチが発動できません。
そこにチョッピリもどかしさも感じましたが、それは相手も同じこと。戻りの遅いパンチを空振るのは命取り。
いかにムダ打ちせずに相手のパンチを見極めて(避けて)、いかにスキを狙ってコチラの攻撃をたたき込めるか。そこがこのゲームのキモなんだろうと思います。
スト2・KOF時代の格闘ゲームも大好きでしたが、スピードが速くなるとなかなか反応できない、せいぜい中級者止まりの自分でも、ARMSだと相手の動きを見てから反応することが結構できました。
まだ不慣れな人が多い体験会だからってこともありますが、この緩やかなスピード感は格闘ゲームに新しい息吹をもたらすやも…!?(ちと大げさかしら)
ロード、接続もテンポ良し
ロード待ち、接続待ちも気にならないレベルで快適でした。
マッチングの仕組みはちょっと独特で(最大8人集めたロビーでCPUが対戦相手を自動割り振りする)ちょっと待たされることもあるのですが、的当て練習が楽しいので体験会ではあまり気にならなかったですね。
むしろ、もっと的当て練習したかったのに!とサクッと決まるマッチングを恨めしく感じたことも。
筋肉痛でも戦うぜ!
ジョイコンを振ることでパンチを繰り出す。
このシステムが生み出すもの、それは筋肉痛。
Wiiで初めてWiiスポーツを遊んだ翌日の再来。
ARMSプレイ後も歯ブラシを持つ手すらズシッと感じたほどに両腕が疲労してましたよ。
ジョイコンはさほど力を入れなくても反応するんですけど、不慣れなうちはどうしてもパンチ!のイメージで強く振っちゃいますからね。
でも筋肉痛になってでも遊びまくった。体験終了時刻で接続が切れたら「え、もう終わり!?」と感じるほど名残惜しかった。
それが自分の中でARMSに対する評価の現れなんだと思います。
ええ、製品版も買いますよ、ARMS!
※毎日遊べば、腕が鍛えられて筋肉痛にならなくなるのもWii時代に経験済み!
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