正確にはマンガ「シティーハンター」のその後の世界(パラレルワールド)を描いた「エンジェル・ハート」のドラマ化。
冴羽リョウ(上川隆也)、槇村香(相武紗季)という布陣で第1話が放送されましたが、個人的には予想していたよりもちょっと大人しい印象でした。
まず「エンジェル・ハート」って?
実は「エンジェル・ハート」は未読な私。「シティーハンター」はジャンプやアニメで何度も親しんでいましたが、ジャンプ以外の雑誌に移っちゃってからは続編の存在も知らないままに…。と、似た境遇の方も多いと思います。
出だしをカンタンにまとめてみると、
冴羽リョウのパートナーであり婚約者、槇村香が交通事故で亡くなり、その心臓が何者かの手によって強奪される。同じ頃、悪の組織に属する台湾の女性(暗殺者)が自殺。香の心臓は、組織により彼女に移植されるが、彼女は逃亡。追われる身となったところ冴羽リョウと出会い…。
と、そんな筋書き。
ジャンプ時代はつかず離れずの関係だったリョウは香と結婚しちゃう寸前だったのね…。
上川リョウ、ビジュアルはOK!
上川隆也の冴羽リョウコスプレはバッチリ!これ以上雰囲気を似せられる人は他に居ないんじゃないだろうかってくらいハマってます。
演技はさすが上川さん、安定感はあるのですが、冴羽リョウはどうしてもアニメの神谷明イメージが強い私。
シリアスとコメディ(エロ要素)のギャップが激しすぎるところが(特にアニメでの)大きな楽しみでしたが、上川隆也さんはあそこまでコメディに徹しきれてなかったのが惜しい。
冴羽リョウは、もっとぶっ飛んでも良いのよ!
気になるのはやはり「もっこり」
冴羽リョウといえば「もっこり」ですが、第一話ではたった一度きり!それも、道行くお姉さんをナンパするおまけ的なシーンの言葉のみでテント表現はナッシング。そういえば、100tハンマーもナッシング(さすがに実写では厳しいか)。
とはいえ、第一話はシリアス展開だったので、来週以降に期待。冴羽リョウは、もっとぶっ飛んでも良いのよ!
他のキャスト陣等、気になるポイント
海坊主が小さめ。いや、ブラザートムさんの黒々とした坊主っぷりは海坊主イメージたっぷりなのですが、原作の巨漢イメージ、アニメの低音ボイスイメージと比べちゃうと、もう一声欲しいところ。
高島礼子演じる冴子さんはちょっと年が行きすぎてるかな~、と感じましたが(失礼)、Wikipedia調べによると原作冴子は39歳。んー、ありか。ありなのか。個人的にはもうちょい若い方でも良かったと思ってますけども。
悪の組織のアジトが貧相。
戦隊モノでももっと豪華なんじゃないだろうか。いや、現実的にはあんなものかもしれないけれど、もう少し何とかできたんじゃないだろうか。予算が足りないんだろうか。組織の人たちもなんだか学芸会っぽく見えたぞ。
次週以降に期待
マンガ原作ものの実写化ドラマ。前シーズンだと「デスノート」「ど根性ガエル」が記憶に新しいですが、「エンジェル・ハート」の第一印象は、デスノート第1話を見たときよりもやや良いイメージ。原作を知ってたデスノートのギャップに比べたら、原作未読な分有利ってことなんだと思います。
気になる点はポツポツあるものの、エンジェル・ハートという作品は初見な私にとってシティーハンターの続きのお話を知ることができるのは純粋に楽しみではあります。
シャツをぐいぐい引っ張って視聴者を驚きの渦に巻き込んだ実写版「ど根性ガエル」のピョン吉並みに、上川さんのもっこりが炸裂することを願って(やっぱりそこか!)次週以降に期待!
コメント
見ました。
私は アニメしかしらないんだけど。。。
上川さん、アリね。。。と思いました。
なんか時々 アニメみたい…と思って見ていました。
どこをどういう風に演じたら
そう見えるのか。。。
じっくり見ていたのでつが、わかりませんでした。
私的には 高島さんアリです(笑)
ブラザートムさんは もうそのものにしか見えませんでしたぁぁぁ。
なんかすごい。
香ちゃんが ちょっと んーーーー微妙…と。
トータル的に 十二分に見られるドラマかと。(えらそーに(笑))
来週も見ることにいたします。
▼京太郎さん
お、高島さんもブラザートムさんもありですか。
個人的にはもう一声な感じでしたが、毎週見続ければ慣れるかな。
デスノートもなんやかんやで慣れてきましたし(笑)
>香ちゃんが ちょっと んーーーー微妙…と。
あー、そこ書いてなかったけど、それもありますね。
相武さん、100tハンマーを振り回しそうな感じじゃないかも(笑)