「カプセルプラレール」のカテゴリを用意してみたものの、次の新作ゲットまでまだまだ日はかかりそうなので、賑やかしとして過去のカププラを紹介するコーナーを作ってみました。
題して「カププラヒストリー」。
最初に選んだのは、2008年5月頃に発売された桃太郎電鉄編(→公式ページ)。
ノーマルパートではなく番外編的なポジションが一発目ってのもイレギュラーだけど、コナミとさくまあきら氏との騒動を知って、なんとなく引っ張り出してみました。
キッカケはネガティブだけど、久しぶりに姿を見たらやっぱり懐かしいし、改めて出来が良い!
2008年はちょうど桃太郎電鉄20周年の年でした。DSで「桃太郎電鉄20周年」が発売されたり、いろんな企画があった中の1つがこのカプセルプラレール化。
キャラじゃなくて、桃鉄の車両がモデル化されるってかなり貴重なケース。他の桃鉄グッズはあまりよく知らないけど、もしかしたらこれが最初で最後のモデル化なのかもしれません。
ではお約束の車両紹介を。
プレイヤーが使うおなじみのSL
♪ポー、ポー、ポッポー。
ゲームではプレイヤーが使う「駒」としておなじみのSL。カププラでは「桃太郎電鉄SL」と名づけられています。こちらは1Pカラーの青。
どこからともなく「モモタロ社長!」って威勢の良い声が聞こえてきそうですな、モモタロ社長!
桃太郎電鉄SLをうしろから。
客車にはカププラ銀河鉄道999シリーズなどでも使われている、おなじみの展望車が使われました。テールマークは「桃」。
プレイヤーSLは青の他に、赤、緑、黄と合計4両。
ネーミング的にはモモタロ社長、いぬやま専務、さるかわ部長、きじた課長ってところかな? 色違いなだけですべて同じ金型なので、ここはまとめてザックリご紹介。
カププラノーマルシリーズでかっちょ良くなったSL(C56)の元祖形態がこの桃太郎電鉄SLだったりします。炭水車もC56/C57と共通のものが使われています。
キングボンビーSL
やたらクオリティの高いキングボンビーSL!
でも、ゲーム内で実際に見たことは無いのです。シリーズのどの作品で会えるんだろうか。
うしろからのショット。
自己主張の強い「び」マークが印象的。
炭水車はプレイヤー用のSLとは別金型で作り分けられている芸の細かさ。ノーマルシリーズでこれと同じ炭水車は見つけられなかったけど、トーマスシリーズあたりで使われてたりするのかな。
キャラをのせるキャラ台車
一見からっぽのコンテナ貨車?
と思いきや、
キャラをのせられる台車。
桃太郎、キングボンビー、ミニボンビー、スリの銀次の4キャラが登場。
発売当時は、1カプセルに台車+キャラ+直線レール+分岐レール(特別マス)というけっこうゼイタクなパッケージングでした。欲を言えば普通の貧乏神(えのさん)も立体化して欲しかった!後ろ姿のシリもきっとほどよく再現されたはず!
銚子電鉄もいるよ
車両のトリを飾るのは、銚子電鉄1001号車。
これだけゲーム内の列車じゃなくて、現実に走っていた電車なのがちょっと浮いた存在。当時、実際に桃太郎電鉄のラッピングで走ってたので、ついでに入れちゃえ!ってことで追加されちゃったんでしょうかね。
ハドソン、「桃太郎電鉄」のラッピング電車が銚子電鉄に登場「桃太郎電鉄20周年記念車両 出発式」レポート(GAME Watch)
ちなみに銚子電鉄1001号は先頭ゼンマイ車のみ。実車は両運転台だったのに、カププラでは片運転台車両で再現しちゃったもんだから、ひときわ不思議ちゃんな存在感が際立ってました。
うんちも元気だ、ストラクチャ!
ストラクチャ、またの名を情景パーツ。
目的地の駅と駅名板、カード売り場(右の赤い小屋)が1カプセルに収められていました。
特殊マス目の分岐レールが5種類(プラス駅とかカード駅とか)。この平面交差できる分岐レール、桃鉄以降のノーマルシリーズではお目にかかれないからもっとたくさん買っておけば良かった!トーマス・チャギントンは詳しくないけど、そっち方面では分岐レール、売られたことあったのかな。
そして桃鉄編、最強のストラクチャがこちら
うんちカード!
カードっていうか、もはや単なるでっかいうんこですよ!これを立体化した勇気に拍手。当時の子供たち大喜びだったんじゃないかな。手元に一個しかないけど、これまたたくさん集めてみたかったです(何に使うんだ)。
2018年は桃鉄30周年
カププラ桃鉄編が発売された2008年が20周年ってことは、2018年には30周年。はたして記念企画があるのかどうか、桃鉄が存続しているのかどうか…。一同「桃太郎電鉄は永久に不滅です(たぶん)」
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