先日鉄コレ10周年記念の秋田中央交通軌道線セット購入後、動力ユニットをどうしようか迷っていましたが購入しちゃいましたよ。
現状デワ専用品ってことで一度市場から消えたら再生産の可能性も薄そうだし、再生産があったとしてもまた値上げかも…など考えてみたら、手に入る今のうちに買ったほうが後悔はないだろう、ってことで!
「動力ユニット TM-TR02(2軸電動貨車用B)」の内容物。
動力本体、デワ3000専用台車枠、アーノルドカプラー等々。
TM-TR02を手に取ってみると、その小ささに驚かされます。
鉄コレ黎明期の12m級動力でも小さいなぁ、と感じていましたが、それ以上ですもんね。
極小動力は「はこてつ」の動力とほぼ同等製品なんだと思いますが、まだ手にしたことが無かった身としてはちょっとした感動を覚えました。
デワ3000に履かせて問題なく走行。
2軸なので、レールの汚れに敏感に反応して微停止することもありますが、想像していた以上にスムーズに走ってくれます。
スロー走行もこなせるのが良いですね(スローだとさらにレールクリーニングは欠かせませんけども)。
カプセルプラレールに履かせてみよう
せっかく極小動力を手に入れたなら、デワだけに使うのはもったいない?ってことで、手持ちのカプセルプラレール(以下、カププラ)をNゲージ化できるか試してみました。
今回の犠牲者…いや、テスト車両はローズピンクのEF81型電気機関車。
TM-TR02を並べてみると、問題無く収まりそうな雰囲気。
EF81の中身からゼンマイシャーシを取り出して並べてみても、ほぼ同じ大きさ。
が、EF81ボディの内側にジャマな突起があります。
ゼンマイシャーシをネジ止めする重要な部分ですが、N化のためには犠牲になっていただきましょう。
ニッパー等でパチンとカット!
2カ所、切りました。
適当に切ったように見えますが、長さは右側の突起とほぼ同じくらいになるようにしています。
ここで動力と本体をくっつける手段を考える必要があるのですが…。
今回はお手軽に両面テープで!
薄い両面テープじゃなく、厚みのある強力なテープを使いました。
ボディを載せて(両面テープで接着して)カププラのNゲージ化に成功!
※後ろはBトレの旧客
今回は両面テープで済ませましたが、動力ユニットの形状に合わせたパーツをプラ板等で作って、ボディ内側に設置するなどすればより強固になると思います。紙粘土みたいなもので動力を型取りしてボディ内部にくっつけても良いかも(加工はくれぐれも自己責任で)。
後ろの車両との連結は、素直にやると届かないのでカプラー延長パーツでトコトン伸ばしてます。
延長したカプラーを装着。
もう1~2個分短くても良かったかな。
今回は後ろがBトレ客車なのでアーノルドカプラーを使いましたが、カププラ同士を連結させるならば、元々のシャーシから連結部を切り取って貼り付けるのが手っ取り早いかもしれません。
まとめ
カププラのN化、かなりヤッツケ工事な感はありますが、とりあえず動力ユニットのサイズが十分合うことがおわかりいただけたと思います(むしろ動力が小さいくらい)。動力のサイズさえ合えば、あとは工夫しだいで焼くも煮るも自由自在。
カププラ以外でもこのくらいのサイズの鉄道玩具ならなんにでも応用がききそうで、いろいろ試してみたらまだまだ遊べそうですね。
写真を見る限り「はこてつ動力」のほうが前後のウェイトが無い分、短いので、いろいろ遊ぶならTM-TR02よりはこてつ動力のほうが向いてるかもしれません。
実勢価格は3,000円弱なので複数買いはサイフにキツイとはいえ、こんな小さな動力がお店で手に入るなんて良い時代になりました(しみじみ)。
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