Nゲージ(鉄コレ・Bトレ)の見栄えを良くしてくれる付属のステッカー。
特に、顔に取り付けるヘッドマークや運行標識板(種別・行き先)は一番目立つ場所だけに、こだわってみたいところ。
初心者の方にもできる、ただ貼るよりもグッと雰囲気が良くなる小技をご紹介。
今回はサンプルとして、
鉄道コレクション阪急3000系の四角い運行標識板シールを使って見ていきます(一番右端の白いシールを使用)。
貼る相手は阪急1010系なんですけど、あくまでも「例」ってことで。
※四角ではなく丸いヘッドマークを切り抜きたい方はコチラ。
普通に貼った場合
まずは、何も手間をかけず素直に貼った場合。シールをナイフ等で切り取って、そのまま貼ると…。
シールの白色が、濃い地色(阪急マルーン)に負けてしまい白色になりません。
鉄コレのシールは半透明タイプが多いので(隠蔽力が弱いので)、車番もあまり使えなかったりするんですよね。
さらにナナメヨコからのぞいてみると、
標識板を受ける凸部分のせいで、平らに貼れていないのがカッコ悪いです。
平らに貼れたとしても、ノッペリしてて「板」らしさが無いのが物足りない。
ってことで、ここからが本番。
立体感はハガキをつかって演出
これは100円ショップで買ってきたハガキですが、わざわざ新品を買ってこなくても、DMなど要らないハガキの切れ端で全然大丈夫です。
シールの必要な部分だけ切り取って、ハガキにべたっと貼ります。
ハガキの真っ白な場所を選んで貼るのがコツ。文字とか書いてある場所に貼ると透けてしまいます。
さらに、貼りムラができないよう、しっかりと押さえて密着させます。
ハガキごとシールを切り出します。
カッターナイフでもハサミでもお好みの工具を使ってください。
切り出しました。
そのウラ面に、小さく切った両面テープを貼ります。
それを、車両の所定の位置に貼ると…。
ハガキのおかげで地色のマルーンに負けない、真っ白な運行標識板が出来ました。
さらにナナメヨコからのぞいてみると、
凸部にも負けず、板の立体感まで再現!
それほど難しい作業では無いので、板らしさの再現に悩んでいた方はぜひチャレンジしてみてください。
補足
両面テープを貼るときの補足。
貼る面に凸部がある場合、そこを避けるようにやや厚めに(2重、3重に重ねたりして)貼ってあげると、より安定します。
上の阪急1010系のサンプルでは一面にベタっと貼ってしまいましたが(あまり良くない例ですね)、両面テープ自体に少し伸縮性があるので、ある程度は柔軟にくっついてくれます。確実性を求めるなら上のイラストのように細かく貼ってみてください。
また、ハガキを選んだのは、どこの家庭にもある身近な素材ってことと、切る作業が比較的ラクなので。
スケールサイズ的にはもう少し薄い紙(またはプラ板)だとさらにリアリティが出ると思うので、他の素材を探してみても面白いかもしれません。
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