今朝の関西での大地震、本当に背筋が凍る思いでした。
私の住む西宮市では幸い被害は少なめでしたが、ひさびさに味わうあの大きな揺れは阪神大震災を思い出さずにはいられませんでした。
さて、ガスが使えなくなったお話です。
時間経過とともにガスが使えなくなった
揺れがおさまってしばらく経った後、台所のガスコンロを確認すると火が付いたのでガスは問題ナシと判断していました。
が、午後、(さらなる地震に備えて)風呂に水を溜める前に、浴槽を洗おうと温水を出したら冷たい水のまま。
ん、湯沸かし器が壊れた?? と、再びガスコンロをカチっと回してもこちらも着火しません。
朝はOKだったのになぜ?
大規模災害等でガス会社自体がストップをかける場合もありますが、わが西宮市は大阪ガスに止められたというアナウンスはありません。(大阪の一部の市ではその旨アナウンスが報道されていました)
ガスのブレーカー?
その旨、ツイッターでつぶやくと、地震で止まるから自己復旧させる手順があるよ、と教えていただきました。
調べてみると、震度5以上で安全装置が働きガスが止まるので、ガスのメーターにあるスイッチを作動させれば良いとのこと。
震度5以上で安全装置が働いて、ガスが止まる機種がある……のを知らない方が意外に多いみたい??
うち(西宮)や大阪市内の友人は、これで復旧しました! pic.twitter.com/oT0IqBzY9m
— さん (@san3_miyakko) 2018年6月18日
ガスのブレーカーが落ちる、みたいなイメージでしょうか。
ここから実際に行った手順を記しますが、事例は西宮市の大阪ガスのメーターであり、他の地域・ガス会社によっては異なる可能性もあるかもしれません。
自信がないと感じられた方はガス会社に電話してください。何か問題が発生する可能性もあるかもしれません。くれぐれも自己責任でお願いします。
ガスメーターのスイッチを1度押すだけ
まず、ガスのメーターがどこにあるか把握していなかったので、ウロウロ探索してみるとマンションの通路(自宅に近いところ)の配電盤のようなフタを開けると入っていました。
これです。
メーターの上にある赤いランプがピカピカ点滅しているのがガスが止まっているサイン。(写真は消えた後に撮ったので、CG加工で赤くしています)
メーターの左に紙がぶら下がっていて、ここに手順が記されています。
要は、ボタンを押して3分待つだけ。
思っていたよりカンタンです。
左上のフタを(左に回して)取って、その中のボタンを2~3秒ほど押しっぱなしにすると、赤いランプが点滅から点灯(点きっぱなし)状態に。
すぐに手を放して3分待てばOK。
とのことですが、再びピカピカ点滅し始めたのでちょっぴり不安になりつつも、3分待ってみると赤ランプは完全に消えました。
家に戻ってガス器具を使ってみると…温水も出るし火も付いた!やったぜ!
阪神淡路大震災のときはガス復旧を気に掛ける余裕はなかったので(全壊だったので)、なるほどこういう方法があったのかと凄く感心させられました。
まさにガスのブレーカー。勉強になりました。
コメント
まずは お互い無事でなによりです。
そう。ガス。
この安全装置、阪神・淡路以前からあったのですが、
設定がゆるかったらしいんですよねぇ。
あの揺れで ウチ、安全装置働きませんでしたもの。
同様の苦情が押し寄せたらしく。。。
かなり精密(?)なものに 入れ替えていっていたはずです。
おかげで、今回、それが働くことが証明されました。
(初めての体験)
……あんまり 体験したくありませんが。
引き続き、お気をつけて~~~
管理人様、こんにちは。
今回の地震、当方地域は防災放送での地震速報の後、揺れが来ました。幸い、揺れだけで済みましたが、鉄道が午後後半まで止まっていました。
さて、記事を読んで在阪していた阪神淡路大震災を思い出しました。
当時、大阪西区本田に居住していまして、大きく揺れ室内がめちゃくちゃになった記憶があります。その際、ガスが止まりまして、管理人様のような手順で復旧した記憶があります。
皆様無事で何よりでしたね。こちら堺市は電気・ガス・水道共に揺れの後でも何事も
なかったかの様に即使えていました。この安全装置は箕面に移り住む前の2004年
9月か10月だったか?吹田市の団地で夜11時半頃にやや大きい地震が有った時に
安全装置が働いて同じ要領で復旧させた経験が有りましたね。
今回の地震では北摂ではこれだけ被害が出ているのに堺では何事もなく平然と使える
のでライフラインのありがたさを改めて感じました。
▼まとめレスで失礼をば!
遅くなりましたが、みなさまご無事でなにより!
その後もたいした余震もなく既に10日ほど経ちましたが、
地震があの規模で収まってくれて良かったです。
(まだ引き続き警戒はしていますが)
それにしても、ガスの安全装置、
みなさんしっかり把握されて対応されていたとは!
今回初めてその存在と対処方法を知って、
ようやく皆さんと同じレベルに立つことができました。
次からは、慌てなくて済みそうです。