3DSの列車運転ゲーム「電車運転指令!東海道編」では、ガチャを回すことで電車のラッピングがどんどん増えていきます。
その数、合計150種類！
これだけ数があると玉石混交。
そもそもゲーム自体が低価格なのでヤッツケ感ただよう”ゲテモノ”デザインも多かったりしますが、中には「おっ、見覚えあるかも!?」な実車っぽいのもチラホラ混じっていて、そういう柄に出会うと結構嬉しかったりします。
そんな中から今回は、関西私鉄風味なラッピングを探し出してみました。
京風なラッピングNo.44～45
まずはコチラ。
No.44とNo.45の2種類。
これは一体何がモチーフなのか。関西私鉄ファンならこの時点でもうお分かりですね。特に44番。
44番、ドン！
このゲームには珍しい、ほぼ実車まんまなデザイン！（車体は全く違うけれどもそこは目をつむって！）
45番、ハイ！
車体が国鉄型気動車風味なので、ちょっと分かりづらいですが、イエローとホワイトを入れ替えると答えが出てきます。
モチーフはほぼ確実に京阪電車。左側は宇治線13000系、右側は京津線800系。
茶色いラッピングNo.18
つづいてはコチラ。
ラッピングNo.18。
18番、ドン！
ここからはちょっと分かりにくくなってきますが、ヒントはチョコレート色一色。「急行」等の2枚看板。貫通扉センターに車番。強調されたシルバーの窓枠。
てことで、コイツは恐らく阪急電車モチーフではないかと思われます。
かつて東海型急行（湘南色の165系）を真っ茶色に塗り替えた上、「6350」の車番を貼って「通勤特急（←阪急）」として売り出した伝説のプラレールを思い出してしまいました。
山岳鉄道? ラッピングNo.5
お次は、
ラッピングNo.5。
5番、ドン！
急勾配をぐいぐい登る街の山岳電車。
特徴的な赤色の2重ラインが神戸電鉄っぽいデザイン。
けっこう強引、ラッピングNo.33
さらに、
ラッピングNo.33。
この時点で分かった人はかなり鋭い。
33番、ドン！
これを見ても「こんな実車いたっけ?」と思われそうですが、このゲームのラッピングはけっこう強引なのです。
ヒントは顔の下側の白いラインとヘッドマーク。さらに、側面窓の柵っぽいデザイン。
機関車＋客車構成でさえも、1つのラッピングとしてまとめてしまうチカラワザを京都方面のあの鉄道で発揮。
その正体はおそらく嵯峨野観光鉄道トロッコ列車！
ディーゼル機関車の手すりを顔に描いたその強引さはキライじゃないです。
白黄色、ラッピングNo.43
最後に、
ラッピングNo.43。
ココだけ見ると東京メトロ有楽町線かな、と思ったんですが、車体に貼り付けてみると全然違った印象に。
43番、ドン！
キハ40広島色の逆塗りパターンっぽく、わりとあちこちで見かけそうなカラーリング。
今は北陸を走っているので「関西私鉄」という範疇からはちょっと遠いのですが、ヒントは路面電車。
恐らくモチーフは福井鉄道の「レトラム」。
車体の雰囲気がまったく違うので、ゲームの車両はもはやホワイト＆イエロー塗装のキハ風電車にしか見えないですけどね。
ガチャはまずは小さい数字から
と、いろいろ見てきましたが、それぞれの回答はあくまでも私個人の想像によるものなので、開発元のアークシステムワークスさんがどう考えているかは定かではありません。でも、ヘンなラッピングばかりじゃなくて、○○電鉄っぽさとか、○○系っぽさとかをちょっとでも味わえるデザインが用意されているのは好印象。実車モチーフじゃないゲームだけど、ほんの少ーしでも実車っぽさを楽しんで貰おうとしている姿勢は感じられたってことで。
ガチャは完全にランダムではなく、まず小さい番号帯から順に手に入るようになっているので、大きい番号帯がゲットできるのは結構後になってから。
なので、40番台の京阪風ラッピングを手に入れるためには、ガンガン走りまくってガチャをガンガン回しまくりましょう。（ガチャが有料じゃなくてホントに良かった）
https://blog.hirara.net/3ds-ark-densha-wrapping2/
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