ノスタルジック鉄道コレクションから、今回はキワ90タイプとDB20型をザッとご紹介。
国鉄キワ90タイプ
101系や103系のような伝統的な国鉄顔が目をひくキワ90。
オリジナルじゃなくて現存した車両なんですってね!
マニアックすぎて私も初めて知る車両でした。
Wikipediaさんに聞いてみたところ、気動車で貨車という珍しい「気動貨車」の試作車として1960年に誕生したのがこのキワ90形なんだそうです。
※同じ写真のようですが前後を入れ替えています(側面の窓に注目)
キワモノのキワではありません。(いえ、存在自体はキワモノですが)
気動車の「キ」に、ワフ・ワム等の有蓋車の「ワ」でキワ。
番号は試作車両に使われる「9」ということで、型式を分解すると納得ですね。
シンプルながらも前後非対象なキワ90の屋根上。
軌道貨車としての試験の結果はあまり芳しくなかったらしく、後にキヤ90 → ヤ390と改造されていったたそうです。
鉄コレの通しナンバーはツートンが「ノ003」、茶色が「ノ004」。
ヤ390から探るキワ90: -房総電化用装柱車ヤ390消滅直前写真と構造解説文献等から探る 貨物ディーゼル動車キワ90の姿- Kindle版
富井電鉄DB20型
一方、こちらはトミーテック……いや、富井電鉄オリジナル車両。
DB20型。
「D」でパンタレスなのでディーゼル機関車なんだとわかります。(「B」なので2軸)
白いほうは鉄コレ公式ケースに付いてくる無塗装車両かと思いきや、車番もロゴも印刷済みなのでこれで完成系なんですね。
白いのがDB2001、茶色いのがDB2002。
DB20屋根上。
シンプルすぎる箱形の姿は「プラ板で作ってみよう!」の結果生まれた車両のようにも見えます。
鉄コレの通しナンバーはグレーが「ノ005」、茶色が「ノ006」。
サイドビュー。
左右でスリットやステップの有無等、微妙に違いがあります。(写真はグレーのみですが茶色も同じ)
DB20に印刷された富井電鉄のロゴ。
グレーと茶色で違うのはなぜなんでしょう。茶色が生まれた時にちょうどロゴ刷新の時期が訪れた…とか?
左は上から順にTOMY(Oは全体を囲う丸)と読めますね。右はシンプルに「T」のみ。
鉄コレの2軸車といえば、まっさきに思い出すのは10周年記念の秋田中央交通デワ3000。
ひさびさに引っ張り出してきてノス鉄と並べてみましたが、秋田中央交通がダントツで短いです(遠近感でわかりにいですが凸型車よりわずかに短いです)。
動力化している秋田交通を走らせると改めて牽引力弱いな~と感じましたが(でもかわいい)、ノス鉄の動力はどんなもんでしょう。
動力ユニット未購入ですが、どれか1つくらいは動力化してみたいと思ってます。
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