鉄道コレクション北大阪急行2000形を購入しました。
発売された2014年は予算の都合で泣く泣くスルー。
いつか縁があれば。と心の片隅にずっと引っ掛けていたら、先日の鉄道甲子園のアウトレットセールで出会ってすかさず2箱ポチっとな!
注文した翌日に届くスピード配送に驚き。やるな鉄道甲子園!
下のポールスターはおまけのウェットティッシュ×2個。背後に見える阪神電車は送料無料のためのイケニエ。いやいや、これも初購入の品。いつの日にか有効利用させてもらいますよ。
アウトレット品なので箱の角っこが少し凹んでいたりしましたが、そこは承知の上なので大丈夫。
むしろ中身がドキドキなわけですが、そこも含めて鉄コレ北急2000形のレビューを。
パッケージには全編成表が完備
パッケージはフタ付き。いわゆるフラップ構造。
鉄コレを買ったらまず当時の編成表探しに苦労させられますが、フラップの内側に北急2000形の全ての編成表が書かれていて便利!
全7編成と少なかったこともありますがこれは有り難いです。
フロントビュー
買ったばかりのフロントビュー。
アウトレット品なので少々ビクビクでしたが、なかなかキレイな面構えじゃないですか。
銀色のステンレス地にマルーンの太帯、まさに記憶の中の2000形そのもの。
しかしまだ”すっぴん”なので少し物足りない。
ジオマトさんからインレタも販売されていますが、これまでの経験から地下鉄系は付属シールでもさほど見栄えが劣らないので、付属シールをそのまま使っています。
早速シール貼付。
2箱購入したので4両編成。先頭車は2両。
行き先はオーソドックスに「千里中央」をセット。
4両なので予備編成の2006Fにしようかと考えていましたが、付属シールの車番は2001F・2002F・2003Fの3本だけだったので、最後まで残った2002Fをチョイス。
先ほどの先頭車(右)は美顔でしたが、左側の先頭車が貫通扉にマルーンが少々ハミ出しているのが残念。
アウトレットだからというより、普通に鉄コレを買ってきても日常茶飯事なので致し方なし。何かで削るか、上から銀色をチョイと塗り重ねるかして対応しよう。
とにもかくにも行き先と車番を貼ると引き締まりますね。
付属シール
付属シールはこの通り。行き先方向幕は次の10種類。
新金岡・なかもず・江坂・天王寺・中津・新大阪・あびこ・万国博中央口・千里中央・万国博。
車番は2001F・2002F・2003Fの3編成(各8両編成分)。
さすがにスペース的に全7編成は厳しかったか。
中間車は簡易運転台付き
妻面ビュー。先頭車・中間車それぞれの車端部(妻面)。
中間車の片側(画像右端)がすごく特徴的な妻面ですが、これ、簡易運転台付きの車両なんですね(2300形)。
8両編成のうち、簡易運転台が付いてるのは4号車(2300形)・5号車(2600形)の2両のみ。
もし8両編成を実現しようとしても、2300形でその他の中間車をまかなうことになるので、大いなる妥協(あるいは大いなる改造)が求められることに。
鉄コレ2両セットにそこまで求めるのは酷だけれど、1つ1つ別の妻面が実現できていたマイクロエースの60系を思えばやはり物足りない。
でも真横から見れば側面はほぼ一緒なので、スッパリ妥協しちゃうのが吉か。
そもそも2箱しか買わなかった時点でフル編成はあきらめてますしね!
拡大サイドビュー
細かいコルゲートに漂う昭和のステンレス車感が最高。
左側車両の右下に付いてる丸いマーク。すごく小さいのに北大阪急行の社紋っぽさがしっかり伝わります。鉄コレ66系は銘板がベタ塗りだっただけにこれは嬉しいポイント。
連結間隔がけっこう広いので、以前書いた連結面縮小法で対応したいところ。
https://blog.hirara.net/tc-coupler-shorten1/
見逃せないのは、先頭車(左)・中間車(右)で違う台車をはいてる点。
重厚感あふれる台車(左)がFS-366で、軽装備な台車(右)がFS-066なんだとは思いますが、確証が持てないのでここでは「重」「軽」と呼ぶことにします。
実車写真を参考にして台車・床下機器を再配置
パッケージフラップ裏の編成表を見ると台車は、重-重-重-重-軽-軽-重-重となってますが、ネットを漁って実車の写真と見比べてみるとどうもシックリ来ないんです。【参考】JS3VXWの鉄道管理局さんの北急2000形のサイドビュー写真
デジカメの無かった時代の写真ってネット上では数少ないので、こういうサイトさんは本当に有り難いです。
先の実車写真を1両ずつ見てみると、こんな風になるんじゃないかと思います。
2000 | 2100 | 2200 | 2300 | 2600 | 2700 | 2400 | 2500 |
重 | 軽 | 重 | 軽 | 軽T | 軽T | 重 | 軽 |
重: 台車FS-366?・床下機器は多め
軽: 台車FS-066?・床下機器は少なめ
軽T: 台車FS-066?に少々追加機器・床下機器はかなり少ない(T車)
※9両編成化後の2800形は、台車FS-066?・床下機器はかなり少ない(T車)
これを踏まえて、手持ちの4両編成を、
2000-2100-2200-2500 と見立てて台車・床下機器の入れ替えを行いました。
上の2両(2000-2100)は製品そのまま。
下の2両(2200-2500)はお互い下回り・ダミーカプラーを入れ替えました。
中間車を簡易運転台付きの2300-2600にしなかったのは、実際にいた予備車4両編成(2006-2106-2206-2506)に習ったのと、4両編成なのにT車混じりがちょっぴりムズがゆかったから。
模型の簡易運転台は悩んだ末、2両目と3両目で顔を突き合わせるようにしましたが、無いものとして考えてます(ご都合主義)。
モニター屋根は着脱可能
非冷房車のモニター屋根がステキ。
真夏の駅でコレが来たらそんなことも言ってられませんけれども。
スリットに黒で色差ししたらよりリアルになるだろうなぁ、とは思いつつも、数が多いし溝が浅いので苦戦必至。機会と気合いがあれば。
ところで、このモニター屋根を見て「ん?」と思って、
シャーシ外して屋根裏を見たら、最近珍しいネジ止めが。
ネジを外して、ツメを取ってみたらなんと、
外せる!
モニター屋根は別パーツだった!
一体化パーツでも問題なさそうなのに、えらくゼイタクな作りにビックリしました。
無線アンテナ等の後付けパーツも無いし、この部分を取り外せるメリットはあまり無さそうですが、スリットに色差しする時は少しラクかもしれない。
ギャラリー
いつぞや購入した御堂筋線10系と並べるとグッと強まる1980年代の香り。
あと赤い30系もいればカンペキ。
実は30系フェイスの地下鉄を買うのは2000形が初めて。
こうして見ると非対称の窓といいなかなかイケメン。
10系の車番も付属シールで済ませたのですが、色あせて黄色っぽくなってきてるのがちょっと気になりますね。やはりインレタ最強か。
シールが色あせるほどって、10系を買ったのって何年前だったけ?
と、さかのぼってみたら、平成20年10月14日(火)発売。
平成20年は2008年。今からだと8年前。もうそんなに経つのね!時が経つのはホント早い。
しかしこの時の梅田駅の行列の凄まじさは今でもよーく覚えてますよ。平日の出勤時間帯。道行く会社員の方々の視線が痛かったこと痛かったこと。
コメント
ゲットおめでとうございます。ボク的には北急と言えば、2000形ですね!実車は見たことないけど、大阪万博でのアクセスとして雑誌などで紹介されていたのを覚えてます。
鉄コレ2000形は、日比谷で完売(1日目の状況しか知りませんが)、阪急より早く売れたと記憶しています。でも、残っていたんですね!?暫くしてから、売っていた!なんてことありますよね?!ちなみに鉄コレ21弾神戸電鉄シークレットは1年近くたって、ゲットできました。未だ量販店に21弾は10両入りが10ボックス程、在庫になっているところがあるようです。
▼まちゃさん
ありがとうございます。
私的にも北急といえばギリギリ2000形世代。
まだ北急と大阪市交との区別がよく分かってない幼い頃は、
30系の色違い? くらいに思ってましたが、
何度か乗ったことがあるので親しみはありました。
1990年代まで生きた2000形はわりと認知度もあるので、
もっと早いうちに完売するだろうなと思っていただけに、
ここまで残るのは私も予想外でした。
>鉄コレ21弾神戸電鉄シークレットは1年近くたって、ゲットできました。。
おお、おめでとうございます。
お互いまさに残り物には福がある、ですね!(笑)
入手おめでとうございます。2006編成は貫通扉に幌が付いていて独特の雰囲気が有って
好きでした。子供の頃06編成が来たら編成真ん中まで走って運転室にいつも入りたがってましたね。昨年・今年と万博で発売していたので残っていたのは知ってました。
通販と一般発売は行わない北急なのでアウトレットセールで入手出来たのは良かった
ですね。
▼TC:22615さん
おお、2006編成に乗られたことがあるんですね!
当時の自分はまだ細かい車番を意識しなかった年頃だったので、
いや、むしろ2006編成という特異な編成があること自体知らなかったので、
意識された経験があるのは羨ましいです。
北急が通販でアウトレットになるかどうかは完全に運次第でしたが、
今回見つけることが出来たのは良かったです。