鉄コレ伊賀鉄道の忍者列車(ブルー)。
発売からしばらく購入を迷っていましたが、実際乗ったことある&一度見たら忘れられない強烈なインパクトに背中を少しずつ押されて、いつの間にかやって来ていました。
この電車の魅力はなんと言ってもすさまじい眼力!
奇しくもこの記事をまとめた直後に松本零士先生の訃報が飛び込んで来て驚きました。ご冥福をお祈りするとともに、そんな松本先生の長い人生の1コマでもあった忍者電車をご紹介してみます。
眼力サイドビュー
まずはいきなりサイドビュー。
目!目!目!目!
ゲシュタルト崩壊を起こしそう!
1面だけでも迫力あるのに4面ならべたらちょっとコワイですね。
ひと目見て松本零士氏だとわかる特徴的なこのお目目。私の中ではメーテルです。
ビビビッて感じのドアまわりの効果線も良い味出してて、線路にならべただけでかなり存在感あります。
ちぐはぐなパンタグラフも味
パンタグラフ(201号車)が前後で違うのは間違ったわけではありません。
実車も前後ちがうパンタグラフで、指定パンタグラフも珍しい2段表記(右端)。
私も買う時に初めて認識して驚きましたが、こういうチグハグさはキライじゃありません。
今回は指定どおりPG16とPT4811Nを使いました。ちょうど半端に余らせていたものがあったので。
写真ではパンタを2つとも上げましたが、実車の写真を見てみると普段は前パンタだけおろして走っているようです。
動力ユニットは TM-06R が指定されています。
眼力フロントビュー
サイドとは少しちがう正面のお顔。
こちらのほうが”つり目”で、深い鼻筋とともにキリリと険しい表情になっています。メーテルよりも悪人面。
元は東急電鉄1000系だったこの電車。元は銀色のステンレス車両だとわからないほど徹底的に変装させちゃう伊賀鉄道の心意気はすごいと思います。
行き先は「伊賀神戸(いがかんべ)」。
行き先表示やワンマンが枠の内側に小さく切り取られているのも実車どおり。
実車の表示枠はもう一回りほど小さいですが、これ以上小さくすると文字が判別しづらくなりそうなのでNスケールなら十分でしょう。
写真では青色がけっこう濃く写っていますが、デジカメのホワイトバランスがあまり上手く行ってないようで実物はもう少し薄いです。
下の妻面写真にチラりと写る青色が実物に近いです。
※スマホ・PC等、環境により異なるので全く同じ色ではありません
面影の妻面
妻面だけはステンレス。元車両の面影が残ります。
パッケージ・付属品
鉄道コレクション伊賀鉄道200系201編成(忍者列車青色)2両セットB
ラッピング車だけあってちょっぴり色気のあるパッケージ。タイトル文字の後ろにも目が。
側面にも顔が描かれていますが微妙に画像が粗い?
ウラ面は実車解説やらアンテナ説明書やら長靴をはいた猫やら。
付属パーツは無線アンテナ2本(灰色)と台車枠1両分(黒色)。台車枠ランナーにはTS-1006の刻印。
アンテナ装着などなど
初期状態では無線アンテナ取り付けのガイド穴が見えないタイプなので、屋根を外す必要があります。
が、屋根を外しただけでクーラーがポロリポロリ…。弱い。
アンテナ・パンタグラフとともにクーラーパーツも接着剤で固定しておきました。
接着剤はいつもの木工用ボンド。
軽く引っ張っても抜けない程度に固定できます。ボンドがはみ出してもわりとキレイに取れる使い勝手の良さから木工用ボンドを愛用しています。
屋根上整備完了。
シャーシ底。
鉄コレの通しナンバーは 1880-1881。(C)松本零士/零時社 のクレジット表記もここに。
プラ車輪のままですが動力化はまたいずれ。
おわりに~仲間も続々?
伊賀鉄道の忍者列車はブルーだけではありません。
ピンク・グリーンも走っていますが、なんとこれら2種も製品化が決定!(2023年5月に発売予定)
青をハットリ君とするなら、ピンクがシンゾウ、緑がケムマキに……と結びつけるのは松本零士顔だけにかなり強引ですが、なんとなく仲間を増やしたい気持ちになってしまうデンジャラス。
しかしラッピング車は値が張る上、この5~6月はなぜか気になる鉄コレが集中する激戦区!
ハットリ君…ではなく今回のブルーも発売からだいぶ経ってから入手したので、縁があれば!(むしろサイフが元気だったなら!)
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